「地震とは」

まず地震とはなにか、よく海溝型地震や直下型地震と言われますが、どちらも地球のプレートの動きが関係してきます。地球の表面はいくつもの大きなプレート(プレートはそのままの意味で地球の外側を覆っているもの)に覆われ、その上に私たちが住む大陸があります。昔から言われているようにプレートはゆっくりですが常に動いていて、これが地震の原因となるわけです。


海溝型の地震というのは簡単に言うとプレートの境目で沈み込んだプレートが戻ろうとする動きが地震の原因となります。
地球上を覆っているプレートはひとつではなく、いくつもあります。それらが常に移動しているわけですからどこかでプレート同士がぶつかります。日本近海でもそういった状況になっています。そしてぶつかった海側のプレートは陸側のプレートを地下に引きずり込んで海溝を形成します。この引き込まれていった陸側のプレートが反発して一気に元に戻る動きが大きな地震となります。
海溝型地震は、陸側のプレートが一気に反発するまえに前兆すべりといわれるわずかな動きが生じます。この前兆すべりさえとらえることができれば地震を短期予知することが可能とされ、東海地震の予知観測網がその代表的な例です。一般に海溝型地震はエネルギーが大きく、大地震を起こします。





海溝型地震で説明したように、地球上のプレートは常に動いています。直下型地震はこのエネルギーによって地盤が破壊されることによって引き起こされます。
たとえば誰かと手を合わせて押し合ってみてください。そのときのエネルギーは手と手が触れ合っている部分だけではなく腕から体全体にかかっています。どちらかが強いか、どちらかが力尽きればバランスを崩して倒れるでしょう。それと同じようなことが地球上のプレートでも起こっているのです。プレートの境目では海側のプレートは沈み、陸側のプレートは引きずり込まれるわけですが、このとき常に互いのプレートには大きな力が蓄積されます。これに耐え切れなくなったときに断層(地盤のずれのこと)が破壊され、一気にずれることにより地震を引き起こすのです。
地盤はだいたい一定の力を溜め込むと破壊されるため、直下型地震は過去の記録や地層を調べれば次にいつ地震が来るかだいたい予想がつきます。しかし直下型地震はその名のとおり陸地、しかもかなり浅いところで起こるため、大都市直下で起こる可能性も高く、ひとたび発生すれば大きな被害は免れません。