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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

会員コラム
Vol.20

人を助けるのに遠慮なんていらない

服部匡志

「ベトナムでは多くの人が治療を受けられずに失明している。助けてもらえないか」2001年に京都の学会で出会ったベトナム人医師の一言がきっかけで、単身ベトナムに渡った。現場は想像をはるかに超えていた。とんでもない所に来てしまったと思った。最新の医療機器を自腹で買い揃えてベトナムに持ち込んだ。貧しい人の手術費用を肩代わりしたことも何度もあった。どの患者に対しても一切の金銭を受け取らず、朝から晩まで心血を注いで治療を行った。あっという間に5年が過ぎた。


どうしてそこまで、と言われるかもしれないが、目の前に助けを求めている人がいる。自分の技術なら救うことができる。人を助けるのに遠慮なんていらない。彼らの笑顔が見たい。その思いだけで、ここまで続けてこれた。

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ボランティアと聞くと何か崇高なことをやっているように思う人がいるかもしれないが、実はとても地道な活動の連続だ。これは誰かに評価されるために行うものでなくて、その活動を通して、自分が何かを貰っているのだと思う。支援を行う人、受ける人に上下なんてない。(2007年4月記)



(註)

服部匡志医師は法人会員ではありませんが、特別寄稿として掲載いたします。

ベトナムと日本を往復しながら精力的に医療ボランティア活動をなさっている服部先生に、2006年度法人より手術用医療器具を送付いたしました。

当法人では、今後も服部先生のご活動を微力ながら応援していきます。

*服部先生を支援する「アジア失明予防の会」HPもぜひご覧ください。




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