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認知症が改善できる?


認知症の大多数は、アルツハイマー病か脳血管性によるものですが、 水頭症による認知症の関係については、あまり知られていないと思います。


 ※水頭症とは、「脳と脊髄の表面(クモ膜下腔)に循環している脳脊髄液が過剰に貯留し、
   主に脳室が拡大する病態」を言うそうですが、水頭症の原因は明確に分かっていない
   そうです。
   しかし特発性正常圧水頭症とは、別名「手術で治る認知症」とも言われてるのです。



特発性正常圧水頭症(以下、INPH)は 歩行障害が始まって軽度認知症、尿失禁の症状がでるので、 アルツハイマー病、パーキンソン病あるいはビンスワンガー病と類似している部分があるため、 診断がむずかしいそうですが、 高齢者認知症患者の5%はINPHに関連するといわれています。

アルツハイマー病からすると少ない割合ですが決して無視できる患者数ではないと思います。


ただし残念なことに、 INPHという病気は、今まであまり注目されていませんでした。


まず、大切なことは、
ご本人やご家族から見て歩行障害・認知症・尿失禁三徴候のうち1つでもそして少しでも現れ、 その原因が明らかでない場合はINPHの可能性を疑ってみることです。

特に、比較的短時間で認知症が出現してきたり、 歩行障害が進むときは脳神経外科・神経内科を受診することをおすすめします。


これらの症状は急速に悪くなったり、ゆっくり進行したりしますが、 見逃さずに専門医の意見を聴いて早期診断・早期治療をすることが重要です。
(高齢になったから当たり前の症状と思わないで下さい)



INPHの治療法としては、 髄液の流れを良くする治療によって、 症状が改善します。
この手術を髄液シャント術といい、 脳神経外科で施されます。

髄液シャント術には主に3つの方法があり、どれでも目的を果たすことができるそうです。

これら髄液シャント術は、過剰に溜まった脳脊髄液によって拡大していた脳室のサイズを縮小させることができ、 そのおかげで障害されていた脳の機能を戻すことができます。


しかし今注目を浴びているのは、脳に直接施す(脳室から流れの悪くなった髄液通路の代替として、 バイパスをつくって埋め込む)方法ではなく、 L-Pシャント法と言う腰椎からバイパスをつくる方法が、頭蓋骨に穴をあけない方法として 注目されています。



2005年において180万人の認知症の患者さんがいます(厚労省DB)

治療できる認知症もあると、言うことだけでも知っておいて損はないと思います。

更なる医療の進化に期待したいものです。



注意 : 筆者は介護従事者であって医療従事者ではありません。
     詳しくは専門医の意見を聴いて、早期診断・早期治療をすることが重要です。


P.S : TVで紹介していた医療機関
     横須賀北部共済病院 病院長 : 桑名信匡D.r

 

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