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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

イヌ回虫による網脈絡膜炎

dog

イヌに多く感染している回虫の成熟卵が口から入ることで起こるぶどう膜炎です。イヌとの直接あるいは間接的な接触や、鶏や牛の生肉を食べて感染します。またイヌの排泄物から出た虫卵が、公園などの砂場にいたり乾燥してほこりのように飛散したりして、人の手を介して口に入ることもあります。

日本では、子供より大人に多く発症しています。


虫卵は人間の体内に入ってふ化しても成虫とはならず、幼虫のまま肝臓や目などのさまざまな臓器に移行します。特に目に進入すると、網膜に接した硝子体や脈絡膜に定着しやすい傾向にあります。幼虫の動きに沿って、網膜、毛様体、脈絡膜に炎症が起きて、ぶどう膜炎の症状が出てきます。


治療は症状を見ながら、抗炎症のステロイド薬や駆虫薬を使用します。

場合によっては手術を必要とすることもあります。