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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

原田病

白血球のひとつであるリンパ球が、メラニン色素を持った細胞(髄膜、ぶどう膜、皮膚、頭髪、内耳など)を破壊する病気です。1923年に眼科医の原田永之助医師が発見して、その名がつけられました。「フォークト(Vogt)−小柳−原田病」と呼ばれることもあります。


発熱、頭痛、全身倦怠感などのかぜ症状で始まり、めまい、耳鳴り、難聴、吐き気を伴ってぶどう膜炎の症状が出ます。

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原田病の目の症状は必ず両目同時に起こり、急に両目がかすんだり、ものが見えにくくなったりして視力が低下します。また、網膜と脈絡膜の間に水がたまって「網膜剥離」が起こります。網膜剥離が起こると、栄養や老廃物の受け渡しがうまくいかなくなって網膜の機能が衰えます。時間が経過すると網膜剥離は自然に治り、脈絡膜から色素が抜けて血液が透けて見えるようになり、眼底が夕焼けのような明るい色に変わります。これは「夕焼け状眼底」と呼ばれています。

また皮膚の色素が抜けて白くなってしまう白斑(はくはん)が出たり、脱毛や白髪などの症状が出ることもあります。


病気の経過から何らかのウィルス感染が関与しているのではないかと推測されていますが、原因はまだ不明です。原田病になる人は、白血球型(白血球の血液型のようなもの)がHLA-DR4であることが明らかになっています。


治療は早期のステロイド大量療法がたいへん有効で、数日で網膜剥離が改善し、夕焼け状眼底を防ぐこともできます。重症の場合は、ぶどう膜炎が再発を繰り返し慢性化することがあります。