PS2LinuxをPS2専用HDD以外にインストールする

 インストールに使用したPS2LinuxのバージョンはBeta Release 1です。 これ以外でも同じようにインストールできるのかは知りません。  PS2本体の型番限定[SCPH-10000/15000/18000]。

ことの始まり

 「ここは PS2 Linux 関係の日本語ページ」(勝手にリンク貼らせてもらいます) http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/7128/ より:

■これなんでしょ??? 2001-06-27

>...
PCIC: I/O DATA CBIDE II detected
>...

 ここの引用部分を自分たちの都合の良いように解釈すると、 「PS2LinuxではCBIDE IIなど、PC用のデバイスが使用できる」 かもしれない、ということですね。と言うわけなので、試してみます。

PCカードについて

 問題点としては、CBIDE IIは既に 生産終了品(http://www.iodata.jp/products/pccard/cbide2.htm) である、と言うこと。 このページを見てPS2Linuxを無謀にもI-O DATA製のHDDにインストールしようと思った人は(多分いないって)、 何か別の代用品を探す必要があるでしょう。

 一応、動作確認しました(が、すべてのPS2で動作するとまでは言えません)。 動かなくても保証してくれるところはどこにもないので。 具体的に言っておくと、SCPH-10000,SCPH-15000,SCPH-18000以外では絶対に動きません。 そもそもPS2の仕様変更のため、SCPH-30000以降PCカードスロットはなくなりました。

画像も掲載しておくので、ジャンクを探すときなどはこのラベルの貼られたPCカードを探しましょう。 CBIDE II [CBIDE II]画像。

 案その1:
CBIDE IIの後継機種である CI-iCN(http://www.iodata.jp/prod/storage/option/2001/ci-icn/index.htm) を利用する方法。外観が変わっただけで内部はまったく変わっていないようですが、 これは持っていないのでわかりません。

CI-iCN [CI-iCN]画像。

 案その2:
チャレンジャーな方へ。CI-iCNと同じで外観が異なるだけのはずです。 これは持っているのでいずれ動作確認します。 CI-iCN(http://supertank.iodata.jp/products/psic/)

PS-iC [PS-iC]画像。

動作させるための方法

 これらのカードは、購入時のデフォルトのモードではPS2では動作しません。 これから、これらのカードをPS2で使用できるように設定を変更します。

注:これをするだけなら保証の範囲内です。 PC本体に接続して設定が変わっていなかったら不良品の可能性があるので、PCも用意しておきましょう。

 設定とは、カード側面にあるスイッチを32Bit側から16Bit側に切り替えることです。 え、そんなスイッチどこにあるのかだって?
カード側面の色の違う位置を見ましょう
ここです。ここ。普通気がつきませんよ。なお、設定方法はカード裏面に書いてあります。

 設定を切り替えたら、とりあえずPCに接続して16Bitモードになっていることを確認しましょう。 この16Bitモードを使用すれば、486のノートパソコンに数百GBのHDDを付けることも可能かもしれません。 実際80GBのHDDは使用できましたから。

 HDDはどうすればいい?

 I-O DATAのiConnect対応のHDDならどんなのでもいいと思います。 大きすぎるとPS2が認識しないかもしれません。

 PS2専用HDDは40GBなので、よほどのことがない限り80GBや120GBを使うことになるでしょう。 160GBを認識するかどうかはまだ未知数です。今度試してみたいと思いますが、多分無理かと。

 なお、USB2-iCNというiConnect-USB規格2.0変換ケーブルを使用すれば、 かつUSBSTORAGE-MODを有効にして、USB1.1の速度でなら、これらのHDDはUSB接続で普通に使える様子。 ただし速度は約1MB/Sec程度しか出ませんが。

...ですが、重要なデータの入ったディスクをつなぐのだけはやめておきましょう_| ̄|○ < 重要なデータを飛ばした人

さあ、接続しよう

 まだ書いてません...

 いっぱい写真取らないといけないので...

CBIDE2と80GBのHDDでインストール

 普通にPS2LinuxのDVDを入れてインストーラを起動します。普通に認識されています。 DiskDruidでの認識画面
なお、HDDユーティリティでは「PS2専用HDD接続されていません」とか言われました。 やっぱりゲームには使わせてもらえないようです。

 筆者のPS2はDVDピックアップがへたれているので、80GBのHDDの78GBほどを/に一気に割り当てたら いつものDVD読み取りエラーで/のFormat中にインストーラが死にましたが、 たぶんHDDの容量の問題ではないと思います。思いたいです。 その後は、/に8GBと控えめにしてインストールしたので、特に問題は出ませんでしたが。

 PS2LinuxはHDDとIDEインターフェイスが変わっても何事もなく起動しました。 ただ、LANがなくなるのでUSB接続のそれまでよりもさらに遅いUSB-LAN変換を買ってこないと StandAloneなLinuxマシンが出来上がってしまいます。

あと、気になる点としては、これはPS2Linux Beta Release 1のインストーラであり、 PS2専用HDDの領域を確保するときは全容量を使用できなかった(2GB使用できずに残る)のに対し、 このHDDでは全領域を確保することが出来た(インストールは途中で止まったけど)ことですね。 後でPCに繋いで調べたら、 基本領域1、拡張領域中に論理領域1が作成されて空き70GBは拡張領域内にありました。 [図参照、しかし図のうpはまた今度]

結論

 多分、使えます。PS2LinuxはPS2を普通のパソコンとして扱うことが出来るようです。 そもそも、Linuxから見てPCカードスロットが「[PS2専用HDD]専用」とは思えないし。

 ただ、そのままではLANがなくなるので「本当にそれでいいのか」と思います。

 よって、私は「PS2専用HDDユニットを使う」ことを推奨します。

 USBのLANって遅くてファイルサーバに使えないよ。

ところで、

 こういうのって使えるんですかねー。 PS2にISAやCバスを拡張する意味はないと思いますが...ってこれ付けたらHDD繋がらないじゃーん(ぉ
SCSIorIOカード...LAN...わざわざISAで揃えるか?って、 IOカード入手できたらHDD,FDD、シリアル・パラレルポートもついたPCになってしまうわな。

 ISAとUSB1.1仕様、どっちが早いんだろう...きっと理論値ならISAなんだろうな...

 一応言っておくけど、絶対無理だと思うし何より値段が...


USB-LAN導入に続く?
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