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2008年
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敬称略
2008年9月2日
 柔道サイコー -------------------------------------------------------

 北京オリンピック柔道100キロ超級。
 オリンピックチャンピオンは、
「柔道サイコー。」
といっておどけた。

 おとなたちは、そんな石井慧選手に、
「しゃべるな。」
と注意する。

 なぜ、そんなことをいうのだろう。

 石井慧選手がたのしそうにしゃべる。
 それをみて視聴者はたのしい気持ちになる。
 なにより、テレビのまえでくぎづけになっているのは、第2、第3の石井慧選手たちなのである。
 おとなたちはそれに気づかない。
 ニッポンだけではない。
 石井慧選手がおどける姿をみて、少年少女たちは柔道をはじめる。
 なぜか。
 楽しそうだから。
 石井慧選手こそ、ニッポン柔道のよき広告塔。
 だのに。

 筆者ならば、石井慧選手にしゃべってしゃべって笑かしてこい。
 とハッパをかける。
 余計なことをいうな、とはいわない。
 そもそも余計なことなどないではないか。

 おとなたちはなにを恐れるのか。
 ニッポンの強化方針がばれる?
 だが北京オリンピックでそのような一貫性は感じられなかった。
 ではなにか。
 ニッポン柔道が軽んぜられるのが気にさわるのだろう。

 剣道はスポーツではない。
 貼紙をみたことがある。
 では剣道とはなにか。

 柔道対JUDO。
 柔道は柔道、JUDOと表すにすぎない。
 対立するものではない。
 世界に普及することが目的であったはずではないのか。
 フランスでは競技人口は約50万だという。
 そういう世界で石井慧選手は研鑽をつんだ。
 その結果のオリンピックチャンピオンである。

 柔道はスポーツなのである。
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