| 川 二 郎 | (中野、うなぎ串焼) |
おやじさんが焼くうなぎ串がうまい
| 訪れたときの様子 |
| 同行者とともに未開の地、中野をふらつく。再開発に取り残された昭和そのままの一角がいい感じだが、うなぎの焼けた匂いを放つ店はいっぱいで入れない。外で待つという雰囲気でもなく、さらにふらつく。 なかなか踏ん切りがつかないまま結局一周してくると、なんとカウンター席の人がちょうど会計の途中だ。風が向いてきたかも、とすかさず席につく。 ビールをなめつつ品書きをながめていると、初めてですか?とおやじさんが尋ねてくる。6種各1本ずつで一通りになるが良いですか、とのこと。今日は市場が休みのせいで通常とは2本ほど入れ替わりますが、と丁寧だ。 ほどなく、あつあつの串が差し出される。串・れば?は値段抜きにしておいしい。その名のとおり「ひれ」や頭に近い部分らしい「えり」は風味が変わっておもしろい。こうなると酒が欲しい。「大山」がしかも本醸造であるというのでお願いする。 ごぼうがうなぎに合うのはなんとなく想像がつくが(「八幡巻」)、蓮根を入れるというのは(「はす巻」)新鮮だ。 若いのに珍しいねえという一言から、同行者がおやじさんとうなぎ串屋談義を始めた。休みが同じなので行けないという○○○のことをおやじさんはいろいろと聞いていく。(どうやらうなぎのほぼすべての部分を使っていることに誇りがあるようだ) かわりに一番古くからうなぎの串をやっている店を教えてもらった。行かねば。 もう少し食べたいので聞いてみると、「短冊」(1皿2本500円)をまだ食べていないとのこと。しかも、もしきらいでなければにんにくしょうゆでどうぞと。これまた意外なとりあわせだが、このおやじさんが言うには訳があるはず。 いざ食してみると、にんにくの辛味がうなぎと絶妙。旨みの濃い酒が是非欲しい。品書きにはないなあ、と気落ちするも、気になるのはさきほどからちらちら見える「黒牛」の1升瓶。探っていると、どうやら常連さんがおやじさんに差し入れたらしい。「黒牛」、絶対にんにくうなぎに合うよなあ。 「黒牛、ありますね。」 「ああ、お客さんが飲んでみてと持ってきてくれたんだよ」 「いい酒ですよねえ」 「知っている人は知ってる酒だよ。飲んでみるかい?」 「いいんですか!」 いやいや、にんにくしょうゆの短冊に抜群でした。おやじさん、ありがとう。 こいつらは大丈夫だと思われたのか、この店は「美味しんぼ」にもでてるんだよ、と奥の常連さんがおやじさんに雑誌を出すよう促す。そういえば店先にも飾ってあったようだが、そんなことするまでもなく、ここのうなぎはうまくて安い。 |
| この日注文したもの |
うなぎ |
| 勝手なコメント |
うなぎと、押し付けがましくないおやじさんがいい味 |
| 公式ページ? 詳しい紹介 |
「川二郎」
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