TRASH
「BANQUET」Up Data 07/27
「怪談」Up Data 07/19
「夏メロ」Up Data 07/11
「颱風一過」Up Data 07/08
2000/07/27.ICCH
そのように酒の席だから、酔っ払ったから、陽が眩しいから、痒いところに手が届かないからといって、簡単に乱れてはいけない。大人なんだから、ある程度は社会的にならなければならない。なんてね。 ほんと、誰に向かって言っているんだか。判例にありませんな、却下!
酒池肉林、血湧き肉踊る夏、でも僕は疲れ果ててしまった。ヘンリー・チナスキーは50歳、僕は30歳、あと20年もこのレースは続いていくのか?無限地獄、奈落、借財、えい何もかも飲み干しちまえ。ゲプ!
今度は「テレタビーズ」だ。英BBCテレビの会心作だ。皆さんはとっくに御存知でしょうが、やっぱり、あの 初めてそれを目撃してしまった時の衝撃力は、破格だね。しかも朝方、一夜を飲み明かした後に何げにテレビを付けてあんなのを観てしまった日にゃ、そりゃあもう。「ウゴウゴルーガ」や「朝一番天気」てのもアリだったけれど、「テレタビーズ」は規格外だよ。予選をすっとばしていきなり決勝戦だ。 だってお日様に赤子の顔があって時々笑ってるんだよ、地中からは謎の拡声器が浮上するし、テレタビーズの4人なんてお腹にテレビ画面があって全然関係無い映像が現れるんだから、どうやらあの4人はただ遊び惚けているだけのようだし、陽が暮れるまでループ、ループ、ループだ。タビートーストは美味なのか? いったい彼等に電波を飛ばして何の指令を与えようとしているのか?あの家のある周辺から彼等の活動圏は半径どのくらいなのか?そんなコトを考えてしまう自身に身震いしてしまう。ジャムだのインプロだのプログレだの言葉は存在しているが、いったいそれがどうしたって言うんだ。小さい時は、集中、集中を交互に繰り返して、疲れて倒れるまでループするだけで、そこに意義も説明も要らない。在るのは、在るというコトだけだ。そこに彼等が居て、やりたいコトをやりたいだけやり、疲れて眠りに落ちていくだけなんだ。 オッオ〜!
言葉を行使するのが大人、説明や理由を捏造するのも大人、どうでもよくなっちゃって放棄するのが老人、何も知らない未熟だから欲望を遂行する他ないのが子供、色々な部分を人それぞれ持っているからそれが個性、 色は使い分けなければ醜くもあり、配色云々によっては敗色の場合も有り、芸術家だからといって何もかも塗りたくるのは止し給え、芸のためには女房も泣かすのは旧い思想、いや、だけどね、泣かされるのが好きなヤツもいるんだな、これが。領空侵犯は止めましょう。勝手にやってくれい、もう知らんわ。
単純な形態が楽だ。惚れるに対して惚れない、晴れるに対して雨降り、来るに対して去る、お茶の間に対して
酒宴? はて、違うかな。 -終焉-
2000/07/19.ICCH
身体が元通りになるまで数時間を要する。通常は陽が上がっているうちには回復なんかしやしない。 夕方、陽が落ちる頃合にやっと目を覚ますような具合だ。そうして空腹を感じて、ワインなんかと共に夕食を取ったり、ビールなんかと共にソバを流し込んだり、欧米並みの休憩で夜を取り戻す。 夜がやって来たからといって、どうということはない。いつもの通り、お馴染みの風景が流れていく。 0時を過ぎるとソワソワし始める。時には、待ち切れずに斜め向かいのBAR"RED G MONSTER"の軒先で飲み始めたりもする。最近は外の気持ちのいい風に吹かれてビールなんかを飲むと、他に何もいらなくなる。 そこからだとお客の流れも見張れるので 丁度良い。そうしてやっと身体も本調子に戻っていく。 こんな時間の流れが、長くは続かない事を了解している。逆に、永遠に続くような気もする。 どちらにしろ、その時はその時だ。瞬間、刹那を生き切っていかなければ、次はやって来ない。
「いろんなことがうまくいかなくなった時に行ける場所があるというのは素晴らしいことだ。 いろんなことがうまくいかなくなってもどこにも行き場がなかった以前を思い出した。 それがわたしのためになったのかもしれない。その頃はその頃で。しかし今のわたしは何が自分のためになるかなどまるで興味がなかった。それよりもむしろ自分がどんな気分でいられるのか、いろんなことがうまくいかなくなった時はどうすればいやな気分から逃れられるかということに興味があった。どうすればまたいい気分になれるかということに」ヘンリー・チナスキー
次はなんなくやってきた。また二日酔いで目覚めると、食欲は成りを潜め、憂鬱な倦怠感でいたたまれなくなる。何もやる気が起きないのだ。自分はただ動いているだけ、自転車を漕いで汗だくになり仕事場へ向かっている。容赦なく照りつける日光で背中が痛い。仕事場に着き、冷房を思いっきり浴びてまた夕方まで呆然と時間を見送る。
「結局は誰にとっても待つだけの話なのだ。待って待って、現れるのは、病院、医者、配管工、精神病院、監獄、それに死神。世界中の一般市民は、待つ間に、食事をしたり、テレビを見たり、自分たちの仕事について くよくよ悩んだり、仕事にあぶれる心配をしたりしている。」ヘンリー・チナスキー
食欲を取り戻すと急に横柄になった。さっきまでの憂鬱などとは無縁の世界に住んでいた。 下は見ない。見る時はグラスの底を覗いている時だけだ。間抜けな自分自身、と思い巡らせるのも、余裕があるお陰なのだ。きっちりとその型に収まっている時は、手を伸ばすだけの隙間も無く、身動きひとつ出来ずに 話を蒸し返すだけだった。こうして夏をどうにかやり過ごし、夏の居ないところへ、夏の気配の無いところへと移動していくのだが、蚊取り線香の匂ひ、生ビールの温さ、花火、海水欲情、そうして熱帯夜はいつでも追ってきた。
「わたしは酒をグラスに注ぎながら、これこそが飲酒の問題点だと思った。何かひどいことが起こると、忘れようと酒を飲む。何かいいことが起こると、お祝と称して酒を飲む。そして何も起こらないと、何かを起こそうと酒を飲む。」ヘンリー・チナスキー
今夜もいつものところで飲り始めよう。しかし、いったい、さっきからまとわりついているヘンリー・チナスキーて誰なんだ?長く長く続く階段をのぼり始めたばかり。長く続くという予感はあるのだが、もしかしたらあっけなく終わりを迎えるかも知れない。階段をのぼり切った先には、よく出来た怪談話が転がっていた。 拾い上げるとそいつがこう言った。
「多くの心優しき男たちが女によって橋の下に追いやられている」ヘンリー・チナスキー
2000/07/11.ICCH
日曜日に開催された"WILLIE`S APPLE in HERE SCENES 店頭生ライヴ" は好評のうちに幕を下ろした。 自画自賛。圧倒的なバンドの持つパワーにも煽動されたし、フリーマーケットもたくさんの友達が参加してくれて、道を挟んでの物売りは効果的だった。似顔絵描きも頑張った。一路だって興奮して頭をぶつけて泣いていた。それというのも商店街の暖かい了解があっての話だ。ソバの田丸庵さん、隣のパンの大英堂さん、肉の三吉さん、ココッチさんには敷地を貸してもらった。どうもありがとうございました。 たいこフルセットもアリじゃないの、と田丸庵のおやっさんに言われたので次回は是非やってみませんか? やっぱそれはマズイか。WILLIE`Sは"Same Old Heavy"より懐かしい曲をたくさん演った。 アコースティックだからまた骨身に滲みるんだ。平さんは弦をたくさん切っていた。その隙間をジャンピン・ ジャック・フラッシュが埋めるんだ。そうして自分はどんどん酔っていく、暑さで朦朧ともなる。 とっても良い酔いプチ夏祭りでした。
いつの間にか夏の真只中、いくら梅雨明けしていないからとはいえ、もう夏なんです。 昨日はデッドを聴いて泣いてしまった。感傷的。そうして気付いたら外は明るかった。 だいたい"SPACE"の後に"Morning Dew"は狡いよ。きっと優しいんだね。脆いもんだよ。 なんだか固有名詞ばかりですね。ああ、また毎度のごとく、夏という得体の知れない怪物に取り憑かれたんじゃなかろうか。焦燥感、期待感、その他モロモロ、金魚の糞よろしく引き連れて、バーゲンセールの赤札市、アドバルーンはひしめき合い、長蛇の列、体液まみれの豚、繁華街、海岸、遊戯場、枝豆にビール、アロハオエ、貧困な思考、"GIMMI SHELTER" It's just a shot away!
本日のお品書き(夏メロ
1,はっぴいえんど/ゆでめん
2,はっぴいえんど/HAPPY END
3,ジョニ・ミッチェル/コート・アンド・スパーク
4,ジョン・コルトレーン/至上の愛
5,ローリングストーンズ/レット・イット・ブリード
2000/07/08.ICCH
不思議なもので大きな力が押し寄せてくると、神妙な顔付きながらも含み笑いをしてしまう。 わくわくするんです。雨が何かを持ち上げてくれることを、風が何かを持っていってしまうことを。 どうせなら今ある全てのものを吹き飛ばしてくれたらいい。みんな妙に怒りっぽいみたい。
こいつは風景なのです。窓硝子越しに写った他人事。蛇口てシュールだよね。そう云ってくれたらいい。 頭の中は、言葉が通り過ぎるだけ。流れていくだけ。そいつを掴もうとしなければ、ただ、そのまま何処かへ行ってしまう。そしてタレ流されたその言葉に、特に留意しなければならない理由などどこにもない。 遊戯だっていいし、無意味だっていい。雨足は確かに一旦遠退いたけれども、おまえの中で雨が降れば、僕は 傘を閉じて、濡れていけるかな。(途中から「恋は桃色」by.細野晴臣)我ながら滅茶苦茶だな〜。 "はっぴいえんど"を聴いて、"フランク・ザッパ/WAKA,JAWAKA"を聴くとこんな迷文が出来上がる。
「ワールド・イズ・マイン」最新11巻が発売されました。とうとうモンちゃんが復活してしまいました。 戦争もんでもないのにあんなに人が死んでしまうマンガも凄いし、見せてはいけないものを敢えて選んで見せてしまっている。爽快感、疾走感、嫌悪感、世紀末世相をぶった斬っているマンガだ。いいぞ、もっとやれ、みたいな烏合の衆がモンちゃんに殺られていく。自身を肯定するには、責任と力の裏付けが必要。ユリカンも いい事言うんだ。ますます目が離せないのです。「ドラゴンヘッド」は飽きちゃったから売っ払っちゃった。
一夜明ければ、何も変わっちゃいないんだ。そんな魔法はあり得ない。誰かの名前を騙って儲けていけばいいだけだ。偏食気味だから、閉息気味だし、躓かないように気を付けて、京都と沖縄に想いが飛ぶ。
そこに何があるというんだ。きっと何もない、風が吹いているだけ。東京じゃ、もはや風さえも吹かない。
沈黙、過剰な放電、キャラクター至上主義、それが生きていくための手段だというならば、疲れてしまう。
眠りを妨げる輩が大勢居る。そんなに自分をアピールしないでも大丈夫。自分の情報を誰かにリークして、ストーカー条例違反で捕まった。遣る瀬無し、立つ瀬無し、駄洒落無し。そんな颱風が通っていった痕。
勇み足。御免。