成人T細胞白血病ウィルス(HTLV - I)が原因で起こるぶどう膜炎です。白血球の一種であるリンパ球のうち、免疫に関わるT細胞が異常になる白血病ウィルスで、主に40歳以降の人に発病することから「成人」と付いています。
症状は一般的なぶどう膜炎で、主に硝子体混濁が起こります。目だけの症状ではこの病気を特定することが難しいため、血液検査で HTLV - I に感染しているキャリアかどうかを調べます。このウィルスの保有者(キャリア)は、主に九州、四国などに多いとされ、母乳による母子感染、輸血や性交による感染が考えられています。

治療は、ステロイド薬の点眼・内服が有効です。
成人T細胞白血病に移行するのは5%以下ですが、病気の性格上いつ再発するか分からないので、定期的に検診を受けることが必要です。