面接の留意点

事前準備
○「なぜ、転職するのか」「なぜ過去に、転職したのか」、その理由を自分の職業感と人生ビジョンやチャレンジ精神に基づいて話せる人は、面接のみならず、転職活動自体に成功できます。転職理由をきちんと戦略的に整理し、理解している方は、転職の目的もしっかりとしたものになるため、どんな転職活動を行なえば良いか、明確になります。
○企業研究は十分に行うこと。対象企業に関することはもちろんのこと、社長、周辺業界事情、業界全体の動向等についても頭に入れておく。コンサルタントがいる場合は、当日の面接を誰が行うか、面接の目的、注意点なども、聞いておきましょう。
○これまでに何をやってきて、何ができるのかはもちろん、これから何をしたいのか、何にやりがいを感じるかの意欲面など、過去、現在、未来の自分について、心の中でしっかりとまとめておきましょう。技術者の方は、何をやってきたかの説明では、論文や特許などの資料を各2部、面接用に用意するのが、有効です。さらに、あなた自身が考える自分の長所、価値、バリューを把握しておきましょう。また、上司、先輩、同僚に言われたことのある、あなたの長所や短所も参考に、アピールできる内容にまとめましょう。
○万が一、面接会場で、仕事に来ている同じ会社の方に会う心配がある場合は、従業員用の駐車場や、入り口を使わせてもらうことも、可能な場合があります。また、面接場所を変更してもらう場合もあります。
当日
○面接場所のチェックは怠りなく。経路、交通機関、所要時間、天気など、行ったことのない場所であれば特に念入りに確認しておきましょう。着いてみたら、地図と様子が違っていて、とまどってしまうことはよくあります。
○面接時刻の15分前には、現地に到着する。洗面所などで服装、髪型を再確認する。10分前に受付にいく。
○万一、遅刻しそうな場合、なるべく早い段階で連絡をいれること。事故や雪などの原因で、交通機関の遅れ等でどうしても間に合いそうにない場合、早めに連絡を入れ、先方の指示をもらいます。病気、怪我等でキャンセルする場合も、わかった時点で詳しい状況と共に、早急に連絡をいれます。
○面接では、質問の応答以外に、あなたのあらゆる所がチェックされています。特に、言葉や外見は、第一印象に大きな影響を与えるため、注意が必要です。落ち着きのある態度で、相手の目を見ながら、自然体で話すようにしましょう。身振りや、手振りなども、工夫しましょう。自然体といっても、あまりにも、なれなれしくならないように注意しましょう。話題に応じて、上手な聞き手に回る態度も重要です。喋り過ぎはかなりの可能性で不採用になります。
○あなたからも、例えば、今回募集をより良く理解するための質問をしましょう。内容は事前に考えておきましょう。質問は5つくらい用意しておき、面接時に説明がない場合には聞くと良いでしょう。(質問がないのは会社に対する関心が薄く、入社の熱意があまりないと思われることがあります)しかしながら、最初の面接では給与や休暇、残業のことを細かく尋ねるのは避けたほうが良いと思われます。
○採用を考えている職場の管理職は必ず面接に出てきます。その方は入社後の上司になる方ですから、自分との相性を見極めることも重要です。
○面接時に言ってはならないことの例は以下のようなものがあります。自社や上司の批判。応募した会社の事業戦略などへの批判や意見。現在の会社での自分の成功例の自慢話。(成功例体験は説明するべきですが、内容はどのように行って、どのような発案、工夫を自分がしたかぐらいの自分中心の説明を行うべきです。)「できる人間である」ことを強調しすぎて「かわいくない」、チームワークで仕事ができるか、などと思われないように注意すること。
○面接官のタイプにも注意しましょう。こちらが、聞き役、聞き上手にまわった方がいい場合もあり、その場合は相手の話を遮らないように注意しましょう。
面接後
○コンサルタントがいる場合は、面接が終了したら、なるべく早く電話で連絡する。面接での質問、回答内容、印象、失敗した点、心配事などを話しておくことによって、コンサルタントが適切なフォローを人事に入れることができます。また、面接担当者と採用担当者が異なる場合、企業内で意見が異なってくるケースもあります。その場合に、あなたの面接内容と感想を採用担当者に意識してもらうことにより、有利な結果を導き出すことも可能なことがあります。



