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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

サルコイドーシス

細胞の免疫力が低下し、さまざまな臓器に肉に似たこぶ「肉芽腫(にくげしゅ)」ができる原因不明の全身病です。サルコはギリシア語で"肉"を表し、サルコイドーシスは日本で「類肉腫(るいにくしゅ)」と訳されています。


肉芽腫は肺にできることが多いのですが、目、皮膚、骨、肝臓、心臓、脳にもできます。全身症状として、肺の入り口に当たる肺門リンパ節の腫れ、皮膚の発疹、呼吸器障害などがあります。また目には高い頻度でぶどう膜炎を生じ、充血、かすみ目、硝子体の混濁(にごり)、網膜炎などを伴って視力が低下します。 しかし、ある程度病気が進行しないと無症状の場合が多く、患者さんの約40%は健康診断で病気が判明しています。

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男性では20歳代、女性では40〜60歳代で多く発症しています。世界的には人種や地域で発病率に差があり、日本より欧米のほうが患者数が多く、また北に多く南に少ないと言われています。 ベーチェット病同様に厚生省の特定疾患(難病)に指定されています。


治療は、症状が軽い場合は点眼薬の治療になります。眼底や視神経に炎症がある場合や、硝子体の混濁が強い場合は、ステロイド薬を内服します。治療が不十分になると目に肉芽腫が再発し、緑内障や網膜の障害などさまざまな合併症を引き起こすことがあります。炎症が治まっても自己判断せず、医師の指示に従って気長に通院・治療することが大切です。