私の住む町では、毎年秋に地区対抗の体育祭が行われる。そもそも、この体育祭に関わるきっかけは些細なことであった。昨年我が家が組長を務めた際、父母共に都合が悪かったこともあり、私が一家を代表して体育祭の地域役員として運営に携わることとなり、併せて綱引きに出場することとなったのだ。運営に関しては地域の年配の方々が進んで引き受けてくれたこともあり、私はほとんど選手として専念することができた。
日頃スポーツジムに通い、体力面では自信があるほうだったので、綱引きくらいは朝飯前という自信過剰な部分が裏目に出たのだろうか。私の地区は、相当強いという前評判であったものの、決勝戦では1対2で惜しくも敗れてしまった。役員として関わることで急遽参戦した私であったが、負けた事実には大いに悔しがったものだ。
そしてあれから一年、本日(10月7日)体育祭が再び行われた。今年も私は、綱引き選手としてエントリーされており、昨年の雪辱を晴らすつもりで出場した。午前中の一回戦・二回戦を何なく退け、午後に行われた決勝の相手は、昨年敗れた地区。奇しくも、昨年の再戦である。相手は相当の強豪であることは、昨年手合わせしたことで皆知っている。しかし、自分達も強さでは決して引けは取らないという自負もある。今年こそはという意気込みが実ったのか、今年は2対0の完勝。相手に一本も許さず、見事昨年の借りを返すことに成功した。
まあ、たかが地域対抗の綱引きではあるが、やはり参加する以上は常に勝利を目指す。どんな小さなことであろうとも、常に勝つことを意識して行動する。どちらかと言えば、子供の頃はあまり運動は好きでも得意でもなかった私だが、年齢が30代に達する頃より、進んで動くように変わってきた。少年時代の姿しか知らない人は、最近の私のこういう姿に驚くそうだ。元々他人には負けたくないという負けず嫌いな性格は持っていたのだが、スポーツに積極的に取り組むようになって、こういう性格が一層前面に出てきたようである。
近年、アンチエイジング(抗老化)という言葉が世間を賑わせているが、ひょっとすると、これが私の"アンチエイジング"なのかもしれない。今後とも、何事に対しても常に"若い"自分であり続けたいと思う。
(2007年10月7日記)
