流行性角結膜炎(アデノウィルス8型が代表的)
非常に感染力の強い結膜炎で「はやり目」と呼ばれています。まぶたの裏側にぶつぶつができ、充血、まぶたの腫れ、涙や目やにがたくさん出るなど、激しい症状が特徴です。子供や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。感染してから7〜14日で発病します。
咽頭結膜熱(アデノウィルス3型)
プールで集団感染することが多く「プール熱」と呼ばれます。子供に多く、目が赤くなり、40℃近い高い熱が出て、のどが痛くなったりします。感染してから5〜7日で発病します。
最近はスイミングの習い事で、プール熱は冬でも増加傾向にあります。
急性出血性結膜炎(エンテロウィルス70型)
大人に多く、感染してから1〜2日後に突然、眼球結膜に小さな出血が起きます。
ゴロゴロ感、充血、まぶしさが現れ、結膜にブツブツができます。
ウィルス性急性結膜炎の治療
感染力が強く他の人にうつりやすいため、十分な注意が必要です。
疑いのある場合は、学校や職場を休まなければなりません。休養を十分にとって、体力を落とさないようにしましょう。
この疾患に有効な点眼薬はありませんが、細菌の混合感染を防ぐために抗生物質の点眼薬や、炎症を抑えるためにステロイド点眼薬などを使用します。
目の充血や目やになどの症状は約2週間ほどで消えますが、時にくろ目(角膜)がにごってくることがあります。この時に治療をやめると視力が落ちてくることがあるので、眼科医が指示するまでは目薬などの治療を続けるようにしましょう。
感染を予防するために
1. 手指は流水や石けんでよく洗う。
2. 十分に休養をとる。
3. 幼稚園、学校、職場は、医師の許可が出るまで休む。
4. 人混みに出かけない。
5. 患者のタオルや洗面用具などの生活用品は、家族のものと別々にする。
6. プールの前後は身体をよく洗う。「入る前は人のために、入った後は自分のために」