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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

ぶどう膜炎

脈絡膜、虹彩、毛様体をまとめてぶどう膜とよんでいます。


脈絡膜は強膜の内側にあり、身体の中でもっとも血管とメラニン色素が豊富な膜です。栄養補給や、光の吸収、目の中の熱の拡散を行っています。目の中の血管は90%以上が脈絡膜を通っています。

毛様体は目のピント合わせの調節や、目の中に必要な水(房水)を作っています。房水は眼球の形を維持する眼圧に関係していて、栄養素の供給や老廃物の排出をしています。

虹彩はカメラの絞りのように広がったり縮んだりして、目の中に入ってくる光の調節を行っています。


ぶどう膜は血管と色素の色でぶどうのような赤茶色をしており、外からの光が眼球内に入らないよう暗幕の役割をしています。光の進入を瞳孔からの一カ所にして、光の乱反射を防いでいるのです。また血管がたくさん通っていて、眼内に栄養を送っています。


ぶどう膜炎の原因には、最近やウィルスなどの感染によるもの、免疫異常などで全身の炎症が広がる非感染症のものなどさまざまあります。原因不明のものも少なくありません。ぶどう膜炎は全身症状もありますが、目の症状が最も重く、炎症が起きると血管の流れが悪くなり、眼内に栄養が送られなくなって、目全体に重大な悪影響を及ぼします。再発を繰り返しながら慢性化することが多く、長期の治療が必要となります。


ぶどう膜炎の症状

目の充血、痛み、まぶしさ、ものがかすんで見える、涙が出る、虫が飛んでいるように見える飛蚊症(ひぶんしょう)などです。

炎症が起きて、角膜(くろめ)の後ろに膿が沈殿したり、出血したりすることもあります。また急に眼圧が上がるいわゆる緑内障や、網膜や視神経のむくみや炎症、網膜剥離などを引き起こしたりするなど深刻な症状を招くこともあります。