| 鍵 屋 | (根岸、居酒屋) |
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| 訪れたときの様子 |
| 大通りの1本脇の筋は住宅街、低層の民家が多く、お寺さんがあるくらいで明かりも乏しい住宅街。道幅も狭いが脇に入ると行き止まりそうで、車は通らない。そのはじっこに暖簾を垂らしたひときわ明るい光、居酒屋のシチュエイションとしては素晴らしいと思う。 暖簾をくぐると昔の民家のようなつくりの右半分がカウンター、荷物と上着を奥の階段に預かってもらい、詰めてもらった席につく。反対側の座敷には卓がいくつか並ぶが今日は使っていないみたいだ。あの座敷であぐらかいて酒を差し合うのは実に愉快な気分だった。棟梁に言わせると移転前の建物の方が上だったらしいが、それでも見事な雰囲気が味わえる。 毎週来ていると思われる近所の棟梁は隣りと語らっている。主人は私に「何かおつくりしますか」と尋ね、「くりから焼を」と答えると返事だけして焼きにはいる。燗付け器から1度取り出し、底を指で確かめ隣りにつけかえてから出される「桜正宗」がほんわり甘い。 お通しの煮豆にはさびのきいた醤油がからみ、鍋についてきたきざみねぎをからめると立派なつまみになる。棟梁いわく、このあたりは昔から水がいいので醤油も豆腐もうまいそうだ。〆におろし(じゃこ、酢)を食べ、水をもらうと酒のひけが早いと聞いた。主人にもらう水が東京とは思えないほどうまい。 やはりここではいい酒が飲める。確信を深めて店を後にする。 |
| この日注文したもの |
お通し(煮豆) |
| 勝手なコメント |
| 冬も近い時期の燗は、やはりいい ★★★★★(5つ星が最高) |
| 詳しい紹介 |
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「鍵屋」 |