2008年 熱海・箱根旅行記
出発〜MOAへ 2008年9月21日(日)
会社保養所を訪ねる旅の第1弾は熱海と箱根に行くことになった。
ETC割引をフル活用するために7:30に家を出発。割引制度を活用するために、予定時刻にそれぞれのインターを経由できるように東名高速を走る。
天気のせいか、交通量のせいか、スピードが控えめで予定より遅くなってしまわないか若干不安。
台風はそれたものの、秋雨前線があって雨が今にも降りそうな天気だったが、富士SAあたりに着く頃からとうとう雨が降り始めてしまった。
裏口? 入り口
ETC割引を意識して出発したおかげで、伊豆には午前中には到着してしまった。天気が悪い時の旅行は、きっとみんなそうだろう、MOA美術館に行くことにした。浜ちゃんは音楽と美術は超苦手強化だったので、自分から美術館に行こうと思うのは自分ながら意外だった。
ガスにくるまれた駐車場から美術館のエントランスまで歩くと、しっとりと濡れた花壇がきれいだった。
MOA美術館
MOA美術館
は広く、豪華な建物だ。一見に値する。
話によれば、天気がよければ熱海の街・海が一望できる高台に建っていて、ガラス越しに見る海の景色そのものが一枚の絵になるような所らしい。
それ、見たい…
視界はせいぜい10mくらいで全く雲の中にいるようだ。
後日、天気の良い日に高台を望むと、下から見ても景観は良かったから、上から見たら本当にきれいなのだろうと思った。 …残念。
美術館に入ると、いきなり常滑焼の壺があった。
覗き込んでいるとボランティアで案内をしているという方が声を掛けてくれて、美術館のことをいろいろ話してくれたり、写真を撮ってくれたりした。
「キング&クイーン」だって。これ
常滑焼の壺がありました
庭園の松 いい形です
作者のバックグラウンドとか歴史とか、説明を聞いていると、作品が生きてくる感じがして、じっくり見る気になって、そうするとおもしろさがわかってくるような気がした。
エスカレータと世界救世教
にょろにょろ文字by小野道風
展示は「書」をやっていた
明智光秀や豊臣秀吉、寧々など、この時代の人の筆による手紙がいくつも展示されていた。筆跡はにょろにょろの文字なので自分では読めないが、今の文字に書き換えた説明があるのを読むとなんとなくわかる。
けど、「〜そうろうにてそうろう」って何のこっちゃ?
展示品をよく読むと、その文章はだいたいが、くだらない内容だったりして面白かった。
明智光秀の手紙は、困ったので誰かにとりなしをお願いしたことについてのお礼の手紙だった。
「○○さん、(秀吉さんに?)いろいろ取りなししてくれてありがとう。だけど、どうにもなりませんでした」
見たいなことが書いてあった。この手紙の後で光秀は殺られてしまったんだね。
MOA美術館は
世界救世教
の創立者の設立によるもので、世界救世教の総本山と隣接して山の斜面に建っている。総本山の側が正面玄関らしく、こちらから入ると長いエスカレータが続いていて、天国にでも昇るかのような感じがしてなかなかきれいだ。
エスカレータの照明がゆっくりと変化するのが幻想的です
エスカレータをいくつも乗り継いで下にある正面入り口に着きました。
受付でお願いして、外に出させてもらった。
そこは、世界救世教の本山! すぐそこに入り口があって人が出入りしている。壁には各国語で「ようこそいらっしました」のような言葉が書かれていて、実際そこにはヨーロッパあたりから来ているのであろう人が何人もいた。
講堂が開いていたので、ちょっとドキドキしながら中に入ってみた。
すごい広さ!
最前列に座るとステージ全体が見えないくらいの幅のステージだ。
講堂の中は案内する人と、見学する人がいて、たぶん救世教の信者さんなのだろうが、驚きの表情で見回していた。
世界救世教総本山の講堂 すごい広さ!
マウスで変わるはず
MOA美術館の正面入り口は世界救世教の総本山
こっちが正面 入るとエスカレータ♪
やバス停があって、
公共交通機関で来るとこちらに着くようだ。
天気のせいか美術館に入ろうとする人は少ないが、ロータリーはそれなりに人がいてざわついていた。
後で気がついたけど、熱海の駅から美術館のある山の方向を見ると、山の傾斜に沿うように、大きな建物があって、全体がある調和をしているように感じた。上から見るときっと海を見下ろすような配置になっていて、聞くとリゾートマンションになっているとのこと。マンションのさらに上のほうが、総本山や美術館があることになる。
宗教施設だけあって、総本山の建物以外にも研修所のような建物もたくさんあるらしく、救世教ワールドになってるみたいだ。
ここ、坂ばっかりだけど、歩いて探検するのも面白いかもしれない。
熱海保養所
MOA美術館は時間いっぱいまで観て、保養所にチェックインした。
熱海の保養所は、山が海に迫る急な坂道の途中にある。
駐車場はやっと8台停まるのが精一杯で、縦列駐車で先に停めた車は前に停まっている車を出してもらわないと出られないくらいだ。
施設は新しいわけではないと思うが、すごくきれいだった。部屋の中は他の保養所などとあまり変わらないが。
− ・ −
夕方まで少し時間があったので、熱海の町を歩いてみた。
保養所の場所は急な斜面の途中で、下っていくと熱海駅を横切って、さらに下って道路を渡るともうビーチだ。
雨こそ降ってないけど、天気はどんよりの曇りで、ビーチまで降りずにビーチフロントのホテルのデッキから海と町を眺めた。
熱海の町並み
海の向こうに初島が見える
パチンコ店閉鎖のお知らせ
向こうの断崖の上に熱海城があった。登ってみたい気がしたけど距離も高さもあるし、なにより時間がない。来た道とは違う道で熱海の町を眺めながら保養所に戻る道を歩く。
昔は新婚旅行のメッカとして流行ったろうに、今はホテルも持て余している感じだ。斜面の狭い土地にぎっしり建っているホテルは古いものから取り壊しが始まっていて、リゾートマンションが立てられ始めてた。
熱海城は70mくらいの断崖の上にそびえていた
温泉地だけあって、保養所のお風呂も立派で、かけ流し温泉だった。
はるちゃんがお風呂あがりに「肌がつるつるだ〜♪」と喜んでたら、浜ちゃんの肌もつるつるだった。すべすべして気持ちいいね♪
お風呂を出たら晩御飯。
保養所は格安なだけじゃなくて、ごはんが超豪華だ。
席について料理の写真を撮って、さぁ食べ始めると、程なく後出しのテンプラとかが次々と出てくる。普通のダイニングテーブルが二人分の料理で埋め尽くされてしまう。
浜ちゃんは食べた分がそのままお尻の圧力になるのが気になるけど、出ている料理は全部食べてしまうタチなので、この料理の量はある意味「罪」だ。
保養所によって、土地ごとの特別メニューが追加注文できるど、何を注文しても結構な量があって浜ちゃんにはとても無理なことだ。
…いまだに特別料理は注文したことがない。
テーブルに着いた時点の料理
このあといろいろ出てきてお腹いっぱい
眠くなって布団に入ったところで、尻具合が気になりだした。
火急の事情ではないけど、どうせ夜中に起きることになるのか、と考え直してトイレでプリっとひと捻りして布団に戻る。
眠いが、どうも、むずむずする感じがして、もう一度トイレへ。
この辺で「来たな」という感じがはっきりして来る。ひとしきりがんばって、これでもう出ないぞ、と思って布団に戻って、うとうと…とするとまたトイレ。
この状態がずっと4時くらいまで続いたろうか。
なんか時間感覚がなくなってしまうのだ。
朝起きると…
疲れた感は残っていたが、不思議と気分はそれほど悪くない。
朝風呂に入ってスッキリしたからかなぁ?
箱根関所
家を出る時は熱海の町をどんな風に回ろうか、と色々考えていたのに、その気がなくなってしまった。
天気がさえなかったので、雨になってもいいように箱根関所を見に行くことにした。箱根関所は高校の修学旅行か何かで来たところだ。でも、何を見たのか記憶にはなくなってしまっている。
箱根関所の物見櫓を登る
マウスで変わります
関所のチケットもぎりのおばちゃんにちょっとした質問をしたらいろいろ話を聞かせてくれて面白かった。
箱根は江戸への出入り口になっていて、地方大名の妻が江戸を脱出しないように、また、鉄砲などの武器を持ち込まないように監視するためにあったのだそうで、幕府が江戸を守り治安を維持するためにあったのだという。
たぶん、修学旅行の時にもこんな話は聞いていたはずなのに、関心がなかったのだろう、ち〜っとも覚えていない。惜しいことをしたものよぉ。
大涌谷
ここ大涌谷も修学旅行で来たはず…
だが、「はず」以上の記憶はなく、ただ、ジョン君が夜の宴会(?)の時に、カーテンを纏って、ジュディ・オングを唄って踊ったことしか覚えてない。そのジョン君は今では小児科医になってるって…信じがたい。
駐車場待ちの列をノロノロと進んでやっと車を停めて…………………
箱根・芦ノ湖を望む。山の向こう側が大涌谷
(のはず)
箱根・芦ノ湖を望む。山の向こう側が大涌谷
(のはず)
大涌谷はあちこちから蒸気を噴出している。
大涌谷の蒸気湯で作るゆで卵は硫黄と反応して黒くなるらしい。売店でできたての黒タマゴが飛ぶように売れている。5個入り500円。ここまで来たら誰もが食べるだろうな。。
展望スポットは写真を撮る人、黒たまごを食べる人でごった返していた。
さっきまでは蒸気の吹く上がりを撮っていたカメラが反対側の空に向かった。
いつしか雲が動いて富士山が現れた。みんな富士山をバックに写真を撮っていた。
それにしても富士山、本当にバランスのいい山容をしていて「富士は日本一の山」だと思う。
マンウォッチング
欧米人のおばちゃん
アジアの匂いムンムンの韓国おばちゃん
中国人のおねーちゃん
日本の観光地なのにたくさんの外国人がいる、日本も国際化がどんどん進んでいるなと思う。
特に目立つのが中国・韓国人で、日本人のおばちゃんよろしく仲間うちで大盛り上がりして我が物顔で大声で何かしゃべっている。
韓国人のおばちゃんはドハデなシャツに似合わないサングラスといった格好で、「どの国に行ってもおばちゃんパワーは同じだなぁ」と関心するばかりだ。
そんなコリアンおばちゃん達を眺めながら、10数年前にアメリカに入った時、二人で話すときに日本語で話せば回りのアメリカ人にはわかんないから、って普通にでかい声で話していたのを思い出した。
その点、中国人らしきおねーちゃんはなぜか鉄腕アトムのピンクのシャツを着て、ピースサインで富士山と一緒に記念撮影。これって、日本の20年くらい前じゃなかろうか?
明らかにアジア人でない一団はロシア人集団みたいな感じ。
近づいてコトバを聞いてみるとか、あわよくば話をしてみるとかしてみたかったが、わからないまま去っていってしまった。
こちらは、そこそこ、場に合っていると言うか、傍若無人ということもなく、好感。
仙石原から帰り道
箱根から降りてきて、帰り道に「
仙石原
」に立ち寄ってみた。
そこは駒ケ岳/大涌谷の麓で、開けたところ一面のすすき野原になっていた。
高い空に一面のすすき野原は、秋の気分をいっそう深めていい感じなのだけど…
案内標識がうまくわからず、変な場所に駐車してしまい、ウロウロしただけで、そこがすすき野原だと分かったのは、あきらめて車を帰りのインターに向けて走らせ始めてからのことだった。
また、チャンスがあったら立ち寄ろう。
16時過ぎには高速に入り家路に着いた。
外泊すればそれだけで疲れてしまうので、比較的早く帰りつけたのでよった。