揺れが収まったら行動する準備を
地震の第一波は数十秒〜一分ほどで収まりますが、その後に迅速に行動を起こせるかどうかが被害の大きさに影響します。

まずは周囲の状況をしっかり確認しましょう。出火していないか、ガスなどは漏れていないか、家族は無事か、など確認し安全を確認しましょう。
そして部屋の中は地震の揺れにより崩壊した壁やガラスの破片に覆われているはずです。素足や靴下だけではかならずガラスの破片などで怪我をしてしまいます。安全に行動できるようにまずは足を保護するための靴を履きましょう。靴は釘などを踏んでも踏み抜かないような頑丈で動きやすいものを用意しておくといいでしょう。また、服装も気をつけないといけません。化繊の衣類は火に弱く、ガラスなどのとがったもので傷つきやすいので避けるべきです。もちろん半袖や薄着では怪我をしてしまうので肌を露出しないように長袖で(夏でもできるだけ!薄くても長袖を!)、できるだけ綿のものを着るといいでしょう。綿は火に強く、ガラスなどの危険物に対しても抵抗力があり、汗を吸収してくれます。

はじめの揺れで火災が発生しなかったり、食い止めることができたとしてもそれで安全というわけにはいきません。たとえ家屋の被害が少なく見えて外へ避難する必要がなくても余震に対する備え、避難の準備はしておきましょう。
被害が少ないように見えても目に見えないところで相当な被害を受けて、室内の家具や火元も不安定になっている可能性が高いからです。揺れが収まったらもう一度出火していないか、ガスは漏れていないかなどを点検する必要があります。地震の後はガスが漏れている可能性が非常に高いため、しばらくは火を使ったりタバコを吸うことは控えるべきです。
また、地震の揺れにより室内に散乱した落下物や崩壊した壁やガラスを片付けて「これで安全」などと思ってはいけません。余震で落下しそうなものは低いところにおろしたり、家具を倒してしまったり、照明器具なども固定しているねじ等がかなり緩んでいるはずなので外すか降ろすかしましょう。また、発火性や引火性のある危険物や化学薬品がある場合は安全な場所に始末することも忘れてはいけません。

実に多いトラブルがマンションや高層団地でドアや窓が地震の揺れで歪み、開かなくなってしまうケースです。外への出入り口が一箇所しかなかったら生命線を断たれるようなものです。高層階になれば飛び降りることもできません。地震の揺れが収まったらドアが開くうちに開けておくようにしましょう。また、こういった事態に備えてベランダの非常口付近にはものを置かないようにしましょう。(自分も、近隣住民もいざというときに困ります)万が一閉じ込められてしまった場合にドアをこじ開けるバールを玄関の靴箱などに入れておくとよいでしょう。もちろんこれは万が一のときの救助活動にも使えます!
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