| 明治屋(ご主人?がしきる雰囲気) | (天王寺・居酒屋) |
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| 訪れたときの様子 |
| ※無駄話をしていた男性はカウンターを仕切るべき位置にいたのでてっきり若主人だと思ったのですが、実は単なる従業員であることを明治屋の常連の方から教えていただきました。当然「若主人」は「単なる従業員」に差し替えるので若干トーンダウンしますが、このページの趣旨は変わりません。あのような状況はあまりにもったいないです。 以下本文 前回あまりに気になったので無理して時間を作って訪れた。カウンターに座って「御酒」(370円)を頼むと程なく暖簾がしまわれたので本当に閉店間際だ。これでは簡単なものしか頼めない。 おぼろ昆布と青ネギが盛られる湯豆腐(370円)、ゆずの一切れが効いて出汁の味で酒が進む。さすが常連が揃って頼んでいるだけのことはある。まだ肌寒いこの時期の湯豆腐に燗酒が、店のしつらえには似つかわしい。 「ラストオーダーになります」 先日は顔が見えなかった初老の男性、ご主人は梅田の支店に移ったと聞いたが、早仕舞いか何かで戻ってきたのだろうか。黒板の中から気になる「たこねぎ?」(400円)を追加、御酒の注文も最後だというので、8割方残る中もう1本追加する。 なかなか見事なたこの刺しに小口の青ネギがふんだんに丸皿に盛られる。ポン酢にもみじおろしなのはさながらてっさ。そして燗はしばらくおかれるのを計算してか、1本目より熱めにつけられている。(お銚子はガラス製なので素通し) 「急がせてすいません」の一言も客に媚びずに、要は適当な時間で引き上げてくださいという意だが、腹も立たない。そのあたりは店じまいが見える時間に顔を出した客の礼儀でもあり、またそう思わせるのが店の主人のあしらいでもあろう。 ここで、はたと気がついた。先日残ったもやもやはこれだ。たかだかカウンターに少々のテーブルなら、酒の追加は「すいません」など声をかけずとも目が合うもの。「かますご」とは、の問いに答え、品が出された後もかまってはくれたが、それ以上に客の前でカウンターを仕切るはずの従業員が同じく従業員の女性としきりにしゃべっていたものだ。この店の雰囲気に不可欠な、ぴりっと締まった空気があの日の昼酒には無かったのだ。 今晩はサラリーマンがチェーン店と変わらない宴会をしてはいるが、カウンター内からの余計な声は聞こえない。かと思えば、ご主人?が奥に入った瞬間にまたしゃべり始める従業員達・・ 彼にはいったいこの店の価値がわかっているのか、客ながらも勝手にそう思いたくなる。 路面電車が走る大通り沿い。傾き始めた日差しのなか、ゴトンゴトンという車輪の音をBGMに一人杯を重ねられたであろう頃に訪れたかった。そんな店にはあの初老の男性が実に似つかわしい。 前回の昼酒へ |
| この日注文したもの |
酒 |
| 勝手なコメント |
| 安い値段で見事な酒とつまみだが、あえて星を1つ減じる ★★★★(5つ星が最高) |
| 詳しい紹介 |
| 「明治屋」 大阪市阿倍野区阿倍野筋2-5 14時前から営業している模様 21時半過ぎにラストオーダーの模様 日曜定休らしい 地下鉄谷町線 阿倍野駅 1番出口から徒歩1分 |