TRASH
「Eraser-Head」Up Data 03/26
「迷走」Up Data 03/18
2000/03/26.ICCH
今、デビリンに凝っている。デビッド・リンチだ。それにしても、略すのは便宜というより難儀。 「ワイルド・アット・ハート」に感動した。ニコラス・ケイジもイイじゃないか。最後の"ラヴ・ミー・テンダー"には涙した。こんないい映画も撮るんだ。そんな夜は、布団を被ってもその映画の回想ばかりして、興奮してなかなか寝入れない。大体にして、この人は散文気質で無秩序でエグれた映像ばかり残している。 別段、映画としての体裁をとっていなくても、写真集や画集のような赴きがある。良く言えばそうだが、まぁあのエグれ方は、はっきり言って変態野郎だ。ストーリーなんかあったもんじゃなく、行き当たり場当たりの変態プレイ、ささくれだった映像の凶器を振りかざした不条理世界、そいつを垂れ流す映画館で席の立てない脅迫を強いる。「エレファントマン」はともかく「イレイザーヘッド」なんてドブさらい劇場だもの。 今手元には「ブルーヴェルベッド」と「ロストハイウェイ」があり、今夜見ようと思っている。 嗚咽もんのブツ、 素面じゃないとダメだね、こいつぁどうも、そいつぁどうも、お先にどうぞ。消去。
ペースト、コピー、ペースト、コピー、でオリジナルはどこ? 最初から、そんなもんは無し。 あるのは変異だけ。そいつが進化か退化か、春はまだか、それがどうだか、こうだか、ようやく要約してみたら、どうやら同意やら好意やら得られたやのように見え、坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた、らしい坊主は自画像を描いたのかどうなのか、上手とは誰の感想なのか、政府はアウトなのかセーフなのか、審判はいつ裁断を下すのか、侵犯していないと誰が言えるのだろうか、祭壇で祈るのは審判だとしたら坊主はその時何をやっているんだ、まさか屏風に絵を描いているわけじゃあるまいに。ナンマイだ?
亜流だ。本流と合流も出来ず、交流さえも出来ず、拘留されたままだ。漢字変換は、さらなる可能性を提供するが、さらなる混乱も招く。頭の中を掃除しなくっちゃ。花粉をたくさん吸い込んじゃったから、毛穴から、鼻孔から、穴という穴から入り込んできやがるから、そいつを消去してやるんだ。春なんてべつに来なくたっていいんだ。「春よこい」と言ってるのが楽しいんだから。
2000/03/18.ICCH
所詮、機械だ。機械は機械らしく、人間に従順であるべきだ。こんにゃろうに心を求めちゃいけない。 馬車馬の如く、電気が供給される限り、働いて働いて、消耗していけばいいんだ。 しかし、人間というものは可笑しなもので、愛着だとかを持ってしまった道具に、何か擬人的な匂いを感じとってしまい、訴えかけてしまったりする。人も部分品に分けてしまえば、心無い、ただの部品の集合体だ。 爪だけが独立したり、肝臓だけが出家したりはしやしない。しかし人間という形になってしまうと心が芽生え、思考を始めるわけである。構造的に人間に近き形態をしているだけに、まるで病気の愛玩動物を見守るような心持ちになってしまうのかも知れない。
「不言実行」とは、実に困難な技である。まるで自分だけの秘密を抱いて、コトに当たらざる得ないのだ。 スパイ活動だ。そして誰にも知られない活動は、本人さえも存在しているのかどうだか、あやふやな希薄な存在で、一旦、見失ってしまったら、記憶の片隅にさえ、ひっかかっているコトを許されないという不遇な立場に貶められてしまう。どちらかと言えば、さんざん他者に宣伝して回り、後に退けない状況を作ってしまった方が、実行には移し易いものであるのかも知れない。が、それにも、困難は満ち溢れ、玉砕した場合、嘘つき呼ばわりされかねない危険性をはらむものである。ま、どちらにしろ、ポーズである。 もっともらしく秘密裡に活動するのも、また妙な匂いを発して、そのストイックな翳りをアピールしているようでもあるし、宣伝車でどんなにわめかれても迷惑この上ない。まあ、アピールもほどほどにということだろうが、同じコトを言っても、そのキャラクターによって、違う受け取り方をされる場合だって多々あるものだ。差別と隔絶、それでもって排除、他者との摩擦、独立、確執、虚勢、感情とはまさに、ニョキニョキと生えていく雑草のよう。刈っても刈っても無尽蔵だ。「不言実行」とは、何もしなかった場合は立ち消え、実行された場合は後でその存在を取り沙汰される。とにかく、他者を前提としなければ成立し得ないようなもんである。
花粉がまたしても猛威を奮っている。自然の総攻撃だ。今年のヤツはいつになく凄まじく、鼻水どころか、頭痛やくしゃみを発生させる。特に非道いのが目で、花粉の粒子まで舞っているような感じで見開いていられない。目をこらすと黄色く澱んだ空気が襲ってくる。こりゃ、たまらん。鼻はもう自分のものでないようで、唇はカサカサに乾燥し、目は赤くただれている。今まで感じたコトのないような箇所で、微弱な痛みを発する頭痛は、何かのシグナルのようだった。 花粉症にアトピー、アレルギーに、アルコールを大量摂取、人工化合物の暴食、排気ガス、電磁波がモニターからたれ流され、瞬きを忘れた赤い眼は水分を失っていく。一体全体なんの冗談なんだ!
ワダチレーベル第3弾CD製作のため、"iMac"を預かり受けた。それに合わせて、USBケーブル仕様のCD-Rドライヴも購入した。さあ、配線も終わり、いざテスト走行と思いきや、フリーズの連続!?なぜに走らない? こちとらPowerPC G3だぜ、狼狽しまくり。"iMac"の再起動の仕方も分からない?ショートカットは使えない。手当たり次第に、手をつくし、どうにかこうにかやってみるものの、依然、何かが咽にひっかかっている感じである。ふとCD-Rドライヴのマニュアルを、なに〜!? OS 8.6以上で起動可能だってぇ〜!この"iMac"は 残念ながら8.5.1である。どうりでぎこちないはずだ。Mac雑誌を読むと、8.5でバグが発見され、ちょい手直しが8.5.1で、8.6で完全克服とあり、さらに雑誌の付録CD-ROMには収録せず、とある。Appleのページより無料ダウンロードだ。しかしながらこのPower Mac 6300でダウンロードしても仕方無い、なぜならば"iMac "とは互換性が無いからだ。フロッピーも、MOも、あちらには付いてないからね。当然、"iMac"でインターネット接続を試みる訳であるが、これもなぜかしらうまく繋がらない。内蔵モデムというのも初めてだし、第一"iMac"のマウスは使いにくいぢゃないか!煮詰まってきた拍子に、思い出したぞ。ウチの回線はISDNだから、通常のモデムではダメでTAが無くちゃならないんだ。てコトはウチの外付けTAと"iMac "を繋ぐわけにはいかないのか?いやUSBが弊害に、いやいや電話線で繋ぐんだから、ありゃウンともスンとも言いやしない。「誰かーOS 8.6 のアップデータを、CD-Rで持っていないですかぁー?」急いで駆け込んだレッドGモンスター、確かに無いコトは無いんだけど、皆さん本日より3日連休で会社に行けばあるんだけど、というお方ばかりであった。買ったものが、その日に使えないというコトは、淋しいコトである。 ましてや、自分は性格的にせっかちで、一つのコトが済まないうちは先へ進めなくなるっちゅう嫌なところがあり、それ以外の仕事が中断してしまう。やらなければならないコトは山積みだというのに、そいつが終わらないうちは次へ移れないのだ。ジリジリ、イライラと噴煙が、頭から焚き上がっていく。
瞑想して気を落ち着かせてみても、頭に浮かぶのは、迷走し続ける自分自身の惨めな姿だけであった。