だるまの足日記∞9月

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森下

久しぶりに、歯医者に行った。
 実は、大変なことになったのだった。
 それは、甘木さんの引越しの時のことだった。
近所のおじさんが、とても親切にしてくれたので嬉しくなり、「ありがとうございました」と勢いよくお辞儀をしたら、何かがカーンといい音をたてて地面に落ちた。
 え、何?と拾ってみると、なんとさし歯だった。しかも 前歯4本つながりのでかい奴。すぐに嵌める訳にもいかず、左手に握り、右手で口を隠し、にやにや笑いながら甘木さんのうちへと逃げた。
 このさし歯の無い顔は、誰にも見せられない。百年の恋も冷めるであろう。鬼婆のようだといっても過言ではない。
 でもよかった、これが舞台じゃなくて。
 最前列のお客さんの頭に刺さったら、と思うと冷や汗が出る。客に噛みつくだるま食堂という評判が立ってしまう。おお、恐い恐い。
 しかし、このさし歯の無い顔を見ている人が一人いる。それは、歯医者さんである。またしばらく御世話になります。
 

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さとう

出掛けに、いやな電話があって、心がトゲトゲしたまま地下鉄に乗った。座席には、やさしそうなおばあちゃんと、若いお母さん、3才くらいの姉ちゃんと2才くらいの男の子が座っていた。
「どれどれ、おばあちゃんにも見せとくれ。何だい、このカードは」
「これはね、ホシがおおいほうがね、つよいんだよ」
「ふーん、何だかよくわかんないねえ、おばあちゃんには。アハハ」
それを見て、若いお母さんも楽しそうに笑っている。見るからにほのぼのとして、私の心のトゲトゲも柔らかくなっていく。他の乗客もニコニコ顔で、このやり取りを見守っている。フーン、若いお母さんとおばあちゃんは顔が似ているから、きっと親子だな…。すると、久しぶりに娘と孫に会って、お買い物かな。いや、遊園地にでも行くのかな。すると、おばあちゃん、「いたずら盛りが2人じゃあ、あなたも大変ねえ」…ハハーン、するとこの2人は嫁と姑だったのか。しばらくして次の駅に着くと、おばあちゃんが立ち上がって「私はここで降りるから」と女の子と名残り惜しそうに手を取り合って「じゃあ、おばあちゃんによろしくね」なんだ、おばあちゃんの友達だったのかあ。するとおばあちゃん「知らないおばあちゃんが、よろしく言ってたよって。じゃあ、さよなら」と降りて行った。???何だ?子供は、国の宝ってことかな?

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星野

ひさしぶりに、ゴールデン街にいった。だるまの3人と、ダンディなO氏の4人連れ。昔から、何かとお世話になっているお店『ダンさん』で、飲んだり唄ったり踊ったり。楽しゅうございました。

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星野

前日、大騒ぎをしたので、今日は家でおとなしくチラシ製作。義理の兄(森下の夫)ケベ氏が10月にコント・ライブをやるのだ。ケベ氏の写真をスキャナーで取り込んだものを、私のお気に入りソフト『スーパーキッド』で、いろいろいじくってみる。うしし。ジャズ・プレーヤーのようになったり、猿みたいになったり、危ない人になったりした後、右のようなイラストに落ち着いた。このチラシを見て、お客さんが一杯入ってくれると良いのだが。うーむ。

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さとう

今夜は、ある美人姉妹と楽しい酒を飲み、ゴキゲンで帰って来た。あんまりゴキゲンなので、マンションのエレベーターに乗る時にクツを脱いで乗ろうとして、あわてて履き直した。あー、びっくりした!そのまま気がつかないでクツを脱ぎっぱなしにしていたら、後から夫が帰って来た時、私がゴキゲンで帰って来た事がばれてしまう!あぶない、あぶない……。

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さとう

我が家は、けっこう窓を開け放してあるので、時々夜になると蛾や蜂、時にはゴキブリやセミなどの虫が飛びこんでくる事がある。今夜もセミのような羽音で、バチバチと電灯に体当たりする音がしたので、「ギャー」と逃げ回っていた。よく見るとトンボが見れるとは、すっかり秋になったものだなあと、しみじみとした。

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8月の日記でございます。

 

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