プランを考える
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| 建売住宅やハウスメーカーのチラシにたくさん間取り図が載っていますね。 家をつくろう(買おう)となった時にあれこれ考えながら見ているかたも多いでしょう。 まず、間取りはどうしようかなー?部屋数はー?とか考えて… 建築でいうところのプランニングは間取りを考えることです。 (いえ、ほんとは構造や設備のことも同時に考えていくんですけどね) 設計士はそのプランをもとに平面図・断面図・立面図をつくっていきます。 プランは家族の数だけあると思うのですが、、、コイデはこんな風に考えているということを書こうと思います。 余談ですが、子供のときからチラシの間取り図が大好きでした。家具を置いたり間取りを変えたりして空想の世界で遊んでいました。 |
| プランを考える −その1− まずは!思いつくままに希望をあげていきます。 広いリビング、対面キッチン、日当たり、風通し、外観、インテリア、自然素材、、、 予算という制約がありますが、はじめから気にしていてはイメージがふくらみませんので、はじめはいろいろ書き出してみます。予算のほかには、敷地の広さ、形、方位、道路、周辺の状況などによりプランは変わってきます。 プランを考えるときに忘れてはいけないこと。 暮らし方は年を経て変化するということです。子供が大きくなったとき、両親と同居するとき、夫婦だけになったときなど、変化に対応したプランができるように心がけてください。今、必要だからといって部屋数を多くして敷地いっぱいに建てても、数年後には使わない納戸が増えるだけかもしれません。 大きな一部屋にして家具で間仕切りできるようにするか、増築改築がしやすいようにしておくか、家も対応できるように考えておくと、長い目でみたほんとのローコストにつながります。 (家は完成した時からがスタート。家族でどんどん住みやすくしていけばよいと考えています) なかなか、新しい家のプランと言われても、、、 具体的に浮かんでこないという場合は、今住んでいる家の不満を考えてみましょう。 不満を解消するにはどうすればよいか?というふうに考えていけば希望するイメージが見えてきます。 うまく整理できない、日当たりが悪い、シックハウス症候群が気になる、ほかにもいくつか思い当たる点はありませんか? −その2− 家族と話し合います。 家族でも、趣味・嗜好、過ごし方はそれぞれ違うものです。(ここでいう家族とは、別に親子や夫婦だけではありません。友人、恋人、同居人。一緒に暮そうとする人が家族。ペットも家族。) 意見を聞くことはもちろん、言葉にならない思いをお互いに考えてみてはどうでしょう。 家族それぞれが住みやすいプランを考えるには、誰かひとりの意見にかたよっていてはできません。 それぞれの希望を出し合ってまとめてみてください。 −その3− イメージをさらにくっきりさせましょう! 自分の希望、家族の希望を箇条書きに書き出してください。 書き出す、と言う作業がポイントです。それにより自分たちの希望するものが見えてきます。そして優先順位をつけていきます。 ここで予算があることも少し思い出してあきらめるわけではないけれど、天秤にかけていきます。 一つでも多く希望通りにできればよいのです・・・。 さらに!イメージに近い資料を集めます。 建てたい家のイメージがある程度まとまってきたら、希望を具体化していくことが大切です。 雑誌や広告などからイメージにあった写真や間取り図を探します。ファイルしておけば設計図をつくる打合せの時に意図を伝えやすく、大工さんにもわかりやすくなります。ということは、より希望に近い家ができるでしょう。 (裏を返せば、意図が伝わらないまま工事に入ってしまうとまったく予想外のものになってしまう恐れありです) −その4− それができれば紙の上にえんぴつで部屋を描いてみてください。部屋はまるで表現します。 部屋と部屋のつながりや広さを考えていきます。(この作業をゾーニングといいます) このゾーニングを何回か繰り返すうちに、プランの土台が完成していきます。 いきなり方眼紙に描いてしまうとどうしても描いてしまった案にかたまってしまって他の案が出にくくなってしまいます。 絶対この間取りでなければだめ!となってしまうと、もっとよい案が出てきても見えなくなることもあります。 設計者と相談しながら、バランスよく考えてよりよいプランにしていきましょう。 注文を細かく出すよりも、大事なポイントをしぼって大まかなイメージを示すくらいにして、設計者に相談するといいですね。 ゾーニングまで進めなくても、希望をまとめた時点-その1-でも、設計者は相談にのりますよ。 要望がないと言われるのがとても困ります。 お話していくとそんなことはないのですが、きっとうまく言葉にできないのでしょうね。 あーんなふうに、こーんなふうに、、、思い描いている生活はありますよ。 |
| 2階のキッチン キッチンをどこにするか 多くの場合は食卓と同じ部屋かすぐ隣か、、、メイドさんでもいない限りねぇ。 まずダイニング(茶の間?)とキッチンは離せないかと、、、。 それ以外に、、、 家事の流れを考えたときに外とのつながりが大事かと思います。 料理を作るとどうしてもゴミが出ます。空き瓶、空き缶、自治体によってはリサイクルの分別種類も多いですね。 (悲しいかな。京都市のリサイクル行政は遅れていて分別し甲斐がありません。) 逆に入ってくるものでも重たい物、土物、水物、いろいろあります。魚釣りのあとなんて水浸し、、、。できれば勝手口をすぐ近くに設けられればよいのですが。 なるべくならダイニング・リビングを横切らずに通れるルートを確保したいのです。廊下や家事コーナー・洗面所などを通ることも考えられますね。 住宅の3階建ても多いこの頃、リビングを2階に計画するプランも増えました。 家族の集まる中心として、眺めがよいから、日当たりを考えて、、、もっともです! だからこそ隣接するキッチンには外との適切なルートが必要と考えています。 できれば2階のキッチンの横にはサービスバルコニーを作って直接外へ出たいところ。 それと家事のひとつである洗濯。 片付けの合間で洗濯機が近いと、とっても動きやすいと実感しています。 仕分けもしなきゃいけないしスイッチポンというわけにもいかないと思うのですが。(先に洗剤液をつくって充分に泡立てると汚れ落ちが違うそうです。-プランに関係ない。) 多くの家庭の場合、洗濯機は浴室横の洗面所に置いてあります。 キッチンと洗面所とそれ以外の動線がうまくつながるとうれしくなります。 なので2階のキッチンから1階の洗面所へ洗濯しに降りて3階のバルコニーで洗濯物を干す!なんてダイエットするとき以外では苦行です!! キッチン、洗面所、浴室は同じ階の方が給湯器の施工距離も短く済んでよいのではない?、、、貧乏性。 |
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プランを考えていくと矛盾する希望もいっぱい出てきます。敷地や法規の条件に阻まれることも多い。 だからこそきちんと優先順位をつけて考えていきましょう。 優先順位は家族の暮らし方でそれぞれ違いますから、ほどほどに参考にしてね。 |