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介護職の退職率は高い!

介護職員の定着性(常勤介護職員の退職率)  集計13施設の常勤介護職員合計は、298.5人、 退職者数が84人、1年間で3割近い職員が施設を去った。  
 
最も退職率が高かったのは71%  で、15.5人の常勤介護職員で11人が退職した。  

東大阪市内の特別養護老人ホームの状況(概要)


なぜでしょう?

業務内容? 人間関係? 状況に応じた対応? 責任?クレーム? ・・・etc?


財団法人介護労働安定センターは、 グループホームと特別養護老人ホームのユニットケアで働く 介護労働者1,250名を対象として、調査を実施・分析を行った。

「介護労働者の離職率の高さが指摘されているが、 就業継続を困難にしている一つの要因として、介護労働者に特有の 身体的・精神的ストレスがあると考えられる。」

介護労働安定センター、「介護労働者のストレスに関する調査」  
と発表しています。

 
トラブルやストレスなどを考え さぐって行くことで

 「自分を守る」
手立てを見つけましょう!
 

   


毎日新聞社説:介護施設と職員 憎しみ生み出す悲しい現実



高齢の入所者を車椅子に縛る、拘束衣を着せる、あばれたりしないよう睡眠薬で眠らせる。 勤務は肉体的にきつい、感染症の危険を感じる、賃金が安い、勤務が不規則……。

介護労働従事者と施設の実態が連合の調査で明らかになった。 介護現場が「きつい、汚い、危険」の3K職場になっていること、大半の施設で高齢者の身体拘束を行っている事実が浮かび上がった。

00年春にスタートした介護保険制度の施行から5年、国会で見直しの議論が始まっているが、 介護職員の厳しい職場実態については手付かずの状態になっている。

調査は介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設163カ所と介護職員2749人を対象に行った。 介護職員の4人に3人は女性で平均年齢は40歳くらい、半数が結婚している。

職員らは働きがいを感じてはいるが、変則勤務や週に1〜2回の深夜・宿直勤務があり、 腰痛(41%)、疲れやすい(36%)、イライラする(26%)など問題を抱えている。 職場課題としては、7割が人手不足を訴え、肉体的にきつい(58%)、感染症の危険がある(41%)、 低賃金(40%)が上位を占めた。賃金の低い非正規職員への切り替えも進んでいる。

口腔(こうくう)内のかき出しやたんの吸引など、法律で禁じられている医療行為も職員の65%が日常的に行っている。 また、9割の施設で入所者の身体拘束が行われ、6割の職員が「行った」と答えているのも驚きだ。 点滴をしやすいように、ペットボトルの両端を切り取って腕にはめ続け、ひじの関節が曲がらなくなったケースもあった。

「拘束した方が入所者は安全だ」「拘束しないと介護できない」「人手不足」などが主な理由だが、 こうした回答から介護現場の厳しい現実が見えてくる。

深刻なのは、職員の3割が「入所者への憎しみ」を感じていることだ。介護職員はまじめで、 介護への熱意もあり良心的な仕事ぶりには好感をもてる。それなのに心の中に「憎しみ」が芽生えてしまう。 悲しい現実だ。調査では、疲れている人や人手不足を訴えた職員のなかに「憎しみ」を感じている人が多かった。

介護の現場の現実を前にし、何から手をつけるべきかと考えると、あまりの問題の多さにがく然とさせられる。 こうした実態把握は行われてこなかった。それが問題を広げ、深刻にしている。

厚生労働省は全国の施設と職員の職場実態について早急に調査を始めるべきである。 同省はすでに「身体拘束ゼロ作戦」などを実施しているが、正確な事実把握をもとに、 身体拘束や違法な医療行為、職場環境や労働条件の改善、さらには介護職員の研修など、総合的な対応策を示すべきである。

人口の高齢化は速いスピードで進んでおり、介護ニーズはこれから確実に増えていく。 介護施設や職員が直面する課題をすべて洗い出し、社会全体の問題として対応策を作り実行に移すときだ。国の怠慢は許されない。
 

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