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サッカーがうまい、サッカーが上手って -------------------------------------
おとなとサッカーはしない。
したくないから。
楽しくないから。
守りがどう、システムがどうの。
言葉ばっかり。
まるで、会社の延長だ。
そんなに会社が好きなのか。
こころに壁をつくるのが得意。
そのこころの壁をこわそうと努力しない。
そりゃそうか。
こころの壁をつくっている自覚がないのだから。
こころの壁がつくられているのに気づかない。
こころの壁をこわせるはずもない。
その意識がすっぽりぬけおちている。
新入りと古株。
先輩と後輩。
いたるところに、壁壁壁。
どうしていつもこうなのか。
サッカーはただ得点を競うスポーツなのに。
みんなそれを忘れている。
ちびっこたちと、ずうっとまえからサッカーを楽しんでいる。
土曜日のこと。
たくちゃんともずうっといっしょに楽しんできた。
ドリブルがたくみで、攻撃が好き。
あるときたくちゃんに、
「いまのうちにたくちゃんのサインをもらっておこうかな。」
そういうと、たくちゃんは、
「ぼくよりも上手なひとはたくさんいる。」
といい、別のチームではたくちゃんはディフェンスになるという。
「ぼくなんかより、ずうっとうまいひとがいますっから。」
たくちゃんの口調はこどものものではなかった。
いいや、ちがう。
たくちゃん、それはまちがっている。
サッカーがうまい、ということは・・・、つまり・・・
サッカーが上手、ということは・・・、つまり・・・
それいらい。
著者は考えつづけざるをえず。
うまい、とはなにか。
上手、とはなにか。
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