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2001年5月のできごと

前回の流産は稽留流産だったこともあり、卵のうちに死んじゃうのは何か異常があるからで仕方がないと、 自分にも言い聞かせ、術後2回目の生理が来たところから気持ちを新たに妊娠トライ開始。

基礎体温の波も順調で、唾液チェックから排卵日を割り出すものの、 まだ何となく様子見ようかって感じでタイミング妊娠法は使わずに、1度だけ子作りしてみる。

〜妊娠〜

4月半ば、高温期の体温はそんなに高くないものの、生理予定日になっても低音期に入らない。 生理も、汚れたオリモノのような軽い出血が断続的にあるだけ。あれ?おかしいな。 2日たっても3日たっても高温期が続く、つわりらしきものも始まった。 もしやと思い、妊娠検査薬を使うとやっぱり陽性。 またもや生理予定日から1週間たつまで様子を見てから、うきうき気分で病院へ。
前回と同じ先生に診てもらいました。問診で、ちゃんと生理が2回来てからというのを確認して診察へ。
無事胎嚢を確認して、妊娠を確認。前回と同じで週数計算は6週だけど、大きさや基礎体温から5週と判断。 半年前に流産していることもあって、流産する確率は前回の2倍と説明される。 「慎重に見ていきましょうね、次に心拍が確認できれば大丈夫ですよ。それまでは安静に。」と言われる。 ちょうどGWの前だったこともあり、7週目に入る、2週間後に次の予約を取ることに。

〜流産〜

前回、流産だったこともあり、義母には妊娠を伝え、体に無理なことはしないと宣言(笑)、協力してもらう。
ところが、診察から帰ってきたら軽く出血があったんです。 びっくりして病院に連絡すると、「内診の後は出血することがあるので心配ない」と言われました。 もし、生理みたいな出血になったらすぐ来るように言われるが、それほどではありませんでした。 その後も断続的に血が混じったオリモノのような感じで出血が続きましたが、心配してませんでした。
妊娠6週目という5月のGW、実家の両親が田舎に行くからと犬(シーズー)の世話を頼まれ、 一人で実家に泊まりに行ったのです。 仕事も休みだし、来週は病院だからちょうどのんびりできるなと思ってたので、 うっかり病院の診察券も保険証も持ってきてませんでした。 夕方になり、犬の散歩に出たのですが、急に腹痛がひどくなり、出血も激しくなってきました。 慌てて家に戻った瞬間に何かがおりてくる感覚がしました。
すぐにトイレに駆け込むと赤黒い塊が落ちました。 一瞬呆然としたものの、すぐ冷静になってビニールにその塊を取り、すぐに病院に電話しました。 もちろん、診察券も保険証も持ってきてないことを伝えましたが、救急外来もやってる病院だし、 宿直の先生が「カルテは名前と住所で探せるから、すぐ来なさい」と言ってくれました。 ダンナにもすぐ電話して、自分はタクシーで病院に向かいました。
この時に診察券とか持ってきてもらえばよかったんだけど、2人とも動転してたんですね。ぜんぜん思いつかなかった。

〜病院で〜

病院につくと、GWのせいもあって救急外来はいっぱい。 受付には前に並んでいる患者さんへの対応が悪い老人と交通事故の説明で忙しい若い男性の2人だけ。 やだなぁと思いながら老人に 「この病院で診察を受けてるけど、流産してしまった。 診察券がないけど、電話で先生に大丈夫だからすぐ来るように言われた。」と伝え、受付してもらうことに。 ところが、この老人カルテを探せないらしく、救急外来なのに待たせること15分。 ニヤニヤしながら「いやぁカルテが見つからないんですよ。カルテないと受けられないんですよねぇ。」と何度も伝えにくるんです。 いい加減「流産したばっか今も出血が続いてるし、先生とも電話で話してるんだから」と泣きながら言ってもダメ。 そんな時にダンナ到着。病院についてから30分たつのに、待合室で待たされてるところを見てビックリ。 状況を聞くと受付の老人に「死にそうな患者もカルテがないって待たせるのか?救急で来てるんだから臨機応変に対応しろ!」と言ってくれました。
そしたら、カルテが見つからないまま、やっと診察前の血圧と体温を測定してもらえて、 5分後には看護婦さんが迎えに来てくれて、「大変だったわね。先生待ってるからもう大丈夫。」と 歩けるからという私を車椅子に乗せて診察室に連れてってくれました。
カルテがないまま、先生に経過を話し、塊を渡し、内診へ。結果は完全流産でした。 子宮の中はきれいさっぱりなくなっていて、掻破の必要もありませんでした。 流産しての掻破は即処置という場合が多く、麻酔なしで行われるので、気絶するほど痛いそうです。 この痛みを経験しないですんだのはよかったと思ってます。
子宮収縮剤と抗生物質を処方され、1週間後の予約日に経過を見てもらうことに。
経過は順調、子宮の戻りもいいし、掻破してないので、次の妊娠は2〜3回生理を置いてからと言われる。 その後、また5日間ほど実家で寝てすごして、GW明けには家のほうに戻り、お墓参りに。 「まただめだったね、今度こそ生まれておいでね」と話しかけました。

〜後日談〜

結局、田舎に行った両親は私が流産したために1泊でとんぼ帰りしたわけですが、 病院の受付の老人の話をすると、母の知人の娘さんも同じ目にあったとか。
その人は救急外来のある他の病院に行ってたのですが、流産しかけて、慌てて病院に行ったら、 そこでは処置できない状態で母子ともに危険だからと、この病院を紹介されたそうです。 救急車を呼んでくれると言われたのですが、近くだから救急車を待つより車で行くほうが早いと 自分の車で移動したそうです。ところが、受付にはこの老人。 病院間では連絡もついてるし、先生も待機していたのに、受付で「診察券がないとカルテが見つからない」とか 私と同じような理由で待たされた挙句、手遅れになってしまい、子供は助からず、 娘さんも2度と子供ができない体になってしまったそうです。 少し待って救急車で移動すれば、受付を通さないので手遅れにならなかったのに…。 医療ミスじゃないし、どこに怒りをぶつけたらいいかわかりませんよね。
病院のスタッフ(特に産婦人科は救急を含めて全部の先生に診てもらったので)は、すごく親切です。 それなのに、救急外来の受付にいる1人の老人のせいで嫌な思いをするのは困りものです。
でも、その後、もう1回救急外来に行くことがありましたが、この老人はいませんでした。


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