ワッシャー TRASH
黄色い太陽の種の年(Yellow Solar Seed)



宇宙の月(Cosmic)
「It`s All Over Now, Baby Blue」 |
「錯迷」 |
「Rubber Soul」 |
「入道雲」 |
「To Lay Me Down」 |
「Come Together」 |



「It`s All Over Now, Baby Blue」

宇宙(13)の月25日【KIN 044】黄色い倍音の種


オマエを信じないのも、それはそれで作戦だ。世の中はあらゆる政治のなか、動めいている。 策略、駆け引き、法律、横領、、、乞食でさえもそれに従順。 あらゆる仮面を着けた者が、その法則にのっとって謳歌している。 だからどうした、それだけのことだ。間違いなし、それだけのことでしかない。 それを指摘することは、戯れ者の遊戯に過ぎない。 歓声、拍手さえ上がらず、幕引き係りも現れず、切符の払い戻しもされない。「ユダ」と罵声。 裏切っちゃいない。信用されるべき題材も持っていないんだから。

なんてね。ボブ・ディランの66年ロイヤル・アルバート・ホール、2枚目ザ・バンドの演奏を聴いていただけ。かっこいいな。断じて、ここに真実が在る。それは、THE WHOのワイト島にも在ったし、ジミ・ヘンドリックスや、ニール・ヤングの存在そのものを呼称する。ROCKと呼ばれるものの中枢。地球の中心核が水晶 だというのなら、それがこの音楽の核となっているものである。真実、と呼んで差し支えないはずだ。 あー小っ恥ずかしい。こんな手段でしか伝達できない奴を、笑いたくば笑い給え。 しかし、きみ、軽蔑し給うな。

オマエは嘘つきだ。野次を飛ばした観客にそう言ってのけ、「Like a Rolling Stone」を始める。 偶然、手にしたものを、さっと掴め。自身を信用しろ。オマエが手にしているものは、本物だ。

長い時間を掛けて、やっと辿り着く。ゴールではなく、次のスタート・ラインだ。 どうやって此所まで来た。自身の足を使って。油断のならない道程だった。たくさんの誘惑、それと憎悪。 間違えてはいないはずだ。嘘つけ。 パズルを、ばらばらにして組み立てる作業にも似た。 忘れてはいなかった。自分自身の足が、まるで他人の足のようで。それで、こうやって立っているのが、 本物の自身の足だということを実感して。また、立っていられる。まだ、立っている。 ここまで荷を背負って、これからもそれを背負って、歩いてく。全てが終わった、その後に。

It`s All Over Now, Baby Blue

行くんだよ いるものをもって ながもちすると思うものを
とにかくとっておきたいものは さっと掴んでしまえ
彼方に立つのはきみの孤児、銃を持って
太陽のなかの火のように泣いている
見よ聖人たちがやってくる
すべては終わったのさ、ベイビーブルー

ハイウェイはギャンブラーのためだ きみの感覚を使うとよい
偶然からあつめたものを持っていけ
きみの街角からきた素手の絵描きは
きみのシートに狂気のパターンを描いている
この空もまた きみのしたで折りたたまれていく
すべては終わったのさ、ベイビーブルー

きみの船酔いの水夫はみんな 漕ぎかえっていく
きみのトナカイの大軍はみんな 家路についている
きにのドアを出たばかりの恋人は
床から毛布をぜんぶとってしまった
絨毯さえも きみの足の下でうごいていて
すべては終わったのさ、ベイビーブルー

踏み石はそのままおいていけ なにかがきみを呼ぶ
のこした死者は忘れろ 彼らはついていかないよ
きみのドアをたたいている浮浪者は
かつてきみが着ていた着物をきている
あたらしいマッチをすって あたらしくはじめなさい
すべては終わったのさ、ベイビーブルー

(C)Bob Dylan





「錯迷」

宇宙(13)の月21日【KIN 040】黄色い磁気の太陽


あと8日で今年「黄色い太陽の種の年」も終わる。急く必要などまったくといってない。 それでも駆け足だ。あれもやらなければならない、これもやらなければならない、お金を稼がなければならない、友達に逢わなければならない、あの仕事を片付けなければならない、本に映画に音楽、酒も呑まなければ ならない。そして何ひとつ、乗りこなせないで落馬した。背後で、テスト氏がせせら笑っているような気がした。後ろを振り返ると、彼の姿は其処にはなかった。
「観念、原理、ひらめき、最初の状態の最初の瞬間、飛躍、あとの者をふり捨てた跳躍… 準備や実行は他人にまかせておけばいい。 ここに網を投げたまえ。海の中で、魚が見つかるのはそこだ。じゃあさよなら。」

自分自身の言葉を持っていないことに驚愕した。全部、引用じゃないか。明日も、誰かのものじゃないのか? そうして疑いだしたらキリがなく、うつむくしかない。言葉だって、誰かの発明だ。 拝借し続けて、素知らぬ顔して、うそぶいている。盗品を売って稼いでいる。 選択する能力にだけは長けていた。生きなきゃならないからね。生き続ける事は、義務なのか?
「ねえ、あなた。あなたにはまったく、人の興味をそそるものが欠けて、いる。ところが、あなたの骸骨は そうじゃない、あなたの肝臓にしても、他ならぬ脳髄にしてもそうじゃない。また、あなたの愚鈍な様子や、 間の抜けた眼つきにしても、事実は同様だ、あなたのいっさいの考えにしたってそうだ。 まったく、わたしには、馬鹿者を動かしている仕掛けを知るだけのことも出来ないのだ!」

ぼくの中で何かが生まれ、そして居なくなる。通り過ぎていったり、立ち止まって話をしたりして、消え失せる。酩酊の中で、睡眠の中で、日常の中で。邪悪だったり、滑稽だったり、でくの棒だったり。 ふうん、愉快だね。もう一人の者に、明瞭な人格を与え、たくさんの栄養を投与し、育てていけば、その人物は、自身にとって代われるんだろうか?簡単ではない。そこで立ち話をしている者を捕まえて、そいつに全権 を委任することは簡単ではない。ふいと現われて、消え去る方が楽なのだから。
「きみの思考を軽蔑したまえ、それらは、ひとりでのように消えていく。 そしてまた浮かんでくるのだ…」

「君のすべてを、君の最良の瞬間に、君の最上の思い出に従わせたまえ。時間に君臨するものと見なさなければならないのはまさしくこれだ。この最上の思い出だ。あらゆる習練が君を連れ戻すはずのこの状態だ。 これこそ、君に、おのれを侮蔑することを、また正当におのれを選びとることを許してくれるものだ。 すべてはこれとの関わりを通して存在する。君の発展の中に、尺度をそなえつけ、目盛りを刻むのはこれにほかならないのだ。もしこれが、君以外の誰かにもとづいていたとすれば、 そのときは、これを否定し、 これを知ってしまうことだ。
弾性と侮蔑と、純粋さの中心。
わたしは、おのれのなりたいとねがうものに、心のなかで、おのれを犠牲に捧げる!」

馴れ合いは、ここまでだ。そうして、思考は沈む。なりを潜めた、と云った方がいいのかも知れない。



「Rubber Soul」

宇宙(13)の月17日【KIN 036】黄色い惑星の戦士


ラバーソウル、いいタイトルですね。偽物(ラバー)ソウル。ビートルズ後追い世代としては、最初に愛聴したアルバムは、2枚組のベスト・アルバム2枚(通称、青盤・赤盤)。それから、「オールディーズ」と「ヘイ・ジュード」この2枚もベスト盤。そして、「ラバーソウル」だった。 「アンソロジー2」でポールが "プラスティック・ソウル" と呼んでいるが、デヴィッド・ボウイも後に同じ呼称で、あの74年2枚組の名演を行なう。それから名作「ヤング・アメリカン」へとつながる。 「ラバーソウル」のジャケットで、すでにただ者では無い雰囲気を醸し出している。 マッシュルームカットの4人が、ぐにょーんと斜に間延びしてる。 これと、バーズの「Never Before」という未発表音源集のジャケが大好きで、部屋に飾っていた。 YMOの「増殖」に通ずる美意識なのです。同じ姿の、別固体が、大量に増産される、印刷というクローン技術。「ラバーソウル」の曲云々については、何も云うべきことはなく、それはもう素晴らしいの一語。 二日酔いでも胸踊り、何かずんずんと進んでいきたくなる感じ。

"Ruvers"というバンドが、一番最初にやったバンドだった。"Rubber"と"Lover"を掛け合わせたバンド名。 得意げにそれを吹聴してまわる痛々しさが、若者の無教養さと無軌道ぶりを漂わせる。 20代中盤まで、ずっとラバーソウルを履いていた。"Rubber Sole"の事である。自分が、ちびだって事もあるが、とにかくあの造型がたまらなく好きだった。なんたって5cm強のゴム底なんだから。 クラッシュのジョー・ストラマーのような白のラバーが欲しかったが、それは叶わずに終わった。

30代中盤の男が、泡盛を煽りながら、深夜「傷だらけの天使」を観て、泥酔しながら涙浮かべる。 最終回までの数話は、痛々しくてやりきれなくなる。どうにもならない世間を相手に、大立ち回りするが、 やっぱりどうにもならずにフィルムは止まる。結末が無いのだ。銃を持って奴を殺りに行く修(ショーケン)、森林の木陰にライフルを持って同じようにうずくまっているあきら(水谷豊)、あきらを見つけた修が、「俺が、いつ、おまえに殺しを教えた」と怒鳴りぶっとばす。あきらは「だって、あいつ殺したいんだもん、口惜しいんだもん」と号泣する。ただ、そこで、終わる。蹉跌だけが、横たわっている。

偽物も、時間を経て、本物になる。熟成される。親を演じていた積もりが、本当の親になっている事に気付き 愕然とする。ブライアン・ジョーンズが好きで、ブロンドのマッシュルームカットにして、無理矢理楽しくも ないお酒を大量に摂取して、好きな女性を寝取られたりして、その自暴自棄に拍車を掛け、自身を演奏も出来ない状態に追い込んだ、振りをする。偽の演技であるが、その場では、独り悦にいっていたりする。 大概の振りならば、出来る。芝居の役者など簡単だ。誰にでも出来ることなのだが、そこで何か考えてしまう と何も出来ず空振りに終わる。誰もが、初めての体験は初めてで、場数を踏むことで、繰り返す事で、それに 馴れ、本物になる。最初の一歩は、誰もが偽物である。絵を描けば画家であるが、周囲はその仕事で生活が 出来なければ画家とは認めてはくれない。趣味の画家さんでしかないが、別にそれでいいのではないだろうか?評価などいらない。自身がそれに近付き、それを学び始め、それを自分のものにしたと思えば、彼は画家 だ。テレビに出ずとも役者、レコードを出さずともミュージシャン、そんな世界は案外身近にあった。 何かに囚われる者は惨めだ。説明や理由を欲しがるのも同じだ。ただ、やり続けるという事が続かない。 けれども、それを途中で止めることも決断だ。人は同じ事を繰り返す事を好まない。繰り返せば本物になれるかも知れないが、ずっと偽物のままでも、絶えず違う事に挑戦しつづける人もいる。 畢竟、どちらも信じた路を進めばいい、というだけ。

昨日そうやって泥酔して、思った。ぐるぐる天井が回りながら、昔、酒が嫌いだったな、とか。 美味しいと思ったことなどない。偽物の酒飲みが、いつも間にか本物の酒飲みになっている。 恐ろしいことだ。パンクはファッションだった十代(その頃にそんな事は考えていない)、モッズでもあったし、不健康なNYアンダーグラウンドさにも惹かれた。他人と目を合わせないようにした。 腰掛けは、たくさんあり、あそこに座ってみたり、こっちに座ってみたりして、居場所を探す。 そうして居心地が良かった席で、落ち着いてしまう。 あの映画、ジム・ジャームッシュ「パーマネント・バケーション」の景色。 見飽きたら次の部屋へ移動すればいいだけの話。そして、それが長く生きていくと、カッコいいが凄く視野が 狭かったのだと思えたりもする。何も見ようとしないで、何かが見ているような振りをして生きてきた、ような振りをする。「ラバーソウル」は素晴らしいアルバム。20代半ばの若造が、景色を一変してしまうような 凄いレコードを作ってしまうのだから、驚愕してしまう。それに、このアルバムは、きっと一生、聴き続ける のだろう。それだけは、不変だ。



「入道雲」

宇宙(13)の月14日【KIN 033】赤い共振の空歩く者


今日は実弟のKINの日だ、と先程気付いて、メールを送ったら戻ってきてしまった。仕方無し。 颱風が雨を降らせている。不快な湿気を追い払おうと、冷房機をフル稼動させて、室外機から店内の熱気を外 へ逃がす。いたるところで、そういった排出は行なわれている。自動車の排気、冷暖房の排気。 太陽からの照りが都市に降り注ぎ、実質面積よりさらに2倍以上の表面積で以て熱を吸収する。 眠らない街に絶えず電気は供給され、アスファルトは40度以上の熱を帯び、冷めない熱帯夜を呼ぶ。 熱せられたフライパンの上を往来する人々、高層ビルや地下街から吐き出される排気、照りつける陽光、逃げ出したペットの熱帯インコが異常発生し、広葉樹を駆逐して熱帯性植物が群棲する。 東京湾からの海風と、茨木方向からの海風、それが熱せられた都市の上昇気流とぶつかり、突然の積乱雲を発生させる。集中豪雨だ。そんな特集「ヒート・アイランド」をNHKでやっていた。 東京都市は、まさに熱で上空までも覆う孤島となっていた。地上をアスファルトで固め、水路を埋め立て、 便利な暮らしを追求した結果だ。東京を目指し、あらゆる場所から運ばれる物資、それに群がる情報と人、 熱病に魘される群集、物、金、セックス、射幸、快楽、功名、、、。それらに一度、リセットボタンを押すように颱風が通っていく。山々は吠え、地上は震え、列島を走るあらゆる路が脈動する。そんなシナリオは陳腐なのかも知れない。

都市のエネルギーは得体が知れず、思春期の混沌さにも似た青臭いドロドロした空気もあれば、排他的で 冷淡な醒めた空気もあり、祭りに明け暮れる輩もいれば、自殺したり、煽ったり、諦めたり、野心に溢れたりする。そこで、生まれたり老いたりする。そういった意味では、全ての形容詞が当てはまるのは、当然と云えば当然な事に違いない。

何処に居ても、つらつらと連なるのが生活。連続して、それは次の事象を提示する。 連続して見えるように見せているものは、何なのか?実際は、静止したコマが、断片をさらけだしているだけなのに、人は起承転結を信じている。原因があり、結果があるという物語を支持している。 記憶というメカニズムがそれを後押ししている事は明白だ。 記憶しなければ、事象は起こっては消え、するだけなのだから。 いろいろなお化けを製造する想像力、物語を構築する空想、未来に震える予知や予測、、、うむむ上昇気流、 入道雲立ちぬる。喚起する言葉はあるが、そいつはどこからも立脚していない。 ふわふわと漂っているだけ。無学の輩は、うろうろして狼狽えてばかり。 からっぽには、からっぽなりの哲学があるはず。そうでもないか、ただ空虚なり。 もう空は飛ばない夢を、反芻するだけだ。もくもくもく。

颱風
四辺は俄にかき曇り 窓の簾を洌たい風が
ぐらぐらゆさぶる
正午のてれびじょんの天気予報が
台風第ニ十三号の 接近を報せる

空を鼠色の雲が
迅く迅く迅く迅くはしり 風は
どんどんどんどんふいてくる

  颱風 颱風 どどどどどっどー
どどどどどっどー みんな吹きとばす

街はしーんと闇くなり
樋からあふれ落ちた水は道の真ん中を
我物顔ですべる
地面に ぴしぴし とびはねる
雨は天の投げ飛礫 

地上の洗濯に 風と雨粒は
我武者羅に そこら一面
ぐるぐるぐるぐる踊りまわる

  颱風 颱風 どどどどどっどー
どどどどどっどー みんな吹きとばせ
(C)はっぴいえんど=大瀧詠一



「To Lay Me Down」

宇宙(13)の月09日【KIN 028】黄色い月の星


今日は、ビートルズのKINの日だ。黄色い星は、芸術や創造を表現しているKINだ。以下に、4人の"太陽の紋章"と"銀河の音"を詩句と共に記しておきます。

リンゴ・スター(ドラム/ヴォーカル)1940.7.7.生まれ/ KIN020:黄色い共振の太陽
ジョン・レノン(ギター/ヴォーカル)1940.10.9.生まれ/ KIN114:白い惑星の魔法使い
ポール・マッカートニー(ベース//ヴォーカル)1942.6.18.生まれ/ KIN211:青い電気の猿
ジョージ・ハリスン(ギター/ヴォーカル)1943.2.25./KIN203:青い銀河の夜
この4人が合わさると、KIN028:黄色い月の星になる。
リンゴは、照らす為に通す、生命を呼び起こし、調律の共振の音で、普遍的な火の母体を封印する。
ジョンは、魅惑する為に仕上げる、受容性を生み出し、現われの惑星の音で、永遠の出力を封印する。
ポールは、遊ぶ為に活性化する、幻想をつなぎとめ、奉仕の電気の音で、 魔術の処理を封印する。
ジョージは、夢見る為に調和させる、直感を型どり、無欠性の銀河の音で、豊かさの入力を封印する。
ビートルズは、美しくする為に分極化する、芸術を安定させ、挑戦の月の音で、気品の保存を封印する。

この場合、的を得ていると思われるのだが、どうだろう?

それなのに今日の自分は、やけに厭世的だ。身体がだるくて、何もやる気がせず、仕事は疎かこうやってPC に向かうのでさえ、奮い立たせなければならない。ならば止せ、と、その通りだと思います。 しかしながら、これも挑戦。気分次第で、乗る、乗らないではなく、強引に乗り込む、そんなのも面白いかも 知れないのです。なにせ今日はビートル達がついている。 思えば、いつも通り、この時期、梅雨の湿気、漫然と、ただ何かに思い煩う。 季節の所為なのやら、生活に憮然となったり、なにもかも投げ出してしまいたくなったり、それでいて無益な 事柄に夢中になったりして、後で自分自身を不審がったり。疾患なのか? ホームページ開設5周年が過ぎ、G暦7月3日を通り過ぎ、梅雨を乗り越えれば、後は痴呆にも似た、健康にとぐろ巻く大便にも似た、夏の野郎がやって来る。奴は嫌いだ。無遠慮だから。 毎年、そんな事を云っているような気がする。本質は何も変わらない。容姿だけが老けていく。

こりゃいけない。止せ止せ、と声がする。徹底的に不能な夜だ。 題材が 何も無いのに、机に向かうべきではなかった。 郵便局のいつもの人の挨拶、THE WHO "LIVE AT LEEDS"を聴きベースを握ってみたら全く弾けなくなっていた、起き抜けに見たテレビで冷やし中華が写っていたから夕方それを食べる、身体がシャンとしないから銭湯へ行ったらさらに腑抜けになる、これが僕の一日です。そういった事象の中から、なにを引っ張ってこようというのか。デッドの"To Lay Me Down"が聴こえてきた。そうしよう。



「Come Together」

宇宙(13)の月02日【KIN 021】赤い銀河の竜


13番目の月「宇宙の月:亀の月」を迎えます。磁気の月(グレゴリオ暦7/26〜8/22)の途中から、改暦 し、とうとう最後の月に辿り着きました。今月の問い「私の歓びと愛をどのように広げるのか?」キーワードは「存在を持ちこたえ」「越える」ことです。1〜12月を踏まえ、個人的な行為に集中する。 今迄の月、体験や行為が反映された水晶の月、それを乗り越えて「今」また個々に戻っていきます。 個人と全体がひとつとなり、来年の磁気の月へと再び自身を明け渡すのです。

昨日、上の文を書き、古い友人と呑みに出掛けた。自分が16歳からの付き合いだから、かれこれ17年来の友人ということになる。 よくよく考えてみると、その当時アルバイトをしていた、中古レコード屋で知り合った人達との交流が、一番長く続いているという事になるから驚きだ。 たまたま職場が一緒だったというだけで、よほどウマが合わないとこうはいかないと思う。 池袋から大久保、新宿歌舞伎町へと呑み歩く。たくさん、色々な話をした。彼は博打好きだ。それが嵩じて 賭場で働いていたが、手入れをうけて放免されたそうだ。 途中から、急に咽が痛くなり、声がかすれてしまった。風邪をひいてしまったらしい。

さっき偶然外で、以前に何度か呑んだことのあるテレビに出ている役者さんと逢った。 もうこの辺りに住んでいないらしい。

皆、流れていく。いや、流されていくといった方がいいのだろうか。袖と袖が触れあい、其れっきり二度と逢わない人もいる。「サヨナラダケガ人生ダ」そんな詩句を口ずさみながら、生きていく。 それで一時でも、同じ空気を吸い、同じ時間を共有した事を思い出す。 流転しながら、僕らは、また何処かで出会う事を願い、今生で逢う事はなくとも、また何時か一緒になる。 それだから、共時性のことを考える。

暦を変えたからって、何も変わりはしない。生まれた時から続くレールに沿って、生きているだけだ。 けれども、この暦によって、ほんの一瞬、一日、一ヶ月、自身の位置を確認してみたり、関連付けをしてみたり、意識的になろうとすることができる。 怠惰ではなくなった。こうしたい、ああしたい、という事を、投げ出さなくなった。 この一年、ずっとそれだけを見ようとしてきた。「今」は「今」にしか存在しない。 必死に手繰りよせようとする「今」、忘却しようとする「今」、過去の事に念いを寄せる「今」、未来に希望 を託す「今」、誰かの事を考える「今」。

Come Together

Here come old flat top
He come grooving up slowly
He got joo joo eyeball
He one holy roller
He got hair down to his knss.
Got to be a joker he just do what he plase.

He wear no shoe shine
He got toe jam football
He got monkey finger
He shoot Coca Cola
He say I know you, you know me
One thing I can tell you is you got to be free.
Come together right now over me.

He bag production
He got walrus gumboot
He got O-no sideboard
He one spinal cracker
He got feet down below his knee
Hold you in his armchair you can feel his disease
Come together right now over me.

He roller coaster
He got early warning
He got muddy water
He one Mojo filter
He say one and one and one is three
Got to be goodlooking 'cos he's so hard to see.
Come together right now over me.
Come together.

BEATLES(C) 1969 John Lennon

<訳詞>
ほら老いぼれ航空母艦がやってくる
ゆっくりと溝をきざんでこっちへくる
彼の目玉は joo-joo 目玉
彼は熱狂される教祖
彼の髪は膝まで長い
彼はきっと戯け者、自分で楽しんでいるだけ

彼の靴はいつも磨いてない
彼はまるでつま先にジャムをつけてサッカーする
彼の指はおかしな指
彼はコカコーラをシュートする
彼云う「お互いもう十分に知り過ぎた、とにかく
君たちは自由になるべきだ、
いますぐ、みんなで、私を超えていけ

彼は薬のプロダクション
彼は「ウォーラス」ゴム長靴を履く
彼は「オノ」サイドボードを持っている
彼はいわば脊髄が砕けている男
彼の足は膝から下が長い
ひじ掛け椅子であなたを抱く時
あなたには彼の病が感じでわかる
いますぐ、みんなで、私を超えていけ

彼はローラーコースター
彼は早期に注意を受けていた
彼にはマディウォーターもある
彼はいわばモジョーフィルター
彼云う「1足す1足す1は3」
彼はいい男、なかなか会えないからね、
いますぐ、みんなで、私を超えていけ
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この詩が、13月(宇宙)を迎えて。真っ先に浮かびました。


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