ワッシャー TRASH

TRASH12月期

Up Data 12/27
「おしがけ」
Up Data 12/22
「All Along The Watchtower」
Up Data 12/06
「ウィンストン・O・ブギーの事`99」





「おしがけ」

1999/12/27.ICCH


おっ、まだ繋がってる!? いいぞ、押しがけだ。ブンブン、エンジン快調、こうなったらMacが煙を上げるまでコキ使ってやる。文字化けしたり、あるハズのソフトが消えたり、意味深な強制終了やら非道いもんだけど、動いてるんだから大丈夫なり。イエイ!

昨日は出勤前にチャリで一走り、代々木公園までWillie`s Appleの路上ライヴを観てきました。 さすがにこの時期になると演ってるバンドも皆無で、嫌が上にも目立っていた。自棄になっているのか、いや 何かがフっ切れたのだろうか、そんなバンドに答えるように集まってくるオーディエンス達もコアであった。 新しい形態、橋の上から見下ろす人達、後方にそびえ立つNHK、外人さんにカップル連れ、ハープを吹き始めるイカれた親爺(後に救急車で運ばれた模様) 遠巻きにしつつも、キャンプファイアーを囲むが如く、円陣を組むような格好となっていた。垣根が無い、敷居も高くない、境界線だって引かれてやしない、入場料もお布施もあるはずもなく、ドリンクだって付いちゃいないわけで、バンドだって演奏したくなくなれば止めるだろうし、集まってる人達だって帰りたければ帰る。言わば自由というジャンルで括ってしまって構わない状況があった。RCサクセションの一節が飛び出したり、THE WHOにだってクレイジーホースにだって変身してしまえる。難しいコトなんかありはしない、憂鬱や不満や欺瞞なんかケムに巻かれる、嘘や夢や仮想や現実も何か違った形態に変換されるやも知れない。されないかも知れない。そんなコトは知らない、知ったこっちゃない、知りたくもない。

第2部まで堪能してから店へ戻った。年末とは言え、仕事は仕事であった。何かを我慢しなければ、何かを手に入れるコトは出来ない。舵を取るのは自分自身だけ、他人に舵取りを任せるわけにもいかない、どいつもこいつも他人のコトなんか知っちゃいない。知ったような顔して近付いてきては離れるだけだ。 が、時には優しくだってできるさ。人に優しく。言葉の虚無と言葉で鼓舞される、そんな相対した言葉の力が 人に力を与える。演技だっていいのさ、遊戯だっていいのさ、虚構だっていいのさ、そいつが自分の中で違った形になり、生き抜く力を与えてくれたら、またそれを投げ返して、そうした運動がフラクタル的に拡大していく。もしもそれが不幸の手紙だったりしたら、地球丸ごとブッ壊してしまったりしかねないから、仕合わせな便りの方がいいに決まってる。その夜は自分も含め、7人分の誕生日を祝った。

「Good Times, Bad Times. 」で幕を明ける"LED ZEPPELIN"のベスト盤を貰った。 やはりゾクゾクした。困ったものである。中毒だ。"NEXT MILLENNIUM FROM THE WORLD`S"なんてシールが貼ってあり、「いいぞ!」などと心の中で相槌を打つ姿は、猿であった。 でも裸の猿では無い、服を着込んだ猿だ。来年は2000年、そして21世紀を迎える2001年は目前だ。 このZEPのジャケットには、宇宙服を着込んだ4人が写っていてとてもイカしてる。差し詰め、「2001年宇宙の旅」風情というトコロでしょうか。

四方山話もこの辺りでお仕舞にしときましょうか。これから、池袋"シルバラード"にて忘年会です。 明日は向かいのRock`n Bar "RED G MONSTER"の忘年会、年忘れ演奏もいたします。 さらに次の日は、高円寺の中古盤屋"ヨーロピアンパパ"主催の忘年会と、苛酷な3日間が続くわけです。 かなり年の瀬、まったく感懐もありませんが、飲む口実ばかりは加速していく。 ここで会うのは、今年最後になるやも知れませんが、大晦日に更新が出来たならばまた来ます。 エンジンの方が持つだろうか?2000年問題の方も恐怖だし。江ノ島初日の出は大丈夫だろうか? などと宣いつつ、皆様良いお年をお過ごしくださいませ〜。 自転車に乗って帰る。



「All Along The Watchtower」

1999/12/22.ICCH


ピリピリとした冬の空気に、熱い珈琲を煎れて、胃袋に流し込む瞬間、生きている事を実感できる。 店のセールも半ば過ぎ、月曜も営業の予定だったのだが、二日酔いか風邪なのか判別できない頭痛が襲い寝込んでいた。全身の至る所で反乱が起こっている。夢は今まで全ての出来事を万華鏡のようにして見せて、それぞれの断片を見事に破壊していく。壊せ、潰せ、消してしまえ、そうした指令を忠実に実行していく。 貴様らの他愛も無い思い出なんて代物は、これから先、何の役にも立たない、それを思い知らしてくれる。 写真、映像、活字、言葉、音楽、絵画、目の前にある漆黒の珈琲だって飲み干してしまえば、後は消化するだけだ。何を自分の内に留めるのか、煙草のケムリを噴煙のように焚き自身の器官を汚していく。そこにはニコチンがへばりつくだけ。毒を喰らえ。紙幣に諂え。そうして死んでいくのが20世紀だった。 が、しかし、なぜに自分は悪態をついているのか?珈琲がこんなに美味しいのに、煙草とだってこんなに相性が良いのに、少し弱ってきているのかも知れない。得てして、責任転嫁は自身の弱さを隠すために実行されるものである。さらに反乱の狼煙はコンピューターの匡体からも焚き上がる。親の心子知らずである。 次々と修復不能な事態が沸き上る。その原因は2000年問題か?単なる整備不良か?メール受信の不備は見て見ぬふりを決め込んだが、またしても初期化の時期に来ているのだろうか。こうしたことも、何か得体の知れない不測の事態を予感させ、憂鬱にさせる。酒を飲む口実にもなろうというものだ。 泥酔、宿酔い、が揺れ動いて、素面で居る時には不安が襲ってくる。今日は飲まなくていいのかという安堵感と同時に焦燥感にも捕らわれるのだ。師走の景色は強迫的でさえあった。ナベの季節だとか言って、目前の鍋から沸き起つ湯気に酔ってしまい、箸も付けずにグイグイと酒を飲み干してばかり。空きっ腹に流し込むものだからキューンと悲鳴みたいな叫びが腹奥からすると思えば、途端に目眩で気分が高揚していく。 ま、どちらにしろこの季節は、飲むべし、飲むべし、で、ああいったい帰着点は何処に? もはやこれまで。何も出てこない。思考の氾濫。味方が反旗をひるがえす。暗中模索。松村雄策?そんなこんなで99年もお仕舞いか。

マジでMacがブッ壊れそうなので年末は更新不可になりそうな気がする。だからその前にもうちょっとだけ、Just a little bit! う〜ん懐かしい感じ。25日はクリスマス、何を隠そうヒヤシンス2周年、まだまだたかだか2年、石の上にも3年と申しますがその通りでござひまして今のところ自分自身の中では、開店準備期間といった心持ちでやっていこうといった次第でございます。(妙文なこと頻り)そういった意味では99年はたくさん勉強になった訳で、初めての自主CD製作、ダブルワダチ誕生、はトップランクに位置するニュースでございました。そしてHIPにHOPなキャンプは様々な爪痕を残し、原始回帰を高らかに歌い上げ、ライヴでは 色んな場所でWillie`s Appleを目撃、M.M.&Wのスペイシーサウンド、D.グリスマンの逞しさ、12/8のリトルフィート、PHISHを見逃した事を差し引いたとしてもそこで彼等に出会えた事実に感謝の念を禁じ得ないのでありますところの、その裏でたくさんの御仁が鬼籍に入っていった。2000年を目前に逝ってしまったリック・ダンコの御冥福をお祈りいたします。生き残った者は変わらず塔を築き上げていく。 神に届くように高い塔?いや、自我の塔?えい、いっそのこと墓碑にしてしまえ。All Along The Watchtower!
「抜け出す道があるはずだ」 

もう、おしゃべりは止そう。夜も更けてきた。




「ウィンストン・O・ブギーの事`99」

1999/12/06.ICCH


99年12月5日、日曜日、第5回ジョン・レノン追悼「ドクターウィンストン・O・ブギー・トリップス」が開催された。95年から始まったこの企画も、ついに5回目だ。年に一回、自分も楽団にベースを持って参加出来る唯一の機会でもあり、いつも楽しみでならない。第1回目から会場は池袋のシルバラードだった。 あの伝説の(なぜなら記録が無い、記憶もあやふや)アコースティックライヴ、参加者全員が 床を足で踏み鳴らし、近所から苦情が続出したコトも今や懐かしい思い出である。Willie`s Appleと懇意になったのも、これが切っ掛けだ。その当時、クラブスというバンドをやっていた横谷君や田村君と出会ったのもこの企画だ。一度だけシルバラード休業の時は、下北ロフトでもやった。NAVAJOの黒木さんは、何時戻ってくるのだろう?そうこうしているうちに、忘年会シーズンと相まって季節を感じさせる風情を見せる企画となった、ようだ。この5年間にも、去る者、来る者、通り過ぎる者、たくさんのものが去来する。それでもシルバラードはそこにあり、この企画も5回目を迎えるコトが出来た。変わらないものは、ジョンがこの世に居ないコトだけだが、それぞれの気持ちに今も相変わらず住んでいる。「アンソロジー」から始まり、今年の「イエローサブマリン」までビートル達も動いているコトは言うまでもない。 さらにこれまでやってこられたのも、参加してくれた方のお陰であり、手伝ってくれた皆のお陰であり、本来なら自分などは家で飲んだ暮れてジョンのレコードを聴いてしんみりするか、外でゲロ吐くぐらいが関の山だったのである。自分のジョンが皆のジョンになったり、そして歌ったり演奏したり、たくさんの人達と出会ったり、ジョンが縁で宴会なのだ。

楽器機材を提供して戴いたWillie`s Apple、そして素晴らしい空間を提供して戴いたシルバラード、それが無ければ成立しませんでした。ありがとうございました。 午後3時よりオープン、4時半に音出し、"Willie`s" が先陣を切ってくれた。"Maxis Kansas City"よりゲストを迎えブッちぎりの4曲を。続いてRed G Monster+BILLY THE KNUCKLE+きっちゃん&Girls+ICCH="よいたまき"。この日のために、みっちりRed Gで飲み明かし、また周囲を巻き込んで大人数となりました。 "くろばなな"は中古レコード高円寺ヨーロピアンパパ、新童氏が率いるバンド。役者との二足の草鞋を履く彼の仲間が集まり、コケティッシュな魅力と噂の女性Voには、色んな意味で惹きつけられました。 "Coccotti Band"はHERE SCENESの向かいのイタ飯飲み処屋さん。今回は厨房の有馬さんが渋いアコースティックデュオを披露、そして米さんがハードロック・テイストで攻めていた。 この後、尻馬に乗っかってまたしても"よいたまき"登場。最初の出番より飲みも進み、イイ感じで数曲演奏。 トリは"Willie`s Apple"だ!すでに9時を回りつつも、全員がオールスタンディングで大ノリ大会と化した場内、熱気と合唱で酸欠状態。凄いテンションでだったし、皆、楽しそうで、コレがあるから止められないわけだ。ビールが売切れとなってしまったり、打ち上げへの移行が手間取ってしまったり、反省すべき点はたくさんあろうが、みんなが機材の捌けやテーブル類の運び込みなどを手伝ってくれたり、ゴミを片付けてくれたり、そんな暖かさも嬉しかった。参加してくれた全ての方々に感謝いたします。

そして12月8日はそれぞれのジョンと共に。