
おくまさんの介護現場
−介護保険制度改正の簡単なポイント!
/ それで「安心」は得られるか?−
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介護保険制度改正の簡単なポイント!
今回の改定にはポイントが2つあります。
1つは、予防重視型システムへと変換をはかるため、
筋肉向上トレーニングなどのメニューからなる「新予防給付」の創設です。
もう1つは、介護施設入所者の食費・居住費の負担増です。
(介護保険施設関係の介護報酬は既に平成17年10月から施行されています。)
これは在宅で介護を受ける人が、光熱費などは自己負担しているのに対し、
施設入所者と不公平になるため、公平にすべく変わった所です。
施設介護から、なるべく在宅介護へ促すのが目的です。
介護保険制度では、要介護認定者数とサービス供給量の予想以上の伸びにより、
財政破綻という構図が見えてきました。
そこで国は、「介護保険制度の持続的可能性の確保」
が根底から崩れてしまうという危機感から、今回制度改正の見直しを図った。
改正に当たっては、高齢者の「自立支援」「尊厳の保持」を基本理念として、
「予防重視型システムへの転換」「施設給付の見直し」
などを 柱 としていますが・・・
本音は「介護給付の適正化」すなわち介護保険給付費の抑制
を中長期に実現していくということだと思います。
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それで「安心」は得られるか?
介護が必要な人を増やさないようにするため、予防策に重点を置いた改正介護保険法だが、
新しい介護予防の対象となるのは、
介護の必要性が比較的低い要支援1、2の人たちで、必要に応じて筋力トレーニングをし、
噛む力を付け、バランスのいい食事の取り方などを教わる。
一方、これまでホームヘルパーが代行していた料理や洗濯などの家事援助は大幅に制限される。
軽度の人は予防を重視し、無駄な利用を抑えようというものだ。
これから「団塊の世代」を中心に高齢者がどんどん増えていく。
誰もが「いつまでも元気で」と願っており、自立を促す方向性は間違っていない。
ただ気になるのは、なぜいま、予防が重視されるかだ。
利用者増による財政悪化が背景にあることを考えると、
新介護予防が軽度の人の切り捨てにつながらないか心配になる。
今回の改定で六十五歳以上の保険料が、全国平均で24%増の月額四千九十円に引き上げられた。
負担が増え、給付が減るというのは、どこかで見た構図だ。財政を優先するあまり、
いたずらにサービスを抑えれば、空洞化が進む国民年金同様、介護保険離れが起きるだろう。
過剰なサービスをなくすことはもちろん重要だが、
同時に必要な人が使い続けられる安定した制度でなければならない。
「介護の社会化」を現実のものとしたい。
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