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特定非営利活動(NPO)法人

眼炎症スタディーグループ

会員コラム
Vol.9

テレビの力

岳野光洋

昨年7月26日、某民放局のバラエィー番組よりベーチェット病を取り上げるということで依頼があり、当大学(※)眼科の水木教授とともに出演しました。はじめは、患者さんの友の会を通じて聖マリアンナ医大の松田先生に依頼され、その松田先生の方から岳野の名前をあげていただき、私にお鉢が回って来ました。収録は40分ほどでしたが、その前の打ち合わせが3、4回あり、全部で10時間近い時間を割いていました。ところが、できあがりをみると、私の出演時間はわすか1分ほど。しかも、その短いセリフはカミカミ。講義、学会、講演会など、人前で話すことには慣れているはずでしたが、本当に緊張してしまいました。それでもその反響は大きく、患者さんとのコミュニケーションには役立ちました。放映直後は私の初診外来は「口内炎外来」と化し、関西など遠隔からもお見えになる方もいらっしゃいましたし、電話相談もいくつかありました。


医療界にはいろいろな変革が起こっています。研修医制度の変革に伴い、医師の大学離れが加速しています。大学病院の看板にあぐらをかき、たまたま来院されたあるいは紹介された患者さんにだけを受動的に診ているだけでは、大学病院とて今後淘汰されかねません。効率的に患者さんに病院や医師の情報を提供することも今後の重要な生き残り戦略になってきます。

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そんな中で形はどうあれ、横浜市立大学附属病院に積極的にベーチェット病に取り組む内科医、眼科医の存在をアピールできたことはそれなりの成果であったと思います。たかがテレビ、しかし、いい経験、いい勉強になりました。(2006年1月20日記)

(※横浜市立大学附属病院 リウマチ・血液・感染症内科 準教授)





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