ワッシャー TRASH
5月期

「DEAL」Up Data 05/31
「八方破れ」Up Data 05/26
「四方山見聞」Up Data 05/20





「DEAL」

2000/05/31.ICCH


こないだ"ローラースルー・ゴーゴー"を友達から買った。今風で言えば"キックボード"てやつだけど、随分古いタイプなので、いかにも不粋な感じで、自転車のサドルが無いだけじゃないのかと言われれば、成る程そうである。持ってこられた時は、錆だらけで、随分と放置してあったらしく薄汚れていた。 昨日一日掛かりで、錆取り作業をして、タイヤに空気を入れ、ピカピカに磨いてやったら、見違える程、立派になった。ギラギラと日光が照りつける中、汗だくになって、一心不乱に店頭でサビを落とす姿は、なんとも言えないが、作業を終えた後には何か失ったものを取り戻したようなそんな爽快感があった。 近所のチャリンコ屋まで空気を入れに行き、改装中の店の裏手のイイ感じのバラック(と言うと失礼だが、行くすがてら友達とこんな風な一軒家に住みたいね、などと話していたらそこが仮営業中の自転車屋だった) で老夫婦が空気入れを貸してくれて、復活を成し遂げたわけである。 一番街通りを走り、RED G MONSTERで生ビールを飲む。素晴らしい時間の流れだ。 こんな風にして、生きていけたらどんなにいいだろう。無駄(と言ってしまうと身も蓋もないが)な時間の集積が人生だとしたら、こいつは最も無駄な時間であったが、そこがたまらなく素晴らしく思えた。 一旦、店に戻るが、続けざまに「椿」で酔っ払った何人かが現れ、呼び出された。 数日前に復活した「Coccotti」に飯を喰いに行く。一時は店を畳むなどという話もあったが続けていくそうで一安心である。その隣の「田丸屋」の女将さんも一ヶ月で病気は治り、来月には店を開始するそうである。 まったくこの5月は目の前の2店鋪が閉まっているから、夜などは暗くて嫌だった。「田丸屋」が開いたら早速"カツカレー"を食べに行こう。

なんにしろ、こうした日常もいつかは終わりがやってくる、と思うと暗い気分になってくるもんである。波長が合えば寄り合い、電灯が消えれば離れていき、流転を繰り返して死んでいく。だからこそ楽しい時は目一杯、楽しんでいきたいものだ。そうは思いませんか? 楽しい時の準備をするためには、たくさんのカードをきっておかなければならない。 采配は振れないが、たくさんのカードを持っておくに越したことはない。楽あれば苦あり、ではまるで他者が 仕切っているようで、他力本願臭くて、良い事の後には悪い事が続くのならば、苦をたくさん握っておけば、残りのカードは楽ばかりという訳じゃあるまいし、だからどんなカードにも対応出来るように、たくさん札を集めておくんだ。準備は怠らず、いつでも笑ってやるんだ。ま、そうであればこんな苦労はしないんだけど。 ハハハ… 蚊の鳴くような笑い声(厳密に言えば蚊は鳴かない) 暖かくなってきたのでこの通りも蚊が多くなってきた。先日、Macを弄っていたら、天井から降ってくるもの在り。首元に蠢くんだけど、丁度忙しいことをやっていたもので、どうせ蚊だろうとそいつを振払ってみたら、かなりデカいでやんの。 なんとゴキブリでした。ハハハ… なんでこの広い天井から、わざわざ自分の首に着地するかね。 全く、鳩の糞を浴びた輩は知ってるけど、そんなのにも匹敵する確率、それは幸か不幸か、当然、気分は良くないです。殺意、芽生える瞬間ですね。

5月最後の日は雨でした。こんな日は、とても身体が重くて、ズルズルと足を引きずってそのやる気の無さをアピールしてしまいがちだ。えい、もう終わってしまえ。紐で結んで押し入れにうっちゃっておけば、そのうちいい想い出とやらに変化するやも知れぬ。変幻自在、素面じゃいられぬ、えい飲んじまえ。 90年代のジェリーは聴いていて辛いな、PHISHのライヴに備えて明日からPHISH断ちするんだ、「アイズ・ワイド・シャット」はさすがキューブリックだね、まったくCD-Rライターは役立たずだ、なんて言うような会話を夜な夜な繰り広げるべく、またしても呑み屋に駆け込むのである。 最近の願いは、自宅でカレーを煮込むこと。ゆっくり鍋の番、文庫でも読みながら、缶ビール開けつつ、おっとっと、なんて泡をすすったりなんかして、なんとでも言え、もはやわたしは立派な家庭人である。 誰にも手の届かない場所へ行っちっち。え? そいつは全然普通だって、、、家に居るからって家庭人てこたぁないだろう、おい、、、いやその色々意見はあるでしょうが、ゆっくりしてみたいのです。 本を読む余裕、ビデオなんてちゃっちゃら流してしまえばそれで観たような気にもなってしまうけど、活字を読むというのはなかなかに贅沢でございますよ。う〜ん、いいね〜。

さ、次は君の番、どんなカードを出す?



「八方破れ」

2000/05/26.ICCH


やぶれかぶれ、とも言います。難しげな話は止めだ。こうやって、あるコトないコト、つらつら書き連ねて いると、いい気にもなったり悪い気にもなったりして、一瞬、斬った張ったの気分にもなる。 みんな生きている、とにかく何処に居たって誰と居たって、、自分の日常を生きている、生きていく。 残念な事に、誰もその事に気を留めやしないが。幸いな事に、誰かしらの不幸でそいつに気付く。 どいつもこいつも煮たり酔ったり、いや似たり寄ったり、BE MUCH THE SAME! そんなコト言う奴は負け犬だ。君と僕とは似ても似つかない、大体、失敬じゃないか、負け惜しみは止し給え、ワン。 とかなんとかやってるうちに、日々は通り過ぎていくんだから、結構なコトじゃないか君。砂時計て、眺めていると虚しくなってきませんか?あまりにも規則正しい時間の流れ、流砂が確実に時を体現しているので、焦燥の念に捕われる。酒を飲んでいたって、音楽を聴いていたって、競馬中継に拳を振り上げたって、格闘技に拳を握りしめたり、女体に酔いしれたり、勤務時間や休憩時間、どんな時間もあの砂時計の一粒と変わらないぐらい、時は均等に平等に様々な人々に配分されていく。病身の人には、戦争をやってる人には、クスリをやってる人には、冒険をしている人には、どんなスピードで秒針は動いていくんだろうか?

「Walk On The Dark Side!」 とそのうちアナキン・スカイウォーカーは言うだろう。 エンタープライズ号も行き着けない遥か彼方のもう一つの宇宙で。「スターウォーズ・エピソード4/A New Hope」観たのは小学生の時だった。瓶コカコーラのキャップの裏蓋をめくるとキャラクターが現れるんだ。 磁石に紐を付けて、栓抜きの落ちるゴミ箱に垂らすと、たくさん集められるんだ。ヨーヨーも流行った。 そう、あれはオリンピックの年だった。77年といえば今から23年前、XウィングやR2D2のプラモを夢中になって組み立てていた。「SWエピソード1/ファントムメナス」に続く次作「エピソード2」は2002年公開予定、「3」は2005年公開予定だそうだ。けれども、一時は全エピソード9まであるという話だっだけれど、結局「エピソード6/Return Of Jedi」で打止めということらしい。-May The Force Be With You-

皆さんは記録癖などはありませんか?自分は以前から、記録をする事が好きでした。 こうやって文章を列ねるのもその一つですが、中学校時代から97年ぐらいまで日記を付けていました。 勿論、毎日という訳にはいきませんが、思い付く度に書き続け、それがこのような形に引き継がれた格好となった。以前の日記帳は数えた事も無いので何冊ぐらいになるのか分かりませんが、だいぶ恥ずかしい記録だろうと思います。紛失したものも何冊かあり、イギリスで強制送還になった時は、その日記帳を税関に押さえられ、そこに就労の事が書いてあったので随分肝を冷やしたものだったが、よく考えてみれば奴らに日本語が分かる訳もなく、心理作戦だったと後々気付いたのですが、ペラペラと不法労働の事実を話してしまった事が強制送還の引き金になった。その時、イギリスに置きっぱなしだった荷物を、知人に日本まで送ってもらったのですが、写真や以前の日記帳などが行方不明になってしまい、今でも何だか口惜しいのです。 なにせそれまでの記録が消えてしまったのですもの、そこに存在していなかったような気にもなった。 消失した時間、まあ別に読み返す事なんてしやしないので最早どうでもいいのですが、貯まりに貯まった日記帳を捨てる気にはならない。長続きはしなかったが、一日の食事をメモしたり、購入したものを書き付けたり、レコード店でバイトをしていた時にはいちいち聴いたアルバムタイトルと感想を添えてみたりもした。 そいつを思い出して、今日かけていた音楽を書き付けてみようかな、などと思った。
START>
THE PIZZA TAPES/J.Garcia,D.Grisman,T.Rice >
JUNE-29th-`76/Grateful Dead >
JUNE-21th-`84/Grateful Dead >
Same Old Heavy/Willie`s Apple >
JUNE-28th-`85/Grateful Dead >
ECHO DEK/Primal Scream >
Nude & Rude/Iggy Pop >
最初の「THE PIZZA TAPES」は昨日購入した。とても素晴らしい、去年観たグリスマンの音源は凄かったけれど、やっぱりジェリーが居ないと寂しい。最後に入っているのは"House Of The Rising Sun" とても暖かいセッション集です。デッドの音源は全てBootleg、ウイリーズはCD-Rで焼いたものを点検、やはりノイズが入ってしまい口惜しい。プライマルスクリームはエイドリアン・シャーウッドのダブがいい気分転換になった。買い取りで入荷、聴いてから値付けして新入荷のコーナーへ。イギーポップも同じく、ベスト盤なので色々と懐かしい。 この後は、PHISHなどが流れるでしょう。大体、聴くものは決まってしまっている。 その他は買い取りで入ってきて偶発的にかけてしまうパターンが多いのです。それにつけても、やはりこんな記録は全くもって無意味である。記録をしている時間と、記録される対象物とが混合する。 それを文章で表すとしたら、記録を付けている自分を記録しているから、正しくは記録のための記録でしかなく、それは正確な記録とはなっていない主観だらけなの記録なのである。思い出と称して、カメラを持ち歩く少年少女の無意味な行動とも似ている。写真を撮る事が目的になってしまい、思い出などはその言い訳に過ぎなくなり、ただ只管シャッターを押すのだ。あの映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」状態。

八方破れの積もりが、どうにもこうにも八方塞がりな様相を見せ始めた。 こうなってしまったら最早手遅れだ。削除は忍びなく、いいように5月を見送ってやるんだ。 忘れ物を取りに戻ってはいけない。ここから先へ行くんだ。跳躍、そいつはいい言葉だ。 ミレニアム・ファルコン号まで転送してくれ、何かと混ざっているんだよな。「エピソード2」にはボバ・フェットが登場するらしい。うん、あいつはいい。徒党を組むのは嫌だから、奴は大好きだ。 「ルル・オン・ザ・ブリッジ」を観て欲しい。いい話だった。脈絡が無くなってきた。これも不眠不休の深酒 の所為ばかりと言えなくもないだろう。ちぎっては投げ、ちぎっては投げして、彼は猛スピードで遥か彼方の銀河系までひとっ跳び、泳ぎ疲れたと見え、一休みし、起き上がると眼は充血しておった。 泳いだ後は、眼を消毒するべきだ。ああ、もう行き止まりじゃないか。前が見えない、しかしはっきりと前を見通す事が出来ている人が、はたして何人居るかどうか、怪しいもんである。 見えてる振りじゃ駄目なのだ。無論、目薬は酒に入れるもんじゃなく、点眼するものだという事は言うまでも 無いだろう。



「四方山見聞」

2000/05/20.ICCH


放っておくといつの間にか秩序が生まれてくることがある。混沌から生み出される秩序は道理に合っている。 塞き止められた水が行き場を失って、四方八方に散らばり流れていくように、法則が組み立てられるのだ。 放っておけば、いつか体裁も失態も涙も飢えも、何も無かったような澄まし顔でいる。 自然治癒力、それとも、元々怪我などしていなかったただの勘違い、いくらつついたってもうあの気持ちはウンとも スンとも言いやせず黙りを決め込む。忘れっぽい生身の身体、重たい倦怠感、湿気がまとわりついてくる。 換気扇は回りっぱなしだけど、一向に空気は湿気混じりで、除湿器で水を絞り取ったとしても、ペットボトルいっぱいの水、 それが原因ではないことは一目瞭然だった。そうそう忘れていた5月なのだった。 しかも陰鬱な雨の季節をひっぱり込んでいる。連れ込み旅館でちちくりあっている。携帯電話の電源は入っていない。

仕事に出掛ける前にテレビを見ていたら、駐車違反のレッカー移動の車両移動代金に疑問を投げ掛けている特集を やっていた。どうやら交通安全協会に金が流れているらしい。しかもお約束の天下り先ともなっていた。 内訳は警察の労働賃金(なぜ公務なのにチョークで落書きしただけで賃金を得るのだろう?)レッカー会社(ココも天下り先、 独占市場)そして安全協会へ流出である。自分は主に駐禁の累積で運転免許を失った。免停中に原付を運転して捕まったのが 決め手となったのだが、あのミニパトとのイタチの追いかけっこは凄まじいものがあった。バカバカしいとさえ言える。 都内で車を乗るには莫大な維持費を必要とするので、それから解放されて気は楽になった。足はチャリで十分事足りる。 友達がレッカーのバイトをやっていたりもしたし、駐車場のバイトでは移動車の保管をやったりもした。 駐禁は合法的に金をふんだくっているだけだ。岡林の歌じゃないけれど、クモの巣なんだ。チョウチョやトンボは捕まえる くせに、トンビやカラスは素通り。しっかり自分達に集金させるシステムを構築して、金を巻き上げていく。 国家権力の番犬、能無し、役立たず、別に恨みはないけれどどうにもこの不景気に使い古したシステムで金を吸い上げていく 奴らには釈然としないのであった。その役回りを演じざる得ない、大根役者共を個人攻撃する積もりは無し。

警察と言えば「ケイゾク」はビデオで全部見た。中谷美紀はいいね〜。全部を3構成にすると、前半のパターンが一番 好きだ。あの後味の悪さは、逆に爽快だ。中間の金田一推理系も悪かないけど、最後のサイコ系は強引過ぎやしないか。 野口五郎のTICは凄まじかったけど。あの「リング」以降から、こういった領域は拡散していますね。 最近、レンタルビデオをデッキに突っ込んで、ふと妙な気になる。こうやって、沢山の人達のデッキに侵入して何も残さない と誰が断言出来るのか。それにガッシャとテープがデッキ内に収容される様が、痛々しい。異物を取り込んでいくようで。 そして確実に、テープが吐き出された後には、我々の気持ちや記憶に何かしらのデータがインプットされている。 ダビングなんて、アナタ、お止めなさい。うっ、吐きそう。

ジャニスは言いました。「愛は見返りを期待しないこと」そう言って大勢の人前で歌って独り帰途につく。 みんな泥棒みたいなもので、土足で自身の気持ちを踏み荒らしては、たくさんのものを持ち帰るだけだ。 かと言って玄関先で立ち話というのも否、最初から自身の居場所なんてものを所有しなければいいのだけど、寝床という 帰着点は必要、だから「僕の家に招待したのだから君の家にも連れていってくれないか。」と言う自分の鼻先でピシャリと 扉を閉められた。したたか、鼻を打つ。そう平等なんてものはない。一方的に注がれるから、飢餓感は強まる。 持っていって欲しいものには手も付けない。プレゼントはゴミ箱へ、君は浪費家、僕は貧乏、だからもう来ないでくれないか、 と言って様子を窺うのです。そうしたら、本当に二度と現われないのだもの、喰えない話じゃありませんか?まったく。

下北沢に新規オープンしたコンピューターショップへ、寝起きの浮腫んだ顔面は熱を含んでいた。小奇麗なフロアで、 Power Macintosh G4 (400MHz)を購入した。指を差してから、ものの数分でモニターとTAを合わせて40万円以上の 買い物、カード一枚を差し出すだけであった。2日後に発送されてセッティング、それがそこにあるという事が当然である ような、そんな気さえしてしまいます。騙し騙し使っていた Power Mac 6300はお役御免、さすがにG4はスピーディーで どんな仕事もストレスなくこなす事が出来た、というのも当然の話である。金掛かってまっせ。 テキパキ仕事をこなしてもらって、早く貢献してもらわなければ、と言う自分の動きが今イチ、鈍行各駅停車なのは 言うまでもない。いかんがな。頑張って元取らなくっちゃ。これから、Macはワダチレーベル第3弾CD製作でフル稼動、 去年の第1弾"BILLY THE KNUCKLE/ZAPPLE THING"と同じく7月3日発売予定である。言うまでもなく、B.Jonesと J.MorrisonとBITCHの命日、息子ワダチの誕生日でもある。 来月のメインイベントはPHISHで決まりだ!