クラミジア・トラコマティスという病原体によって起こる結膜炎です。
トラコーマは目に違和感が生じたり、涙が流れたり、大量の目やにが出たりします。また、まぶたの裏が赤くはれてぶつぶつができます。
感染経路は手やタオルなどです。日本では衛生状態がよくなり、トラコーマは昭和50年代に入ると激減しましたが、発展途上国で上水道設備が整っていない場所では今でも見られます。かつては世界で一番大きな失明原因のひとつでした。
現在は、同じ病原体が原因の、「封入体(ふうにゅうたい)結膜炎」と呼ばれる性感染症によるクラミジア結膜炎が増加しています。
男性は尿道炎、女性は膣炎などの症状が出ますが、ほとんど自覚症状がなく気付かないケースも多くみられます。クラミジアにはよく効く抗生物質・抗菌剤がありますので、少しでも違和感を感じた時は、泌尿器科、婦人科、眼科を受診しましょう。