| 明治屋(ご主人?がいない空間) | (天王寺・居酒屋) |
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| 訪れたときの様子 |
| 土の壁に額や小物がかかり、木のカウンターもまあるく迎える。少し高めの椅子に腰掛けると、湯豆腐から立ち上る湯気が酒を誘(いざな)う。酒は木樽からちろりにとられ、枡で量って燗付け器に通される。ガラス製のお銚子、少し熱めだがやわらかい甘さがほんわりさせる。 名物ときいた「きずし」(550円)、しめ鯖というより刺身に近く、なめらかな身がものの良さを感じさせる。おのぼりさんなのでシューマイ(370円)も頼むが、味の深い肉に粗みじんの玉ねぎが歯ざわりもよく、表面が黄色いのは薄巻か。1ヶ100円を超える計算だが名物の名に値する。再開発予定地の残り数軒になってしまい風情も何もあったものではないが、その店構えは古き良き建物そのままだ。 この手の店にしては酒がそろっている。「秋鹿」「呉春」「神亀」といった日本酒に焼酎は「佐藤」「百合」、泡盛は「春雨」があり、こちらでも楽しめそうだ。いずれも500円までと手ごろな値段で、東京でいえば神田みますやをほうふつとさせる。 夜は混んでざわつくので昼間が良いと聞いた。夕暮れにはまだ一時(いっとき)ほど、カウンターの混み具合もほどほどで、いかにも旅行の途中といった恰好に荷物のおばさん連れが大声で話しているが、一見がとやかく言う筋合いではないだろう。だが、何かがおかしい。これだけの店で飲んでいるのに満足できないのだ。 もやもやした気持ちのまま外に出る。何がいけないのかよくわからない。駅までの道すがら、周りの視線に気が付く。大阪は酒飲みにやさしいと思っていたのに、ここ天王寺・阿倍野では渋谷・新宿での昼酒とあまりかわらない冷たさを感じる。ますますもやもやを深めて次の店へと向かう。 |
| この日注文したもの |
酒 |
| 勝手なコメント |
星は保留する(5つ星が最高) |
| 詳しい紹介 |
| 「明治屋」 大阪市阿倍野区阿倍野筋2-5 14時前から営業している模様 21時半過ぎにラストオーダーの模様 日曜定休らしい 地下鉄谷町線 阿倍野駅 1番出口から徒歩1分 |