ヒプノセラピー(催眠)




 私たちの心は、表面の「意識(顕在意識)」とその下に存在する「潜在意識」の2つから成り立ち、
二重構造になっています。
「意識」とは、現実や自分でわかっている心で、一方「潜在意識」のほうは、自覚していない心です。
私たちは普段は、「潜在意識」の存在を意識しません。しかし私たちの行動や思考・感情は「意識」よりも
「潜在意識」のほうから影響を受けています。

 「意識は氷山の一角に過ぎない」とよく言われます。「意識」は表面に見えるほんの一部でしかありません。
それに対して「潜在意識」は、心の中のとてもたくさんの部分を占めています。そしてその「潜在意識」は、
私たちの行動・思考・感情・仕事や能力・人間関係・健康状態にまで、大きな影響を及ぼしています。

 すべては「潜在意識」次第だと言われています。仕事や人間関係、その他の物事などがうまく行くかどうかは
「潜在意識」にかかっています。

 ヒプノセラピーは、意識と潜在意識の境界線(クリティカル・ファクター)を超えて、潜在意識にある情報を
引き出したり、埋もれていた感情を開放したり現在のあなたにとって、必要のないプログラムを消去したり
書き換えたり、望むプログラムをインプットしたりして、今抱えてる問題を解決する事が出来るのです。

 過去の出来事の内容を消したり変えるのではなく、記憶の中の色や明るさや音を変えることで、その出来事の
印象を大きく変えることが出来ます。 例えば辛かった出来事を楽しい思い出として、上書きする事が出来るのです。


インナーチャイルド
 インナーチャイルドとは、傷ついた思いを持ったまま成長できずに苦しんでいる、
自分の中にいる幼いころの自分です。 身体は大人になっても心が傷ついた子供のままで成長できずにいるため、
私たちは苦しみ悩むのです。その子を今の自分が客観的に見ることで、その子に愛を与える事も認めてあげる事も
出来るので、心が満たされ癒されるのです。

インナーペアレント
 あなたの心の中で今も支配し続けている親のことです。
幼いときの環境の中で、親から与えられた暗示(影響)によって、大人になってからもその人の人生がコントロールされて
苦しんでいる状態です。自分の心の中の親と決別し、対等の立場になる事で、自分で判断する事が出来「自立」することが
できるのです。

副人格
 私たちが自分でコントロールできる性格や行動を主人格といいます。 それに対して、自分でコントロールできない性格や
行動を副人格といいます。
この副人格をイメージの中で擬人化し、今まで気付かなかったありのままの自分を主人格と統合することで、
自分をコントロール出来るようになります。
副人格のセッションでは、自分が普段意識していないもう一人の自分に出会います。そうする事で、人との出会いで得るのと
同じように成長していくことが出来るのです。 多重自覚とは異なるものです。

未来順行
 未来の自分の生活を客観的に観察することで、自分が何をしているかを知ることが出来ます。
「現在抱えている問題がすべて解決した未来」へイメージの中で誘導します。これは予言や占いではありません。
抱えている問題が解決したらどんな生活をしているのか、そのときの様子をイメージの中で体験しその未来に向かうための
行動を生み出します。幸せな未来へのビジョンはあなたの潜在意識の中にあるのです。

退行催眠
 退行催眠とは、催眠を使って人の人生における過去のある時期に戻って、
その当時の自分を今の自分が客観的に見つめながら、
当時の辛かった事、悲しかった事、そして楽しかった事などを
感情を伴いながらイメージの中で精神的に再体験することです。
 
過去のある時期を振り返る時、
今の症状を作り出している、原因となっている過去のある時期、またはある出来事を、
その当時の自分が、その状況をどのように感じ、受け入れてしまったのか。
あくまでもその当時の自分を、現在の自分がもう一度体験し、
客観的に見つめなおすという事が大切なのです。
 
 しかし、過去の記憶を思い出すだけでは何の意味も持てません。
無意識の中に抑え込んでしまった過去の体験をよみがえらせ、
それを客観的にみる事で、無意識の中に抑圧してしまった感情を修正し、
その記憶を今の自分にとって大切な事であると、「イメージの中で」書き換えることによって、
悩みを解決するきっかけになるのです。

前世療法
前世療法はアメリカの精神科医ブライアン・ワイス博士の著書「前世療法」で紹介され、世界中に広がり、
飯田史彦氏の「生きがいの創造」などにより、日本でも広がったものです。
 
クライエントに「退行催眠」を行っている治療中に、偶然にも、前世としか思えないところにまで退行してしまったという
出来事が起こり、それ以後、ワイス博士が積極的に催眠による前世退行の治療を行ってきたことがその本で
報告されています。
 
ヒプノセラピーといえば「前世療法」と思われる方もおられますが、「前世療法」という言葉は現在では、
一つの単語として取り扱われています。そして、「退行催眠」のより深いものが前世療法と言われるものです。
本当に前世があるのか無いのかと言うよりも、催眠によってクライエントが話された内容が、
現在の自分にとってどんなメッセージあるのかに気付き、少しでも楽になられることが大切だと思います。
 
前世療法とは、セラピストがクライエントの前世を決めるのではありません。
前世を占う、「占い」でもありません。
あくまでも、クライエントが主役で、
クライエントの無意識の中からでてきた言葉をセラピストが大切にし、
クライエントのために誘導していきます。
 
自分の生まれてきた目的を知ることや、
大切な人との絆に気付いたりすることが、自己成長にもなります。
 
前世療法は、あくまでも「療法」であり、前世があるかないかと言う事はここでは取り上げていません。
それから、この療法は「霊」と関係はなく、占いとは違います。
 
上記の事を、しっかりと理解されてお申し込みくださいね。
 


 ただし前世療法はとても深い催眠状態を必要としますので、最低でも3回は通っていただくことになります。
前世を体験出来るかどうかは、あなたの被暗示性・イメージ力にかかっています。




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