大洋食堂 & 市場 (八戸、番外)

    いちご煮と牛乳瓶の塩ウニに満足

    
訪れたときの様子
三沢の方から八戸へ戻る道すがら、どうしても寄りたい場所があった。道を途中から海沿いに変えて遠回り、巨大な工場地帯を左に見ながら陸奥湊に向かう。
目指すは注文の仕方にびっくりするという食堂と牛乳ビンに入ったウニ。

やっとみつけた食堂は縦長奥深でなんだかわからないが物がいっぱい積んであってけっこうがさつだ。メニューと壁に貼られた品書きをながめつついよいよ注文。すいませーん、と言いかけると、「これに書いてくださいね」と紙にえんぴつを渡される。
なるほど、これか、と「〜定食、刺身はさんま」と書くと、「お名前も」

へっ、名前? 珍しいな、と思いつつ書くと、「ジャンキーさん(うそ、本当は本名を書いている)、お待たせしました」とおばちゃんが名前を呼んで持ってきてくれる。こいつはいいなあ、持っていく先を間違えないという合理性以上に、おもはゆい感覚だ。

2500円は高いなあと思いつつ、いちご煮が食いたくて頼んだ「ニコニコ定食」。この汁のうまさは何だ! 花のようにひらいたウニとまだやわらかいアワビがいっぱいに味をだし、大葉がぴりっとしめる。初めてのうまみ、生ウニと交互につまむと至福だ。なあんでここに酒がねえんだ!(車で来たからしょうがない)

刺身はメニューにずらずら並ぶ中から1種選ぶ仕組み。イカと迷って選んだのは走りのサンマ。(訪れたのは9月中旬) これもいいっすね。

「7時からやっていて、定休日は日曜だよ。お酒は2本まで。」とやけに説明慣れしたおばちゃん達に送られて、市場に向かう。
もう午後もかなり回っていて、半分以上店は閉まっている。やっと一軒見つけた牛乳瓶のウニ。聞けば白(1000円くらい)と赤(2000円くらい)があるという。中身のウニが違うのだろうか? せっかくだから赤を買って帰ったらこれが大当たり。「塩ウニ」とは昔からある練りウニの中身がすごく新鮮になった感じで、軽い磯の香りに練れた味、酒のつまみには生よりも上ではないかと思われる逸品だった。まだ時期が早かった毛がにやめて、こっちをもう1本買えばよかった。
この日注文したもの
ニコニコ定食・・・刺身1(20種ほどの中から選択、今回はさんま)、
          生うに(貝殻にいっぱい)、
          いちご煮(あわび、うに、大葉)
          いかの塩辛
          ごはん、つけもの
1人で2620円(30分弱滞在)
勝手なコメント
八戸まで行ったら是非こちらも
★★★★(5つ星が最高)
詳しい紹介

「大洋食堂」
青森県八戸市湊町
7時から15時半までの営業
日曜定休

JR八戸線 陸奥湊駅 から徒歩3〜4分
駅を市場のほうに出て左へ、市場を過ぎてやや坂を下りた右側

今回は奮発して最高値の定食だったが、刺身定食1000円から単品も500円前後で山ほどあった。お酒も1人2本まで頼めるそうだ。(ビール・日本酒もあるらしい)

車を停める場所がほとんど無い。
近くの市場もぶらつきたいので(牛乳瓶に入った塩うにがうまかった)、有料でも駐車場に停めるか、思い切って電車で行ったほうが楽しめそう。(電車は1時間強に1本、八戸駅から20分くらい)

⇒「完本 居酒屋大全」 太田和彦著 小学館文庫
  みちのく居酒屋七晩勝負 第五夜 の冒頭
http://www.tabi-ch.net/regular/izakaya/shop02/shop02-9.html
(「旅チャンネル」内「新全国居酒屋紀行」)


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