コロンビア戦、稲本選手とポジション ---------------------------------------------------------
イヴィツァ・オシム監督は稲本潤一選手を、いわゆるトップ下で起用する。
著者はいいアイディアだとおもっている。
が、当の稲本潤一選手本人は、
やったことのないポジションであること。
本来のボランチのほうがやりやすいこと。
等々のたまう。
またか・・・。
これだからニッポンはダメなのだ。
ニッポンの選手諸君がポジションについての不満をこぼすたび、著者はおもいだす。
ワールドカップアメリカ大会のブラジルチーム。
そのときの左サイドバックのことを。
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ。
鹿島アントラーズではトップ下。
Jリーグ通算49試合30ゴール。
かれはセレソンに呼ばれたことを誇る。
ゆえに、どのポジションであってもレオナルドは承服する。
感謝こそすれ、不満などこぼすものか。
われわれがするのはチェスではない、フッチボルなのだ。
ベストをつくすだけさ。
かれはウィンクしてみせた。
適正な配置。
つまりポジションへの適性。
などと簡単にいう。
けれど、そんなもの、はじめからあるのかどうか。
確認済だ、とでもいうのだろうか。
そんなものはおもいこみにすぎない。
稲本潤一選手にとっては最高のチャンスであったわけである。
わくわくする、くらいにならなくて、どうするのか。
レオナルドとくらべると、ベクトルがまったく逆を向く。
これをニッポン体質といわず、なんというべきか。
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