橘いずみ 「華麗なる生活」
2000.10.31 心斎橋クアトロ
ライヴに行った理由はもう一つ。迸るエネルギーを持ち、壊れそうな20代半ばの女が、どんな30才になったのか、とても興味があった。もし私が、みゆき世代で歌をタイムリーに聴いていたなら、同じように中島みゆきの歳の取り方を追跡しただろうと思う。聴きはじめるのが遅かったのと、私の歳、どうあがいても、みゆきさんは後追いになってしまう。。。。
若い頃もてはやされることに、私は興味がない。気になるのは、一旦もてはやされた人が、どう生きるのか?どんな歳の取り方するのかです。
壊れそうな脆さを、歌や絵、形で表現することで認められてしまった後のその人に興味がある。尾崎豊などもそうですが、死んでしまうのは、あまりに似合ているので苦手。
いずれ皆死ぬのですが、良い意味で裏切られたい。生き方として私が好きなのが中島みゆきなのです。橘いずみは、どんな人になり、なってゆくのだろうか。

さてライブ

1時間前から会場に入り、することもなくボーッと過ごす。熱狂的ファンでない私には、この待ち時間が少し苦痛。オールスタンディングのワンドリンク付きライヴ。何故かメチャ良いチケットで、ステージまで4mほどの場所に立っている私。前を遮るのは2名のみ。中央やや左の場所。熱烈ファンに混じり少し恐ろしい。ファン層にも興味があった。男:女=6.5:3.5くらいかな(細かい)オタク系の男の子(こういう言い方失礼かな・・・)が多いのが以外だった。年齢は、中学生の頃に「失格」や「バニラ」を聴いていた辺り。つまり20代前半。チョロチョロっと年配の方。

いずみさん登場。なんじゃその頭〜〜〜!
金髪のパンチ(爆笑)ヅラじゃないよ地毛。一言で言うなら
「モンチ」
女の子からは「いずみチャン可愛いぃ♪」
男の子からは「いずみさんカッコエエぇ」という声が飛ぶ。
「ただいまぁ!」といずみさん。
「お帰り待ってたよっ」と声をかける客。
大阪弁でやりとり、小さい箱でやる良い面ですね。

ガンガンノリまくる人、これに違和感はない。しかし、ほぼ最前列で、足元も体も固まったまま、無表情でひたすらステージを見ている女の子、恐かった。狭い場所なので、ステージの上から、お客さんの顔見えてると思うんだけど、無表情で直立不動で自分を見られるって、どんな感じがしてるのか、いずみさんに尋ねてみたい(笑) 「こうじゃなきゃならない、という楽しみ方はないので、みんな、自分の形で楽しんでいってください」と最初に云ったイズミさん。だから無表情も、涙も個人の自由(笑)

いずみさん、元気だわ。痩せてたのでもう少し太くてもいいかな。オサルさん髪型と体形と挑戦的な眼と元気の良さ、坂井真紀(字合ってるかな?)が超ショートカットで演じたドラマあったよね、その雰囲気に似てる。サカイマキは個人的に苦手な雰囲気ですが・・・・。

いずみさんのエネルギーは健在でした。アルバム全部聴いてないので、曲順は書きませんが、印象的だったのは、1曲目の力強く優しい「太陽」。
「WINDOW」転調して歌った「バニラ」と「失格」。特に「失格」では「梅田・難波・心斎橋・元町・西宮ぁ〜あんなに好きだった街も もうとっくに忘れたぁ!」の地名の部分を客席に歌わせた後で、
「あんなに好きだった街も・・・・
まだ忘れてなぁ〜い
と笑顔で叫んだところ。あと、初めて聴いた曲の中で、内容が、
みゆきさんの「ミルク32」に似てるもの。年取ったのを嘆くのではなく、
憂いを帯びながら開き直る感じの歌。
その中で「
今年の12月で32ぃ〜」と、またも笑いながら歌い飛ばした場面は凄く良かった。ちょっと笑える。そういう瞬間は、チャーミングだと思った。彼女の音楽は、腹の底にズンズンくるビート感と、高く激しいけれど耳にうるさくない声音と、言葉数の多い早口言葉のような歌詞が特徴ですね。

来年には久しぶりにレコード出すらしいです。(彼女はレコードと言ってました) さてさて、私の興味はいつまで続くかな・・・・。ちっともライヴレポートにはなってないけど、以上、ライヴに寄せて。。

おまけ 今のとこ好きな曲
とっても・・・
TOUGH/WINDOW/NATASHA/ゼッケン5/バニラ/失格/
まあまあ・・・
上海バンドネオン/DARK ZOO/永遠のパズル/東京発/
サルの歌/太陽/BROWN



チケット入手 こぼれ話

またもやオークションでゲットした。ローソンチケットででも買おうかと思ってたとき、見つけてしまった定価以下のチケット。4500円のとこ3500円で落札。しかも整理番号100番内だ。私は安い女:笑:
定価以下なんて、いずみさんゴメン!

3日前の落札だったので、当日会場で手渡してもらうことになった。
整理番号を教えてもらって、その番号の辺りに並ぶ。そうすると、相手がチケットを持って登場する、という予定。譲ってくれる人は、遠方から新幹線でいらっしゃる女性。ちょっとドキドキした(下心という意味でなくて^-^;) 

会場はビルの8階で、並ぶ場所は8階から下に向かっていくヒッソリとした階段。一旦8階に上がってから、人にジロジロ見られながら階段を下る(苦痛) しかし負けず嫌いなので(こんなとこで勝負もクソもないんだが) 颯爽と階段を下りる。空気の通りが悪い空間に人が密集、めまいがした(笑) ネットで知り合った人に会うときって、想像が膨らむよね。別にチケットだけの縁だから、どっちでもいいと思いつつ、やはり素敵な女性が来ると嬉しい
(オヤジ) でも最悪(?)の事態も覚悟しつつ。(って大概な言い方でゴメンなさい)

待つこと10分。女性が一人下りてくる。あ〜この人だったらイイワ(何が)
ふと眼が合う。〇〇番ですか?はい。。。。
やった。イケテルよん(笑)
 現実に、その人とどうこうする問題ではないが、やはり気持ちが良い。閉鎖的な雰囲気に息が詰まりそうだった空間で、爽やかな人でした。スムーズにチケット受け渡し完了。そんでその彼女が言うには 「さっき階段下りて来るとき、素敵な人だと思って見てたんですが、そうでしたか」。
弱っている私には最高のお世辞だ(^.^) お世辞と分かりつつ、その気になる。当日の私、髪下ろして口紅しっかり塗って、青いサテンのシャツに黒いジャケット、黒いパンツ。
エセ似非ホストのほうな格好だ。 頑張り過ぎ(笑) でも、良い印象として言われるのは嬉しかった。
最近、心が草臥れておりまして、こういう些細な言葉に弱い。
危ない危ない。ワハハハ。その人は、眼に優しかっただけで、それ以上、どうしたいというのはありません。(当たり前)

ということで、楽しかったです。帰ってから、チケット御礼のメールして、チャーミングだったと付け加えて (こういうとこイヤラシイ?) 眠ろうと思ったらрェ鳴って、1時間喋って、明け方寝て、明け方眼が覚めた(笑) テンション上がったままなのね。音が激しかったので、耳もオカシイ、今でもオカシイ耳。それとも、オカシイのは私の頭?

気分転換になりました。滅入ると、つい外に出なくなるので、ライヴ、行ってよかった・・・。元気な30代の橘さんも見れて、よし!このまま夜会のチケット手に入れて、中島みゆき夜会、渋谷コクーンへ行ってやるぅ〜と思った次第です。え〜っと、シブヤシブヤ、、、そうそうこの歌
一人夜の渋谷で待つのは好きじゃない(by 失格) 

橘さんのコーナーなので、一応彼女の歌で締めませう
 (^-^)ヘイヘイヘ〜イ