|
−不眠−
いろいろなストレスが、病気の原因になることはよくきかれます。
「夜中に何度も目が覚める」「朝はやく目がさめて、それから眠れない」
「寝つけなくて困る」などの不眠を訴える人も、その原因の一つとして
精神的・身体的ストレスの増加があげられます。
「眠らなくても死ぬことはない」と言われることがありますが、
そんなことはありません。
不眠は健康に大きな影響を及ぼすのです。
1つは脳・精神機能への影響で、このことは古くからよく知られています。
それだけでなく身体機能にも影響を及ぼします。
不眠によって老化が促進され、高血圧や糖尿病などの慢性的な
生活習慣病が、悪化する可能性もあるという報告もあります。
睡眠増進センターが3000人を対象に行った調査では、
・睡眠で休養がとれていない人が23.1%
・何らかの不眠で困っている人が21.4%
5人に1人が、睡眠に関する問題を抱えているといった結果がでています。
−日本入眠研究所−
|
|
−ACTH−
ストレスを感じていると、いつもより眠気を感じるのに、
いざ眠ると「眠りが浅い」「熟睡感が得られない」とお悩みの方も多いことと思います。
これは、ストレスを受けたときに分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)というホルモンのせいです。
このホルモンには、外敵から身を守るために睡眠を抑制して、体を緊張させるはたらきがあるため、
分泌されると深い睡眠を得ることができないのです。
しかも矛盾したことに、このホルモンの“分解”は睡眠中に行われるため、
強いストレスが続いていると、分解に要する時間を確保するために“眠りたい欲求”が高まってしまうのです。
そのため、ストレスがかかると眠気はあっても熟睡できない、すっきりしない状況に陥ってしまうのです。
さらに熟睡できないと、病原菌と戦っているキラー細胞が減ってしまうので、免疫機能が下がってしまいます。
つまり、睡眠は免疫機能を回復させ、覚醒は免疫機能を減らしているのです。
悩みなどのストレスによって免疫機能が下がってしまうのですから、「病は気から」というのは、的を得たことわざですね。
|
|
−睡眠のしくみ−
健康な人の場合、就寝後3時間の間にもっとも深い眠り(ノンレム睡眠状態)
が集中的に出現すると言われています。
そして、
浅い眠りであるレム睡眠とノンレム睡眠は、交互に規則的に繰り返しています。
この繰り返しのサイクルは、約90分〜100分(個人差によって70分〜110分)
で行われることが分かっており、一晩に3回から5回繰り返すそうです。
つまり、一晩にノンレム睡眠を3回から5回取ることができれば、
「良い眠り」をしていることになります。
このサイクルは個人差があるので、一概に「○時間眠れば良い」
と言うワケではありません。
仮に90分で、レム睡眠とノンレム睡眠を取ることができる人ならば、
最低で4.5時間(4.5時間=[90分=1.5時間]×3回)
「良い眠り」をすることにより、体はリフレッシュできることになります。
因みにレム(REM)睡眠とは、脳は浅い睡眠状態で夢を見ていることが多く、
閉じたまぶたの下で眼球が急速に動くことから
(Rapid Eye Movement)と呼ばれています。
ノンレム睡眠とは、眼球も動かず脳に休息を与える睡眠と考えられています。
このように睡眠のサイクルは、体と脳を休ませる時間が交互に訪れるのです。
|
|
−覚醒のしくみ−
電気を消して部屋を真っ暗にすると眠気が訪れるのは、
睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」が分泌されるためです。
このホルモンの分泌は光と関係しているため、暗くなると分泌が高まるが、
逆に明るくなると分泌が抑えられるのです。
人間の体内時計は25時間にセットされているそうです。
太陽の光がない暗い部屋で時計を見せずに生活をすると、
25時間のサイクルで生活するようになるそうです。
私たちの社会では太陽が昇って沈んで夜になり、
また、朝日が昇るまでを1日24時間としているので、
どうしても1時間体内時計とズレが生じます。
そこで、人間は太陽の光を浴びることにより1時間分のマイナスリセットを、
自然に行っているのです。
したがって、朝すっきり目覚めるためにはまずカーテンを開け、
太陽の光を全身に浴びて眠気を解消することが大切なのです。
|
|
−さまざまな報告−
胃酸の逆流が不眠症の原因になる。睡眠不足は肥満のもと・・・
シャンプーを変えるとぐっすり眠れるとか、
「パキシル」がうつ病に伴う睡眠障害などを改善した・・・
さまざまな報告がありますが・・・
きばってしまうのが一番いけないと思います!
それがまたストレスになってしまいますから・・・
「ストレスを軽減することが睡眠には一番の良薬である」
・・・だれかの言葉でしたよね?
下記も参考にして下さい!
|