TRASH自己存在(04)の月23日【KIN 260】黄色い宇宙の太陽
G暦2003.11.09
今日まで、皆と二泊三日、初島へ旅行に行ってきました。たくさんの思惟を皆から貰った。
自分一人で生きているんじゃない。逃げている問題ばかりに、ブチ当たって、そうして困った。
今までのこのシフトでは、受け取る力が強過ぎて身体が拒否反応を示したり、五里霧中、皆目見当もつかぬ
場所で思案ばかりに明け暮れて、目を背けてばかりいた。
今回はどうだ。そう、同じように、まだ光はない。見えない古い自分が、たくさん彷徨っていて、
僕を取り囲む。逃げようとして、暗転を目論む。だけれども、それをしようとする自分を、もう少し違った
角度で眺めることが出来た。少しだけ分かってきた。そこに居るのが、古い質の自分だということに。
何から逃げるのか?見たくないものから遠離る。見ようという意識を遮断する。怖れている。
一人で解決出来るのか?その答えは、すでに解答済みだ。絶対に一人では、何の解決もみない。
なぜなら、その答えはすでに自身の中に内包しているものだから。誰かと関わらなければ、新しい知恵は
其処にはない。あるのは、すべて古い自身の確執ばかりだ。
此所でこうやって考えている事柄を開示しなければいけない。しかし、喋れない。
その場では、遠回りをしてしまう自分が居る。まだ、お客さまで居る。中にいるのでなく、外で眺めている。
言葉は武器にもなりうるし、愛にもなりうる。どちらにも行使出来ない時に、黙って貝になれば、まるで
透明人間になってしまう。そうやって行方を晦まして、誰からも、自分自身からさえ、感情を遮断してしまう。
それは悪しき魔法だ。伝えるために、今生に生きている。役目を、誰もが担っている。
他力本願では駄目だ。自分自身が動き、それを誰かに渡して、まだ自分が持っていないギフトを授かる。
今回、一緒に行ったメンバーと、ハーモニック・コンコーダンスの宣誓をして、何かが変化した。
信頼出来る仲間と一緒にいる。それは、11人だったけど、同時に世界中と繋がり、共有した何か。
協力しなければ、得られない気持ち。何に引っ張られて、この暦を使い始め、面白そうだから巻き込まれて、
それから新たな挑戦をしなければならない。自分自身のためにも、地球にも宇宙にも。
ONENESSという言葉。本当の気持ちを、今すぐ、その場で、伝えられるようにしたい。
そして、この挨拶を、心から言えるようになりたい。
ありがとう。In Lakechi
自己存在(04)の月13日【KIN 250】白い電気の犬
G暦2003.10.30
箸休めである。自身の思い出話も少しクドくなってきた。過去は姿を変えることなく、ただ沈澱してるだけ。 それでもって、都合良く、流れを阻害することなく、こじんまりとまとまり、現在を邪魔しないように 仕上がっている。果たして、それがそうだったなんて誰も知る由もない。Ash to Ash(灰は灰に)
今、それを是が非でも伝えなければ分かってもらえない道と、今でなくともやがて知ってもらえる時がくるだろうという道がある。 自分は後者であり、明日がやってくるだろうと日和見し、それは最善の時を逃すことになるかも 知れないが、また太陽が昇ってくることを信じる力でもある。 自分がこの世界から消えれば、世界は自分の前から姿を消し、世界はそれとは関係無く動き続けるけれど、 それを感知することを止めてしまった者には無関係で、どちらもその足並みを乱すことはない。 だからこの世が、プログラムだろうが、因果応報だろうが諸行無常だろうが、決して人の意志が無視される事 なく、その行き先は総意であり、この星に生きるあらゆる力のままに進んでいくことだろう。 「改暦」のことをいうならば、やがてそれは自然とその道へ進むだろう。時が熟すその日までに。 そこで無理な力は歪みを生み出すし、グレゴリオ暦が機能しているうちは 便宜上それを使用するよりない。 無血革命でしかない。自由意志だ。カレンダーには見えざる力がある。 すべての人間が一斉に「13の月の暦」に改暦し、同じように同じ景色を見たならば、とんでもない魔法が 起きうることは想像出来る。グレゴリオ暦が見せた景色とは一変するはずだ。 暴力、戦争、拝金、汚職、陵辱された自然、血で血を洗う凄惨なテロ、宗教戦争、そんなものの 悪意の連鎖に句点を打つ、新しい世界を見ることができることだろう。 同じように月夜の下で、同じように足をならし。そしてこれは、どうしても、自然と皆が同じ方向を意識し 始めて、やっとやってくる。誰の介入もなく、羽毛のように軽く、降り注ぐ陽光のように均等に、 自身の役割を意識して、自然に生きた時にしかやって来ない景観。 今、見える者はそれを見て、そして少しでも伝えていくしかない。 自身の出来る範囲を越えることなく、友達に、仲間に、恋人に、兄弟に、そっと囁く。 できることはそこまでで、後はそれに触れた者の選択だ。ゆっくりと動いていく。それは亀のように。 イメージを解放しろ、という言葉はすごい。
G暦来年3月(今年太陽の月)に、「13の月の暦」提唱者のホゼ・アグエイアス氏が日本にやってくる。
この暦は、G2012年に終焉を迎える。あとマヤの長期計算法による最後の年まで、9年と少し。
7:7:7:7 を意識してみよう。In Lakechi
自己存在(04)の月10日【KIN 247】青い宇宙の手
G暦2003.10.27
それで「アルバイト道」なわけですが、こりゃネタ的にいくらでも書けてしまっちゃったりしてしまうんで、
切り売りでいこうと思いまして「其ノ壱」と相成りました。
「傷だらけの天使」「探偵物語」「俺たちは天使だ」偉大なTVドラマがありました。
誰でも一度は探偵に憧れたハズです。そんな風にカッコよく、運が悪けりゃ死ぬだけさ的な世界の敷居は
かなり高く、普通は浮気の素行調査辺りが関の山であります。
私も友達の紹介で、いわゆる興信所へとバイトに行きました。ていうか、何でも屋です。
その友達は僕を紹介した後、行方不明になりました。否、一度現れて、なぜかそいつに手痛く殴られ、
また消えてしまいました。普段は電話番ばかりで、従業員は自分ひとり、社長はいつも居ません。
依頼が入ってくると、丁重に断ります。電話番の他には、事務所で飼っているピラニアの世話と、
社長の洗濯などでした。社長は強持てで、ヤーさんでは無いのですが、憧れているというか、限り無くそれに
近付きたいようなふうで、実際付き合いもあるようで、一度あまりにも暇でその辺にあったビデオテープを
再生してみたら、なんらかの何々組襲名式が一部始終映っていて、気落ちしました。
またある時は、友人の自動車事故をかなりのスピードで解決。ちょっとした接触だったのですが、社長の
知り合いの病院に診断書を書かせ、保険屋を脅し、70万円ぐらいブン取っていました。それで、7割ぐらい
持っていってしまいました。お金になることなら、何でもするようです。
それでも一度だけ、ちゃんと素行調査をしたことがあるんですが、同業者の仕切りに便乗しただけで、
僕の役目は、原付バイクに仕掛けた盗聴受信機を現場の近くに置いてくる、というだけでした。
良い思い出といえば、仕事が楽、ていうか暇で、けれどもかなり高給。
木刀持って追い掛けられたりもしましたが、決して、乱暴者ではないのです。優しくだってできるさ〜。
(by.RCサクセション)社長とその愛人さんとで食べたシャブシャブは忘れられません。
案外とファミリースタンス的な面もあったのです。ていうか、ゴッドファーザーしかり、か。
流行ったダイヤルQ2てのでも荒稼ぎした。自分でQ2立ち上げて、偽造テレカで掛けまくり、
NTTから情報料をせしめるってやつ。その頃には、友達も誘い、深夜人気の無い場所へ行っては、
何十台という公衆電話にテレカを差し込んで、何時間も番してたりした。不毛な仕事だ。
さて、ここからが、聞くも涙、語るも涙なのであります。そんな仕合わせな日々も終わりを告げ、
その友人と二人、社長の縁故のスナックへと送り込まれてしまうのです。蝶ネクタイを締め、片膝付いて、「いらっしゃいませ」である。レーザーカラオケな日々。ホステスさんにコキ使われ、消耗する日々。
嗚呼、フルーツ盛りな日々。最終電車でグッタリと帰宅する日々。
その次には、なぜかバイク便へと駆り出される。いったい何のバイトをしているのだか、記憶も遠退く。
上がりのうちから何パーセントと、社長の懐へと消えていく。不毛過ぎる。
ただそれを過ぎ、冬が近付きやって来たのが、スキーレンタル屋だ。随分とヘヴィーだったけれど、なにせ
莫大な金が動く。仕組みは簡単、スキー板や靴、ウェアを学生さん相手に貸し出しするだけだ。
事務所で予約を受け、それを倉庫で組み分けて、新宿高層ビルのスキーバスへと運ぶ、そして回収。
ただこれが非道い道具ばかりで、一応、サイズなど身体に合わせてあったりするものの、ビンディングが
壊れてたり、靴の中がビショビショに濡れていたり、服が破れていたり、板のサイズがチグハグだったり、
とにかくもうやっつけ仕事。貸し出しては回収して、また使い回しては、貸し出す。
そしてここがミソなんですが、クレームは一切受け付けない。最初に適当にお客に渡しバスに送り込み、
帰ってきたらさっさとそれを回収するのだ。文句を言われた場合は、高圧的に押さえ付けて良い事になってる。その頃は、かなりパンキッシュなスタイルだったし、鬱憤も溜まってたりして、手荒く処理した。
どうしてもという場合に、地元のヤーさんの呼び出し用に携帯電話も持っていた。その当時の携帯なんて
受話器みたいなごつくて重たいやつ。結局、一度も呼び出す事はなかったし、出動で3万円を徴集されてしまうので、こちらも必死で闘ったのだ。時間拘束も絶対で、友人二人で仕切って、バンドのリハやライヴも
あったし、大晦日も正月も無かったし、ボロ雑巾のように働いたが、この仕事は売上から自分らの取り分が
貰え、確か数パーセントでおいしい時には月80万円ぐらい貰っていた。
ま、きっと社長はその何倍もの金をピンハネしてたんだろうが。それでも、21歳のガキには大金だった。
こうして社会のクズ的バイトは、23歳ぐらいまで続いた。確か最後のスキーレンタルは、そのあまりの
非道さにクレームが相次ぎ、すっかり売上が激減し、我々も足を洗う事を決心したのだった。
90年初頭の物語でありました。ところで、勿論、後釜のバイトを探して後を引き継いでもらいましたし、
それから今まで、その社長ともバイトを紹介した人とも、会っていません。
ていうか、このまま行方不明でいたいと心から願うのです。
だから、どうかこの物語は他言無用ということで、次回も心置なく続けたいと希望するわけです。
ショーケンは、カッコいい。彼に憧れても、このように社会の泥沼でもがいて生きていく。
生業(なりわい)てヤツは、ったく。
自己存在(04)の月06日【KIN 243】青い太陽の夜
G暦2003.10.23
今、家には、金魚がいる。子供が、お祭りでもらってきた。僕は、生き物を飼う資格がない。 小学校3〜4年の頃、近所のお墓にある花屋さんから、スピッツ犬を貰った。 "ハッピー"と名付けて可愛がり、首輪や紐無しでも散歩できるぐらいに慣れた頃、学校から戻ると、冷たく なっていた。母親が、例によって紐無しで散歩している時に、道路へ飛び出し、トラックに轢かれてしまったのだ。その屍体にすがって号泣した。屍体は、裏の山へ埋めたのだったが、数年後、そこで工事が始まり、 また掘り返して、火葬した。それから中学生、新宿の高架下にあるペットショップで、柴犬を買った。 名前はまた"ハッピー" マンションのベランダで飼っていたが、糞尿や泣き声で問題となり、東京から名古屋 にある親戚の家へと譲った。この犬は、田舎で仕合わせな一生を終えた。 21歳、バイトをしていた興信所(なんでも屋)で、猫の始末を頼まれた。 2万円ほどを貰い、家で飼う事にした。茶トラの"ビッチ"だ。猫アレルギーな自分は、かなり手を焼いた。 家に閉じ込められ憤懣やるせなさを感じたらしいビッチは、凶暴になっていくばかりで、生傷も絶えず、 去勢をしてみても、家出を繰り返し、まったく不良猫だったけれど、反面、猫可愛がりに溺愛した。 まるで擬人化してしまい、喧嘩もすれば、嫉妬もしたし、叩けば引っ掻かられた。 そのうち3回の引っ越し。その当時に付き合っていた女性と一緒に付いてきた。 その女性と別れると同時に、ビッチは死んでしまった。ビッチが生きていた4〜5年余り、あまりの痴呆さに 海水魚飼育に手を出してしまった。最初は、タツノオトシゴだ。飼育の難しい無脊椎動物。 小さい頃、国立博物館で手に入れたミイラを、後生大事に、今も持っている。あの不思議な生物を、家で飼う 事が出来るなんて、といってもすぐに落ちた(死ぬという意)。まずは基本から、テストフィッシュに スズメダイを購入。そのうち珊瑚なども買い、60cm水槽が120cm水槽に、気付いたら 180cm2槽の特注水槽なんかを購入しちゃって、どこかの海から誘拐してきた魚達が乱舞している。 2万円のウズマキ(タテジマキンチャクダイの稚魚)を買い、3日で落ちた時は、さすがに唖然となった。 そいつらに加え、迷子の鼬のフェレットなんてやつも現れた。ああ、もうそこで、糞詰まりだった。 僕にとって愛玩動物は不必要なんだ。インコを台風の日に、外へホッポリ出したままにして殺した事もある。 カブトムシの幼虫を、地中深く埋め過ぎて、春先に掘り起こしてみたら、あと少しで地上だったのに、成虫は 息絶えていた。海水魚は海へ帰した。東京湾では、すぐに死んでしまったことだろう。 食肉工場で解体される牛や豚、鳥たちを横目に、轢かれた猫の生温かい身体を抱き上げ、埋めにいった。 土が思ったように掘れないので、鳥葬にすることにして、公園に放置してきた。道路脇よりゃいいだろう。 偽善者め。それはそうと、望む望まずに関わらず、やつらはやってくる。強いものに惹かれるように。 それも、巡り合わせだ。金魚は、とりあえず家で生きている。あ、一匹、落ちかかってるなぁ。
この「道」シリーズ、案外、楽しいナ。そんなのを、踏み付けながら、ここにふんぞり返っている自分。
さっき、100号を迎えたメルマガを廃刊にしてきた。毎号、毎号の不平不満、愚痴やら宣伝やらの媒体。
ようやく役目を終えた。すべては、いつものように中途半端か、という声がする。
そう、それでいいじゃないか、良いことも悪いことも同乗しているんだから。同じように関わり合い、
そして僕自身を転がしていく。
詰り「水到りて渠成る」
自己存在(04)の月03日【KIN 240】黄色い律動の太陽
G暦2003.10.20
Copyright(C)ICCH