その1−京王百貨店「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」
2004・1・12
今日は、成人の日で、世間もお休み。
だからなのかっ?!駅弁大会は、大混雑であるっ!
私は、前の日から、新聞の折込チラシをチェックして、親子対決の「鮭&いくら」もいいし、「牛肉どまん中」もおいしそうだし、今年から参加の徳島の「阿波地鶏弁当」も試してみたいし…と夢を膨らませていたのに…それどころではなかったのよー。
朝の7〜8時の満員電車に乗っているがごとく、人に押されまくりである。
何処に親子対決があって、牛肉どまん中があるやら、わからんちんである。各々の弁当屋さんの前から、人の列ができていて、それをたどっていくと、「いかめし最後尾」とか「かにめし最後尾」とかの札を持った店員さんに、行き当たるのである。
もう8年も前から、この大会の参加者である私は、楽々買えなければ、買いたくない、という妙なこだわりがある。8年並ばずに買ってきたのだ、並んで買うなど言語道断であるっ!!(そんなにむきにならなくても…)
売り切れのところも続出で、もうここまで来ていったいどうしたらいいの?と並ばず買えるところを探していると、□■弁当のところだけは、すぐ買えそうである。しかもたくさん積み上げてある。
むーん。悩む。いくらすぐ買えても、欲しくないものは欲しくないので買えないのだ。ああっ、折角すいているのに…。□■弁当屋さんのきもちになると、うら寂しい気持ちになり、一つぐらい買っても、と思うのだが、同情されて買われるのも□■弁当もいやだろう。うむ、やっぱりやめよう。
結局、揉みに揉まれるなか、「そうだ、新宿駅で売っている弁当、ある意味本当の駅弁を買って帰ればいいんだ」と思いつき、駅に向かう。
しかし、いつもは、輝いて見える駅前の弁当も、今日はなんだかぼんやり霞んで見える。
誰も並んでもいない弁当屋の前に佇む私。
不思議なものね。
祭りの後のような脱力感。
目に涙さえにじませて、買わずに駅を後にするのだった。
ほんとにもう、この駅弁野郎ったら。泣くこたないよ、泣くこた。