ポケットプログラム表紙
2004年(平成16年)10月28日〜30日
トルコ アンタリア アトランティスホテル
参加国30カ国 220名
患者は5カ国67名参加
トルコ60名、イギリス4名、ヨルダン1名、カナダ1名、日本1名
会場
会場周辺
10月28日(木) 1日目
14:00〜14:30
開会式
大野重昭 第1回ベーチェット・アワード(大賞)受賞
14:30〜16:45
映画鑑賞「解夏」
16:45〜17:00
休憩
17:00〜18:00
患者の意見交換会
・ヨルダンでは保険制度が十分ではないので、日本からの医薬品援助は大変嬉しい
(ヨルダンのマダナット医師・患者のエタフ氏より、当NPO法人に対して記念品の楯「ペトラ」を頂く)
・「ベーチェット病患者は子供を生んでもよいのか」という質問が多く挙げられた
・ 一日も早く病気に効く薬が欲しい
・「解夏」を鑑賞して、主人公が自分の境遇と大変似ていると感動した
(トルコの患者さんより)
18:30〜22:00
ウェルカムパーティー
「解夏」観賞
座長の大野医師とヤジチ医師
記念品の楯「ペトラ」
10月29日(金) 2日目
9:30〜12:30
専門家の講義およびディスカッション
眼病変、皮膚病変、口腔、生殖器病変、血管ベーチェット
13:15〜18:00
昼食&観光
19:30〜22:30
ディナー
10月30日(土) 3日目
10:00〜12:00
専門家の講義およびディスカッション
ベーチェット病における身体的および心理的問題、腸管ベーチェット、神経ベーチェット
13:15〜14:45
昼食
15:00〜16:00
専門家の講義およびディスカッション
治療の選択&特効薬(新しい治療法について)
16:00〜17:00
サポートグループ発表
・ヨルダン マダナット医師
・ドイツ ゾボリス皮膚科医師
・イギリス 患者家族シーマン氏
・日本 NPO法人眼炎症スタディーグループ活動状況 西田朋美
18:30〜23:00
ガラディナー
会場内ポスター
参加者
トルコのベーチェット病を取り巻く環境
(10月25日 イスタンブール大医学部ベーチェット病外来にて)
・ 内科、皮膚科、眼科の合同診察になっている
・ 1日70人ほどの程度のベーチェット病患者が診察を受けている
・ 重症な網膜ぶどう膜炎の患者が多い
・ 患者同士の連携が確立しており、症状の軽い患者が重い患者のサポートをしている
・ 治療には、主に免疫抑制剤のシクロスポリンやインターフェロン、補助的にアダチオプリンやコルヒチンを使用している
・ イスタンブールには小学校までの盲学校しかない
・ 中途視覚障害者は、家にこもって外出しなくなるケースが多い
・ 今回の集いは、トルコのベーチェット病患者さんに希望を与えるのではないか (メリケ内科医師より)

トルコこぼれ話
〜トルコで親日派が多い理由〜
艦長オスマン・パシャ
1890年(明治23年)9月16日、トルコの軍艦エルトゥールル号が、和歌山県串本沖の大島で台風の直撃を受けて沈没しました。全長76メートルもある軍艦には、乗組員や乗客など660名が乗っていて、大島の島民はあらゆる手段を尽くして救助しました。体温で身体を温め、自分達の食料や非常用に飼育していた鶏を提供し、懸命に看護しました。結局69名しか助けられませんでしたが、亡くなった人にも助かった人にも手厚く対応しました。この事件は和歌山県知事、明治天皇にも伝わり、日本全国から義援金が集められ、69名は無事に母国トルコへ帰還しました。
この話はトルコの小学校教科書に掲載され、現在も語り継がれています。