岩井不巡 スポーツコラム
スタジアムで会いましょう

 チャンスをものにする方法 いけ木島良輔選手---------------------------------------------
 
 かなめになる選手が怪我、代表チームに選出でチームをぬける。
 出場機会の少ないものにとっては大いなるチャンスになる。
 が、このチャンスをまえにして、気迫のなさ、貪欲さの欠如といった準備不足が気になる。
 せっかくのチャンス到来。
 だのに、可もなく不可もなくといったように、そつなく終えることに満足してやいまいか。
 
 きみの得意はなんだ。
 ドリブル。
 そうか、で、チャンスにドリブルを披露できたのか。
 できなかった、守るだけで精一杯だった。
 嘘をいえ、挑戦しようとしなかっただけじゃないか。
 ダメの理由は不要なのだ。
 いかなかったという事実だけが残る。
 
 グランドには銭がおちている。
 それはいまも変らない。
 出場しなければ、年俸はあがりっこない。
 
 さぁ、チャンスだ。
 ドリブルが得意なら、そのドリブルで、何遍も何遍も果敢にアタック。
 だれだ、あの選手は?
 観客はそこではじめてメンバー表に載っているきみの背番号と名前をしる。
 観客がきみの名前をしらないのは、きみが観客に名前をおぼえてもらう努力を怠っている。
 それだけだ。
 
 チャンスとは、きみの得意技をアピールするまたとないお披露目の場なのである。
 こころしていくべし。
 チャンスは何遍もくるもんか。
 チャンスは2度こない。
 ラストチャンス。
 いつだってそのつもり。
 
 これでもかこれでもか、とくりかえせ。
 たとえ失敗したとしても、また何遍も何遍も繰返す。
 ガッツのある選手、なかなかいないぜ。
 それだって、相当なインパクトをもつ。
 
 ヘッドコーチはそれをみて、嫌ならばはずすだろうし、行くな、と指示がくる。
 それまではきみをつかさどるのはきみ自身である。
 
 だから著者は大分トリニータのゼッケン33、木島良輔選手が好きなのである。(6.15.05)
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