


自閉症の人たちとどう接していったらわからないと言われることがよくあるのですが、特性を理解して慣れてくるとなんでもないことです。
しかし一番困るのは急にパニックを起こすと普通の人たちはびっくりしてどう接したらよいかやはりわからないと思います。
一番いいのは理解をしてもらってパニックを起こさないようにするということにつきるのですが、どうしたらよいのか・・・?ということになってくるかと思います。
「さてどうしたらよいのか???」と考えてみると、自閉症の方はまずこだわりが強いのでイレギュラーなことが苦手です。確かにうちのぽんもそういうことがとても苦手です。
なのでイレギュラーなことを取り除くか、前もって準備をする、心構えを持たせるということが非常に大切です。そして自閉症の方は視覚的なことが得意ということが言えるので、ぽんの担任の先生はなるべく視覚的にわかる方法で指導をしてくれます。例えば遠足は去年の遠足の写真とか、事前に視察をしたときに写真を撮っていてくれて、それで指示表を作ってくれます。非常にありがたいことです。学校のことは先生にお任せで十分ですが、転じて考えるに家での生活やその他のことすべてに視覚的な指示を与えたら、本人はとっても楽ということが
わかります。
全部細かく作るのは大変ですが、世の中も最近は随分バリアフリーという言葉が浸透してきて、目が見えない人に点字ブロックとか耳の不自由な方にTVの文字放送などいろんなことに配慮が出てきました。自閉症が視覚的なことが強いならば例えば聴覚障害の方と同じような配慮を考えてみるとか、世間のバリアフリーも自閉に使えるものが随分あるのではないかと考えている次第です。
写真は歩行者信号ですが、あとどれくらいで青になるか、青は後どのくらいで終わるか見ただけでわかるようになっています。普通の人でも後どのくらいかがわかれば、いらいらは多少なりとも諦めという形でおさまります。その気持ちの対処法がわからないので、ただパニックになるだけで、きちんと理解ができればこちらがあっけに取られるほど待つこともできます。
他に時間的なものでいうと砂時計とかも効果的です。キッチンタイマーとか音で時間を知らせるとか理解できる単純なものを使ってわからせるということからはじめると案外すんなりできることが多いです。
ただし、世の中イレギュラーなことだらけなので、失敗を重ねていくのは仕方がないのですが、その子にあったバリアフリーを作ってあげるということがその子に関わる人間のするべきことなのではないかと考える次第です。
