ネットワークエンジニアのススメ

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[誰も教えてくれないネットワークエンジニアの歩き方]

ここでは、法人向けにネットワークインテグレーションを行うネットワークエンジニアに関して 私自身が考える理想的なキャリアステップを記載します。

以下、各STEPにキーワードを付けて書かさせて頂きます。

STEP1:技術力

新卒〜5年目くらいを目処とします。
(それ以上の期間を技術重視で行くと技術の呪縛から逃れられない、技術バカになります。)

エンジニアと名のつくだけあって、"スペシャリティ"がないと御客様から得られる報酬(SEフィー)に 見合う仕事が出来ません。 ルータ・LANスイッチ、ファイアーウォールなどのNW機器の動作仕様を押えることが重要です。 各テクノロジーが進化しても、コンピュータとしての知識(ここではCiscoIOSやUNIXなどを指します。)や TCP/IPを理解することは全ての土台になります。

"スペシャリティ"を持つと人は輝きます。

1つの技術をある程度深く知ることで他の分野の技術も基礎原理を理解しやすいのも事実です。 このスぺシャリティを養いながら、日々、設計・構築などの仕事をして、技術力に磨きを掛けていくことは ネットワークエンジニアとして生きた経験としてとても重要になります。

STEP2:コミュニケーション力

3年目〜10年目を目処とします。
(この年齢を過ぎるともうその力を変えるのはかなり困難になるでしょう。)

技術に寄り過ぎている人はここでつまづきます。

御客様への提案を行う中で、教科書通りの知識をまともにぶつけて良いケースと ひねって工夫をして御客様要望を拾い上げるケースがあります。

ここでは後者のケースをいかに拾えるか、そのカギを握るのがコミュニケーション力と言っています。

御客様の真のニーズや何が目的かなどを明確にとらえるとお客様が要望している技術アプローチ以外の 技術アプローチを見出す事が出来るはずです。

技術にプラス、コミュニケーションで、SE独自の提案(≒付加価値提案)が可能になると考えています。

これは意識の違いや失敗経験などを繰り返していく中で、向上心をもって考えながらやっていくと 見えてくる事柄だと思っています。

御客様が悪いとか、営業が悪いとか言っているSEは、ある意味で自らが「私はコミュニケーション力が低いです」と 宣言していると思います。

また、いろいろな案件を回す場面も増えてきます。1人では対応仕切れません。 上司や他部署を含め、誠実に頑張っている人、フィーを取ってくる人は、 一般的に応援されますし、援護してもらえます。

Give&Takeの精神でいろいろ助ける行為をしていると御客様からも仲間からも 自分がピンチのときに人は助けてくれます。これも一種のコミュニケーション力がものを言う場面かもしれません。

STEP3:巻き込み力

7年目〜15年目を目処とします。

大きな案件を取るには、いろいろな部署・会社と連携する必要があります。

ただ自分のエゴで進めても周りは付いてきません。

重要なのは、相手が"この人だったら信じてみよう"と思ってもらえるような行為を 行うことだと思います。

具体的には、提案に際しての事前検証の意義や目的、価値の情報共有や ターゲットとする金額に納めるためのベンダ交渉などどれもいかに Oneチームとして動けるかに掛かっていると私は思います。

その前提には、熱意を持って接していくことで人は自然と自発的に 動き出してくれます。それは、そのSEの巻き込み力であり、真のSEスキルなのかもしれません。
また、上記スキルをつけていく中で、邪念もいくつか存在すると思います、 以下にいくつか例を挙げますが、振り払う必要があります。
邪念1:「お金は営業の仕事でしょ?」

お金がわからなくてお客様の予算に見合う適切な提案は出来ません。 SEには、営業とエンジニア(技術開発者)の中間職種という意識で 対応していかないと大きな仕事は出来ないでしょう。(断定)

邪念2:「判りません。出来ません。」

場面にもよりますが、SEで判りません、出来ませんという言葉は出来る限り使うべきありません。 プロ意識のある人は、自分がわからないことをWEB等で調べて、もしくはベンダ等に確認し、 何とか頑張ろうとします。その頑張ろうと思う気持ちが重要であり、本マインドがない人は SEとして、対応し続けるといつか限界が来ると思います。

◆まとめ

技術・コミュニケーション、そして巻き込む力(世間では人を動かす力とも 言うかもしれません) をバランス良く持っているネットワークエンジニアは間違いなく、 御客様からも営業からもそして、ネットワークエンジニアの仲間からみても とても魅力的であると思います。それは、素晴らしい仕事が出来る、信頼できる人であると私は考えています。