15.自分も相手も大切





 人間関係に疲れる人は、相手に自分の言いたいことが言えなかったり、逆に言い過ぎてしまった
と言うことでストレスを溜めることが多いようです。そこで今回は、新たな人間関係を築いていくときに
効果的と思われる、自分も相手も尊重することの出来る自己表現<アサーション>のお話です。

 人間関係の持ち方には、大きく分けて3つのタイプがあります。
1のタイプは、自分のことだけ考えて、他人を踏みにじるやり方。<攻撃的>
2のタイプは、自分より他人を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方。<非主張的>
3のタイプは、自分のことをまず考えるが、他人のことも配慮するやり方。<アサーション>

※例えばこんなとき
子供が友達とでかけ、夜中に帰って来たとしたらなにかあったのではないかと心配して、
イライラして待っていた母親の言葉。
@「いったいどこに行ってたの!今、何時だと思ってるの! こんなに心配させて、どういうつもり!」
  <攻撃的>
A帰ってきたのを見て、何も子供に言わず黙って眠りにつく。<非主張的>
B「とても心配してたのよ。何かあったのかなと思って気になってね。遅くなるときは電話してね。」
  <アサーション>

※例えばこんなとき
授業にもよく出てノートをとり、友人たちから尊敬されているA子さん。学期末試験のため、
友人からノートを貸して欲しいと頼まれました。
@「今頃ノートを借りようなんて、ちょっと常識ないんじゃない。私 そういう人には
  貸さないことにしているの」<攻撃的>
A「ええいいわよ。」 と自分も勉強したい気持ちを抑えて、貸してしまう。<非主張的>
B「今から帰って勉強をしようと思っているの。だから今回は貸せないわ。この次はもう少し
  早く言ってね、貸してあげることが出来ると思うわ。」<アサーション>

【攻撃的】      相手に嫌な思いをさせることが多い。
【非主張的】    解ってもらえなかったという気持ちや傷ついた感じが残る。
【アサーション】   自分の気持ちや考えを正直に相手に伝え合うので、上手く行く

 時には、アサーションを相手が受け止めてくれないときもあります。でも、相手がどう受け取り、
どう反応するかは、相手の領域ですよね。表現をした自分を責めたり、不愉快になったりしないで
素敵なコミュニケーションがとれればいいですね。





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