[3.28]
それにしても、フランスはあまりにも強かった。
スタートしたとたんに、いきなりボールを完全に支配し、
練習でもやっているように日本選手を振りきる。
こんな馬鹿な、というのが正直な感想だった。
もう少しできるはずだった。
世界チャンピオン相手とはいえ、まがりなりにも日本もアジアチャンピオンだ。
なにか見せてやれることはあると思っていた。
大きな間違いだった。

全員がきちんと役割を理解して、前を向いて闘うフランス選手に対して、
後手後手に回り、ひたすらボールを追いかける日本選手。
ほとんど、相手陣営に足を踏み入れることもない。
圧倒的に自陣ゴール前で防戦を強いられる。
フラットスリーは自信なげにどんどん下がり、
終盤に追い込まれると、人数は足りているのにマークがずれて、
フリーの選手にいいようにボールを通される。
こんなはずではなかった。

ジダンは背を伸ばし、広い視野で、パスを通し、自分で切り込む。
アンリはうまいなあと思っていたら、トレゼゲはもっとよかった。
日本選手では、かろうじて中田が時々存在感を見せたが、
ボールをキープできた日本選手は、ほかにいなかった。
組み立てはズタズタで、アイデアもない。
視野が狭くなってしまって、目の前の敵をかわすことで精一杯だった。
中盤を厚くしたのに、その中盤が機能せずにボールを回せない。
これほどの差があったとは。

うーん、終わっても、しばらくはショックで声も出なかった。
世界チャンピオンは、強い。
だから世界チャンピオンなんだけど。
これが本番じゃなくてよかった。
まだ時間はある。
トルシエも、強気の鼻をくじかれたろうし、
これを教訓に、W杯までに、なんとか立て直してほしい。
ほんとに、とんでもない教訓だったが、得るものも多かっただろう。
それにしても、ジダンは禿げたなあ。

NTTから、やっとフレッツの書類が届いた。
その中にあるセットアップガイドに沿って設定をするようにと書いてあるのだが、
さっきざっと見てみたら、
ダイアルアップの番号に、見たこともない電話番号が書いてあるのだ。
ここはたぶん、ぼくが契約しているプロバイダー、JustNETの番号だと思う。
でも、ぼくがいつもかけている番号ではない番号が、
そこには書いてあるのだ。
試しに設定を変えてその番号にかけるようにしてみたのだが、
アクセスできない。
普通に電話してみたら、話し中のような音がしている。
この番号は、いったいどこから出てきたのだ。

ぼくが知らないだけで、JustNETには、
このアクセスポイントもあったのかと思って、
JustNETのHPに入って調べてみたのだが、
そんな番号はない。
いつもの番号にかければ、もちろんちゃんと繋がるのだが、
指定の番号では、繋がらない。
いったい、この番号は、なんなのだ。
JustNETのHPでも、書いてあることを一生懸命読んでみるのだが、
なにを書いてるのかさっぱりわからん。
だいたいうちが〈東京エリア〉なのかどうかも不明だ。
東京エリアは、03地域と一部の04**地域と書いてあるのだが、
一部といわれても、武蔵野がその一部に入るのかどうかも書いてない。

もうお手上げだ。
今は忙しくて、時間をかけてもいられない。
いったい、どうすればいいんだ。
冗談じゃないなあ。
JustNETには、日本語の読み書きできる人間がいないのか。
しかし、NTTもちょっと問題は多い。
フレッツ開始は3月27日になっている。
これもちょっと問題なのだが、今はまあいい。
〈テレホーダイご解約3/15まで〉というのは、なんなんだ。
つまり、16日からはテレホーダイじゃなかったってことか?
フレッツと交替でなくちゃ、意味はないだろ。
「噂の真相」には、いつも怒っているとか書いてあるそうだが、
怒りたくなることは多いよなー。

と書いたら、すぐいくつかメールがきた。
いや、27日になってないからまあ通じないのはわかってるんだけど、
この番号がなんなのかという説明がないことや、
テレホーダイをフレッツが始まる前に勝手に切ってしまうことや、
いろいろ変なことがあったので、ちょっと腹立ち紛れに、
説明不足のままアップしてしまった。
それだけじゃなくて、もっといろいろあるんだけど、
ここではちょっと書ききれない。

でもまあ、NTTも、
以前ISDNをネット上で申しこんだ時みたいに、
ネット上で申しこむと職員が申しこみ書を持って訪ねてくるとかいう
インターネットでもなんでもないことをやらなくなっただけでも、
少しはマシになったのかもしれないなあ。
少なくとも今回は、誰もやってこなかったからな。

[3.26]

今朝は、奥歯が痛んで寝られなかった。
ずっと以前、奥歯を削って土台だけにして作り物の歯をかぶせた。
その土台にヒビが入っていて、
そこに黴菌が入って炎症を起こすと、歯医者にはいわれている。
ということは、もう一生治らないのかなあ。
そんな馬鹿なあ。
疲れたり体調が落ちたりすると、すぐ歯茎が腫れて痛み出す。
ずっとこのまま治らないなんて、ほんとかなあ。

今日は、週アスのネタ作りで、動画を取りこんでHPに載せようとしたんだけど、
紆余曲折の末、成功はしたが、ちょっと失敗した。
大きすぎて、アップできないのだ。
公明党の小径から行きつけのカフェまで、
撮ってきたんだがなあ。

昨日も今日も、寝てたら息苦しくて目が覚めた。
鼻がつまって、息ができない。
まったく、春はいいんだけど、花粉が飛びすぎだ。
うちは気密性が高いから、まだましだけど、
一歩外に出ると、涙出っぱなし。

いつまで続くのかなあ。

うわー、もう21日かー。
29日からアメリカなのに、まだやらなくちゃいけないことがたくさん残っている。
うーん、ちょっと春気分に浮かれすぎてたかな。
あと1週間、心を入れ替えてやろう。
とりあえず今日は、日刊スポーツ2週分と、資料読みだ。

LogitecのSkyLi
nkを買ってみたら、
予想よりずっといいんで、ちょっと嬉しい。
コンピュータからFM電波で、ラジオのチューナーに音を飛ばすものなんだけど、
つまり、コンピュータのヘボいスピーカーではなく、
手持ちの普段聴いてるステレオのスピーカーを使えるわけだ。
これは、けっこういい。
周波数が近いと、ほかのラジオの音を拾っちゃったりはするけど、
それは設定が変えられるから問題ない。
最近の一番のヒットだな。

近所を散歩してると、どこの庭にも花が咲いている。
さっき、スーパーにいくついでに散歩してきたら、
木蓮や椿や梅や桜が、あちこちで花を開いていて、
ちょっと嬉しくなってしまう。
冬は身も心もしゃんとするんで好きなんだけど、
春はまた格別だね。
これで花粉さえ飛んでなければいいんだけど。

アメリカからの連絡では、WCWが活動を休止するらしい。
経営方針を立て直して再出発するための休止ということらしいが、
客も入ってなかったし、はたしてどうなるか。
再度の身売り話も、また出ているようだが、なんとか立ち直ってくれるといいが。
WWFだけになっちゃったら、アメリカンプロレス自体が地盤沈下を起こす。
そうでなくても、さすがにWWFも客足が落ちてるし、
ECWは潰れたままだし、
ちょっと危機かな。

ラジオを聞いていたら、ママズアンドパパズのメンバーが亡くなったというので、
英語サイトを検索してみたら、子供用品のサイトばっかりだった。
なるほどなあ。
ママキャスは確かだいぶ前に亡くなっていて、
今回死んだのは、残った男のメンバーのうちのひとり。
「カリフォルニアドリーミン」が流行ったのは60年代だからな。
ぼくは、70年代半ばに短いサラリーマン生活をしているころ、
毎朝「マンデーマンデー」で起きていた。

パンチくんが、新宿のロフト+1でトークライブをやってるからきてくれというので、
途中参加でちょっと顔を出した。
なんだか、満員だし、客層がエッチっぽい若い女の子ばっかりだし、
ちょっと変だ。
パンチくんのファン層とは思えない。
バンドのオッカケ風だが、パンチくんのやってるバンドは、
そんなに人気があるのかなあ。
ぼくがいく前にもなにかやってたようだが、それは知らない。

控え室に入ったら、古屋兎丸がいた。
ゲストで出るのかと思ったら、そうじゃなくて、
ペニシリンのボーカル、ハクエイがゲストで出るんで、ついでにきたらしかった。
なるほど、今日の客はこっちの客か。
古屋くんは、ハクエイのソロアルバムのイラストを描いたそうだ。
パンチくんのトークライブに、なぜハクエイがくるのかというと、
パンチくんはペニシリンのコンサートの、
お遊びのコーナーを、かぶりものかぶってやっているらしい。

もうひとりのゲストは、秋葉原駅頭でいつも穴あき包丁を売っている、
中村って人だった。
まず中村さんが出て、実演をやって見せて、
トマトや葱をスパスパ切ってみせる。
それからハクエイが出てきて、
だらだらとパンチくんとゆるいトークをした。
終わってから控え室で話してたら、なんとハクエイはすごい漫画マニアで、
今日は古屋くんと漫画について対談をした帰りだったらしい。
「マンガ夜話」に出ないかと誘ったら、
マネージャともども、ぜひと積極的だった。
少女漫画以外ならいけるそうだから、なにか考えてみるかなあ。
さて、さっさと仕事に戻ろう。

「3.21」
ぼくは昔っから、胃の丈夫さには自信があった。
なにしろ、どんな時でも、食欲があるのだ。
緊張してる時でも心配してる時でも忙しい時でも、
とにかく、時間がくれば腹が減る。
たまに高熱を出したりした時だって、どんなにふらふらでも、
食事時になれば、ちゃんと腹は減る。
40度近い熱があっても、時間になると台所に立って、
なにか飯を作って食わずにはいられないのだ。

最近、なんだかちょっと胃が変だ。
痛いというほどではないが、少し荒れてる自覚がある。
ものを食べたちょっと後に、もたれてる感じがある。
こんなことは初めてだ。
食欲は相変わらずあるが、
胃が変だなんてことが、まさか自分の身に降りかかるとは思わなかった。
キャベジンでも飲もうかなあ。

セガの大川が死んだ。
まだ74歳だ。
これは、各方面に影響が大きいだろうなあ。

ずっと気になってた髪を、やっと切ってきた。
冬の残りを切り捨てたようで、ちょっとすっきり。
美容院に、公明党の小径を通っていったら、
小径沿いの庭にある何本かの古い桜が、みんな満開だった。
上天気の春の陽射しを受けて、輝くように咲き誇っていた。
あの小径だけ、季節が早いのかなあ。
どの庭にある桜も、みんな大きく花を開いていた。
ちょっと不思議。

アメックスの法人向け会員誌がインタビューにきた。
コンピュータやインターネットに関してだったのだが、
インタビュアーがプロレス好きだったせいで、
インタビュー時間の半分はプロレスの話をしていた。
あれで大丈夫なのかな。

「3.18」
このHPを紹介したいという依頼が、ずいぶんたくさんくる。
毎月何通かは、
どこかの雑誌やCD-ROMで紹介したいので許可をくれという依頼メールがくる。
別に紹介されてまずいことはなにもないので、
どれもOKの返事を出すのだが、
まれに断ることもある。
それは、なにかを読んでそれに対する回答を書いて返送してくれとか、
紹介文を書いて添付してくれとか書いてある時だ。
どう紹介されてもかまわないが、
そんなことで時間を取られたくない。
そんなことを考えなくちゃいけないんなら、紹介されなくても結構だ。

今日も、久し振りに、「iP!」という月刊誌の依頼を断った。
長々となにか書いてあって、
なんだかを書いて送り返してくれとかあったんで、
ざっと読んで、すぐ断りのメールを出した。
きっと大勢に一度に同じ文面で出してるんだろうから、仕方ないともいえるが、
定型の文章に名前だけ入れ替えて出したのが見えすぎで、
サービスしようという気が起こらなかった。
まあ、このHPの紹介を載せられなくても、なんの問題もないだろうけどね。

森英二郎の小さい木版画を買った。
彼は、ぼくの本をやってくれるデザイナーの日下潤一さんと組むことが多い。
どちらも好きなので、書店に彼らのやった本が並んでいると、
すぐ目につく。
彫刻刀の動きまで想像のつくような、
森さんの版画はいい手触りだ。
彼の木版画展「ぼくの東京」は、
吉祥寺のトムズボックスという小さい童話屋で、
月末までやっている。
ぼくが買ったのは、「世田谷線」だ。

ポストが送ってくれたので、細川ふみえは、心おきなく見ることができた。
うーん、まあ正直なところ、バーミヤンの大仏かな。
それよりも、後ろのページに出てた吉田里深のほうがよかった。
ずいぶんやせたなあ。
もっと太ってたころもよかったけどね。
いや、吉田のほう。

月末に、アメリカにいく。
ヒューストンだ。
別にロケットを見にいくわけではなく、
プロレスを見にいくのだ。
WWFというプロレス団体があるんだけど、
この興行が、もうプロレスの枠を越えた大イベントになっているのだ。
それの、年に一度のビッグイベント「レッスルマニア」が、
4月1日にヒューストンである。
それを見にいくつもりなのだ。
もう、すべての切符は準備してもらった。
いくつもあるプレイベントの切符もみんなある。
あとは、粛々と仕事を片づけるだけだ。
それが、一番むつかしい。

細川ふみえの余韻が、意外なほど続いている。
男はともかく、今回判明したのは、女の子の案外な巨乳好きだ。
すぐ本屋やコンビニに見にいったという女の子が、かなり多い。
自分にないものを求めている子もいるが、
単に観賞用として眺めている子も多い。
まあやっぱり、ヌードデッサンでも、
豊かな体のほうが、描いていてて楽しいのは確かだけどね。

以前告知したファンクラブが、そろそろ動き出した。
といっても、まだ会員を募集するとか機関誌を出すとかいう段階ではない。
「ファンクラブ設立準備委員会」ができて、準備に入ったところらしい。
本格的活動が始まったら、またここで告知します。

巨乳好きなのかというメールもくるが、そうではない。
ぼくはもともと貧乳好きだったのだ。
ささやかな胸のほうがすきだったのだ。
でも、その後修行を積んで、
まあどちらでもどーんときなさいという境地に達したのだ、
まあ、どちらでも、どーんときなさい。

細川ふみえがタイプなのかというメールがいくつもきている。
それも、女の子からばっかりだ。
そうではない。
男はみんな、ちゃんとわかっている。
ぼくも見にいきましたというメールばっかりだ。
細川は、違うのだ。
日本人に巨乳という概念を気づかせた
先駆者というか功労者なのだ。
だから、「脱いだ」といわれれば、
史跡でも見に行くような気持ちで、
歴史の1ページを検証するような気持ちで、
バーミヤンの大仏を現地調査するような
敬虔な気持ちで
ちゃんと確かめておかなくてはいけないのだ。
わかったかな。

今朝は、8時半に寝た。
11時に目覚ましをかけておいたんだけど、
10時に電話で起こされた。
今寝てるからといってるのに、
あ、お休みですか、といいつつ、電話を切ろうとしない。
午前中に起こさないでほしいなあ。
今日はずっと眠い。
はやくノルマを済ませて、早寝しよう。

ポストの新聞広告に、「細川ふみえが脱いだ」とか出てたので、
さっきキッチンハイターを買いにいったついでに、
コンビニをのぞいてみたんだけど、
ポストは見当たらなかった。
うちには山ほど雑誌が届くが、ポストはコメント出した時しかこないんだよな。
ほんとに細川は脱いだのか、脱いだとしたらどのくらい脱いだのか。
あー、気になるー。
細川ふみえがタイプだとかいうわけじゃないんだけど、
細川ふみえだもんなー。

今日の天気は変だったなあ。
取材にいこうと、自転車を出してたら、なんだか雨っぽくなってきた。
取材先はとなり駅だったので、車じゃなくて自転車で行こうと思ったのだ。
小雨程度だったので、まあすこしくらい濡れてもいいやと
自転車にまたがってしばらくいったら、
なんと雪になった。
大雪ではないので、そのまま顔に小粒の雪を受けながら三鷹までいって、
取材を終えて出てみたら、太陽が出ていた。
まったく、もう春なんだから、雪はやめてくれよ。
おかげで、今日は寒い。
花粉は少ないような気がするけど。

取材は陶芸雑誌で、初めての三鷹の陶芸教室まで、
皿を彫りにいったのだ。
薄い浮き彫りを施して、次回は色をつける。
先日出光美術館で見た、板谷波山風にしてみようということなのだが、
立体的に彫るのはむつかしい。
重なりを表現するのがむつかしいんだけど、
そりゃまあそうだ。
いきなりやってできれば、誰も辛い修行はしない。
色つけは、来週の火曜日の予定。

[3.14]
今週はなかなか忙しい。
仕事も忙しいが、気持ちが忙しい。
まだ構想のできてないものの締め切りがあるんで、
それが常に頭の隅にあって圧迫してる。
文章仕事なんだけど、うーん、うまくできるといいけど。

最近の晴れた日の昼間の太陽は、けっこう強い。
南の花も、そろそろ外に出してもいいんじゃないかと思って、
ブーゲンビリアの大きな木を、ベランダに出してみた。
あっという間に、顔を出した新芽がしおれてしまった。
申し訳ない。
もう少し待ったほうがよさそうだ。

フリーズの原因のひとつではないかと思われる
空タグやフォント指定のたぐいを、ざっと削除してみた。
今日はこんなことやってる場合じゃないんだけど、
どうも気になったんで、大急ぎでやってみた。
これでどうかな。

ああ、サッカーが始まってしまった。
忙しいのに。
今日は東京ダービーだ。
さすがに超満員だけど、初日だけだろう。
今年は、球場も近いし、頻繁に見にいけるな。
しかし、仕事はどうなるんだ。

ヴェルディは、懐かしい名前が多い。
前園も武田も菊地新吉も小倉も、みんな元気でやってるなあ。
しかし、前園・武田・本波あたりを控えスタートにするとは思わなかった。
石塚も。
FC東京は、トゥットの穴を、ロペスが埋められるかな。
スピードが落ちたのは、ほかの選手の能力を考えれば、
案外悪くないかも。
三浦文も今年は東京か。
おお、三浦あっちゃんがいきなり見せる。
うーん、凄いフリーキックで一点先取だ。
ああ、仕事しなくちゃいけないのになあ。

しかし、最後の最後でどんでん返しがあったなあ。
ヴェルディも時間のないとこで、同点にされるとは。
おまけに、延長で東京にVゴール負けとは。
面白い試合だった。
柏もよかったし、今シーズンも楽しくなりそうだ。
ああ、でもサッカーは見てなくちゃいけないから、
ほんとに仕事がなあ……。

昨日、J-WAVEで渡辺タスクがぼくに呼びかけているというメールが来た。
タスクというのは、元は宝島の編集者で、ぼくの「パンクドラゴン」の担当者だった。
今は独立して編集関係のプロダクションをやりつつ、
J-WAVEで話したり、TVでソウル関係の番組に出たりと、いろいろやっている。
どれどれとラジオをつけたら、漫画の特集をやっていた。
どうもタスクは、俺は漫画に出演したことがあると自慢し、
ぼくに、似顔を送ってくれと呼びかけたらしい。
実は「パンクドラゴン」に、タスクは「クライアントさん」の役で出演していたのだ。
ぼくはすぐ絵を描き、メール添付でJ-WAVEに送った。

10時から5時までの番組らしいんだけど、
メールを読んで絵を送ったのがもう4時近かったので、
間に合わなかったかなと思ったのだが、
そのまま聞いていたら、番組の最後の方で、
絵が届いたので、許可を得て番組のHPで公開しますといっていた。
まだ連絡はない。
もう公開されてるのかな。

[3.12]
花粉症に同情するメールが多いが、これでもかなり楽になっている。
昔はほんとに辛かった。
泣きながら仕事したもんだ。
あれに比べれば、とりあえず家の中にいればそれほど苦しくはない現在は、
もう治ったようなもんだよ。

今日は晴れたり小雪がちらついたり、変な日だ。
それでも、花粉は飛んでいる。
家の中にいれば比較的楽なんだけど、
編集者がきて花粉を持ち込むと、またしばらく苦しい。
花粉アレルギーは、肌にも影響を与えているようで、
顔の表面が、半漁人の肌みたいになっている。
細かいウロコができてるような気がする。
寝てても息苦しいし、目は痒くて、上下のまぶたがシワシワだし、
まったく困ったもんだ。
春は、好きなんだけどなあ。

ここのHPに入るとフリーズするという症状を起こすケースは、
案外多いということが判明してきた。
といっても、たぶん数パーセント程度だけど。
現在は忙しくて見てる時間が取れないんだけど、
なるべく早く時間を作って、原因を探ってみることにする。
ちょっとソースをチェックしてみたところによると、
実際の画面には関係ない指定とかが、かなり大量に残ってるんで、
それを削除してやれば、
かなりマシンの負担が減るんじゃないかと思うんだよな。
でも、ちょっと今日は、それ以上のことを考えてる頭の隙間がない。
明日の締め切りで精一杯だ。

今日は寒い。
冬に一気に戻ってしまった。
夕方、打ち合わせが終わったので、
晩飯がてら森英二郎の版画展を見てこようと、
吉祥寺のトムズボックスにいった。
外に出たら、雨が少し降り始めていた。
なんだか寒い日になったなあと思いつつ歩いていたのだが、
日が暮れてくるにしたがって、どんどん寒くなる。
風も強いので、クシャミも出る。
それなのに、やっと着いたトムズボックスは、今日は休みだったのだ。

時間はチェックして出たのだが、休みは見なかった。
大失敗である。
仕方ないので、トムズボックス下のKuuKuuで夕食を摂って帰った。
店を出た時には、既に雪がぱらつき始めていた。
前日銀座にいった時には、完全に春になったと思ったのに。
そういえば、毎年3月に雪が降るよなあ。
森英二郎は、またいこう。
ぼくはこの人の版画が、大好きだ。
さて、朝までひたすら仕事だ。
今夜のBGMは、ビリー・ホリデイにしよう。

「3.10」
陶芸の取材で、銀座の出光美術館までいったんだけど、
いやー、今日は花粉が飛びまくってたなー。
外を歩いてるだけでもうクシャミが出るし、
電車に乗れば、マスクしてる人や、鼻かみ続けてる人がいっぱいいる。
展示を見てても、目がかゆくて集中できないし、
風が強くてほこりっぽかったせいもあるかもしれないが、
当分は苦しい日々が続きそうだ。

帰りに、東京駅から中央線に乗ろうとしたら、
ホームの電光掲示板に、
人身事故で武蔵野線が不通だったがもう大丈夫という表示が出ていた。
それなのに、さっぱり動く気配がない。
武蔵野線と東京駅と、なんの関係があるのかわからない。
そしたら、ホームのスピーカーから、なにかアナウンスがあった。
でも、音が割れてて、ザーザー雑音混じりで、
なにをいってるのかよく聞き取れない。
人身事故がなんとかいっているのだが、半分もわからない。

今時もうちょっとましなマイクとスピーカーがあるだろうに、
JRはくだらないとこに金を惜しんでるなあと思ったら、
違うところからまたアナウンスが聞こえてきた。
すごくクリアな音で、はっきり聞こえる。
京浜東北線の神田駅で人身事故があって、
安全確認のため時間がかかっているという内容だった。
なぜさっきのアナウンスは聞き取れなかったんだろうと思ったら、
またさっきの声のアナウンスが始まった。
相変わらずなにをいってるのか、さっぱりわからない。
でも、どうやら音質は同じようなのだ。
よく聞いてみれば、聞こえにくさがはっきりと聞こえている。
同じタイプのマイクで話してはいるのだ。

おそらく、聞こえにくいほうは、マイクに口をくっつけて話しているのだ。
だから音が割れてしまって、おまけに自分の息がかかって、
バリバリザーザーうるさいだけで、肝心の内容が聞き取れないのだ。
その後もしばらくホーム上にいたんだけど、
ずーっと割れてうるさいアナウンスが続いていて、
ずーっとなにをいってるのかわからなかった。
あの人は、毎日一日中マイクで話すのが仕事なんだろうに、
なんの役にも立っていない。
なぜ、同僚は誰もそれを指摘しないんだろう。
毎日その声をホーム上で聞いているだろうに、
気づかないんだろうか。
すごく不思議だった。
NTTといっしょで、まだ日の丸気分が抜けないんだろうな。

さっき正ちゃんを抱いていて、ふとセーターの胸を見たら、
毛がいっぱいついていた。
そうか、もうそろそろ冬毛が抜ける季節になってきたんだな。
またしばらく、正ちゃんの毛の掃除が大変だ。
どうもゆうべあたりから、デロンギの前で寝なくなったと思った。
今も、床の上で 手足を伸ばして寝ている。
もうあんまり寒くないんだなあ。
春が近い。

天気がいいのは気持ちいいんだけど、
花粉が盛大に飛び始めたようで、ちょっと辛い。
カライんじゃなくて、ツライ。
昔に比べれば、症状も落ち着いてきたようだけど、
それでも、仕事してると、目はかゆいし鼻はむずむずするし、
集中力がそがれることおびただしい。
ぼくは、28歳で花粉症の自覚を持ったんで、もう22年になる。
昔は、花粉症なんて、誰も知らなかったけど、ポピュラーになったもんだ。
だからって、ぜんぜん嬉しくないけど。

「マンガ夜話」の「うしおととら」の回に関して、
どこかの漫画家が、ぼくに怒っているらしい。
本人じゃなくて、サンデー系の漫画家だって話だけど、
あんなに誉めすぎくらい誉めたのになあ。
なにが気に入らないんだろう。
批評されるのが嫌だったら、作品を一般公開するべきじゃないと思う。
雑誌に掲載した瞬間から、どう読まれようと、
それは既に作者の手をはなれてるんじゃないかな。

「ほんパラ!」の効果あり。
角川から連絡がきて、この2日で、順調に売れ行きが伸びているようだ。
4刷りになるかなあ。
ドキドキ。

テレビ続きの1週間が終わって、今週からは通常週間だ。
遅れてしまった仕事を、とっとと片づけないと。
でも、今日は上天気だし、どこかに出かけたくなっちゃうなあ。
ところで、うちのHPにアクセスしたとたんフリーズするという症例が
報告されてるんだけど、ほかにもだれかいる?
よそのHPではそんなことはないらしいんだけど。
いったい、なにが原因なんだろうなあ。

案外何人も同じケースがあるようだ。
なにも設定いじったりしてないのに、なぜだろうなあ。

何軒か症例が報告されたんだけど、どうも今のところ、
マックでIE4.5を使うとフリーズするってケースが多いようだ。
だからどうするって手も、ぜんぜん思いつかないんだけど。

とりあえず、表紙を多少は軽くして、ソース表示で気がついた部分を削ってみたけど、
このくらいしかできることがない。

問い合わせがきていたが、
「ほんパラ!」のぼくのコーナー冒頭に出てきた家は、確かにぼくの家だ。
郵便屋が裁判所からの書類だったかを届けにきた時に映っていた、
2階までの木の高い塀みたいなのがある家だ。
あれが、うちの東側面の全景だ。
木の塀は、2階の仕事場に上がる階段を隠している。
子供でも描ける形にしてといって設計してもらった家だ。
シンプルな形だが、住みやすいいい家だ。
ちなみに、近所の一条ゆかり邸は、アーリーアメリカンだ。
大友克洋邸は、コンクリート打ちっ放しで、
原哲夫邸は、案外普通の家。

さっきダイヤ街を歩いてたら、山田詠美とばったり会った。
ついこないだ、やっぱり近所でばったり会ったばっかりだったので、
最近よく会うなあと手を振って別れた。
山田邸はマンション最上階で、晴れた日は富士山が見える。
しかし、詠美とかいっても、どうもあいつじゃないみみたいだなあ。
素人時代というか、学生時代から知ってるから、
どうも本名のほうがしっくりくる。

[3.6]
久し振りにテニスをやりにいってて、
リアルタイムでは見られなかったけど、
さっきビデオで「ほんパラ」で見た。
まあまあってとこかなあ。
出演者としても本の宣伝としても、まあまあだ。
志賀までロケにいってくれたのは嬉しかったが、
大馬野郎のビッグホリデー乗務員たちの言動が省略されてたのが、
ちょっと残念かな。
あと、せっかくアロハも着たのに、それも省略されてた。
でもまあ、50分足らずの中で何冊も紹介しなくてはいけないってことを考えれば、
よくやってくれたということなのかもしれない。
さあ、明日は朝から書店に「鉄槌!」を求める人が並んで、
大パニックになってるぞ。

それにしても、あの番組に出てくる連中は、
いったいなにを思って出演を引き受けるんだろう。
自分が疑いようもない馬鹿だってことを宣言しにくるなんて、
勇気がありすぎる。
出川とかは、もともと馬鹿が売り物だから問題ないだろうが、
元はアナウンサーの大神なんかは、ダメージないのかなあ。
柴田さんがすごくインテリに見えた日だった。

さて、今日は「ほんパラ!」だ。
なぜ「ほんパラ」なのかと撮影にきたスタッフに聞いたら、
「パラダイス」の「パラ」と、パラパラと本をめくるのをかけてるそうだ。
うーん、ちょっと意外というか、無理があるぞ。
「鉄槌!」は、書店に出回ってるかなあ。
テレビで紹介してくれても、書店に出てなけりゃ買えないもんなあ。
いったい番組で、何分くらい紹介されるんだろう。
何冊か取り上げるうちのひとつだから、多くは期待できないかもしれないが、
好意的な扱いになってるといいが。

正ちゃんは、ちょっとダイエットの成果が出てきた。
下ぶくれ体型が、ややスリムになってきたのだ。
顔も少し細くなってきた。
それを裏付けるように、体重も、200グラム以上減った。
でも、そのせいか、最近やけに飯をねだる。
席を立つと、ご飯をくれると思うのか、さーっと飛んできて、まとわりつく。
ご飯を食べて、2時間もすると、もう腹を減らしている。
可哀相だが、そう食いたいだけ食わるわけにはいかない。
またデブに戻ってしまう。
現在食べているのは、サイエンス・ダイエットのライトだ。
これ以上カロリーの低いものはない。
うーん、まあ現代猫には、ダイエットは宿命だな。

「3.5」
やれやれ、生3日間が終わった。
また1年継続が決まって、嬉しいような重荷なような。
この放送の前1週間くらいは、仕事にならないからなあ。
それだけ犠牲を払うに足る面白さがあるから続けてるわけだけど。
ところで、アシスタントの愛ちゃんも、1年継続が決まった。
番組始まって以来の快挙だな。

今日の「岸和田」は、競争が厳しかったー。
これだけ全員が話したがる回は珍しい。
用意していったものが半分も使えなかった。
間が空いたら入ろうと、開始しばらくは様子を見てたんだけど、
こりゃ待ってたら話せないで終わってしまうと気がついて、
慌てて入っていった。
でも、いいたいことはなかなかいえないもんだ。
たぶん、作品の面白さは、読んでない人にも伝わったんじゃないかと思うけど、
どこが面白いかとか、どこに問題があるかとかを、
もっときちんと話したかった。
そのへんが、時間に限りのある生放送の辛いとこだなあ。

今回はスタジオがやけに暑くて、
初日は知らずに入ったら、汗まみれになってしまった。
二日目からはシャツになったけど、
あんまりコタツには合わなかったな。
着たいセーターもないではなかったが、あれだけ暑くては無理だった。
岡田なんかTシャツだったもんなあ。
まああれは、ちょっと違うか。

今日は力が入ったなあ。
「純クレ」を話したいから力が入ったということではない。
ほかに、きちんと話せる人間がいなかったので、ぼくが話すしかなかったのだ。
岡田・夏目は、最初から見学コースに入ることを公言していたし、
ゲストのふたりは、どこまで話せるかわからなかったし、
こりゃ、俺が話すしかないなあ、と覚悟を決めていたのだ。
スタートしたら、案の定、ゲストはゲストだった。
特に、大桃は感想しかいえないということがわかった。
もう、ぼくが話すしかない。
それで、1時間全力疾走だったのだ。
途中で大桃が見当違いのことをえんえんと話し始めたので
強引に打ち切っちゃったけど、
大桃は、怒ったかなあ。
ところで、家も正ちゃんも、無事でした。

さて、明日はいよいよ最終日、「岸和田」だ。
彼は大友の子供なんだけど、真似ではない。
そのへんを、どう話すかだなあ。
影響を受けつつ模倣からは離れていく。
似てるところと違うところ。
そのへん、視聴者にわかるように話す自信がないなあ。
まあ頑張ってみよう。

今日はなにを着ようかなあ。
もう、手持ちの衣装の中で、なにを今までに着たのか、
さっぱり覚えていない。
赤系のシャツにしようか、貰い物の臙脂のセーターにするか、
赤と黄色の太い縞のセーターにするか。
まあそんなとこかなあ。
大島にしようかとも思ったんだけど、雨が降りそうだしなあ。

春になったら、久し振りに着るものの買い出しにいこう。
最近はカジュアルなものを買うことが多かったから、
今年はデザイナーものを見てみるかな。
こないだ銀座をちょっと覗いたら、ちょっと食指の動くものもあった。
ここ数年、あんまりデザイナーものを買わなかったのは、
どうにも地味だったせいもあるんだよな、色も形も。
ぼくは、派手なものが好きだと思われているが、
そうじゃなくて、綺麗なものが好きなんだよな。

ライブ初日「うしおととら」。
うーん、ちょっと話し切れなかった。
悔いが残る。
話すことはたくさん用意していったんだけど、
こういう話題が始まったら入っていこうと思っていたのと、
ことごとく入り口が違っていた。
仕方ないので、こちらから入って話を変えつつこちらに持っていこうと無理してたら、
結局うまく話せないで終わってしまった。
修行が足りんなあ。
何年やっても、生はむつかしい。

明日は、夏目も岡田も居留守の少女漫画だ。
ゲスト次第だけど、ちょっと頑張らないとなあ。
しかし、今日はみんなであんなに誉めすぎじゃないかと思うくらいほめたのに、
あれでも文句いってくるやつがいる。
きっと自分の好きな作品についてなにもいわれたくないんだろうが、
そういうやつは、最初から見なきゃいいんだよな。
ああいう番組なんだから。

夏目房之介は、悪いインフルエンザで3日間死んでたそうだ。
まだ土気色の顔だった。
菌をきっとスタジオ中にばらまいていったから、気をつけないと。
それにしても、みんな病弱だよなあ。
この5年間で無病息災なのは、アシスタントを除けば、ぼくだけだ。
今回も、元気で乗り切ろう。

ところで、本番中のスタジオの写真を撮ってもらおうと、
キネ旬の編集にサイバーショットを渡しておいたんだけど、
さっき帰ってきてデータをコンピュータに移そうとしたら、
一枚もなかった。
映りが悪いとか画像が暗いとかじゃなくて、
データがなにもなかった。
きっと、シャッターをフォーカスロックしただけで
撮ったつもりになっちゃったんだろうなあ。
というわけで、スタジオ風景大公開の予定だったんだけど、
ぼくが打ち合わせの時に試し撮りした1枚だけ公開します。


よーし、「うしおととら」読み切ったぞ。
だいぶ忘れてたけど、これでもう万全だ。
勢いのある面白い漫画だよな。
これが少年漫画だと思う。
さあて、飯食って着替えて、ちょっと「岸和田」読んで出発だー。

「マンガ夜話」を見た。
いやー、なんだか変なもんだなあ。
ほとんどカットなしで放映したんだけど、
観客とのやりとりは、さすがにひとりで省略してたな。
まあどんどんこぞって手を上げたわけじゃないんだけど、
もっと間延びしてのんびりやってたから、あれは入れられないだろう。
数少ないカットされた部分は、ぼくの「陰毛漫画」発言ではなく、
特に名を秘すがOの「ユダヤ発言」であった。
番組は、客がいることを意識しつつ案外緊張感を持ってできたし、
面白かったと思う。
でもやっぱり、この後の門外不出編が面白かったんだよなー。
ライブにきた人は、いいもの見たね。

「2.28」
吉祥寺近鉄デパートが、先日閉店した。
うちから一番近いデパートだったし、
地下食料品店は便利だったし、FOBもFOBカフェもよく利用していた。
だから、閉店は非常に残念だったのだ。
問題は、あとにはなにが入るかだ。
デパート一軒分だから、大きいスペースだ。
客がこなくて閉店した場所に、
はたして、一括で借りるほどの店が入れるのか。
そしたら、どうも、大塚家具が入るらしいという話が聞こえてきた。
なんだよ〜、超がっかり〜、である。

大塚家具は、三越の新宿南館あとにも入ったし、
最近のしているようだ。
でも、そんなものが入ったってなあ。
ここは、以前一度入ったことがあるんだけど、
入り口でいきなり住所と名前を書かされて、
おまけに店員がひとりつく。
勝手にぶらぶらさせてはくれないのだ。
なにをお探しですかと聞かれ、一直線にそこに連れて行かれる。
買わずには帰さないという態度がありありなのだ。
店は目的もなくぶらつくのが、面白いんだよな。

そんなとこにもう2度といくとも思えないし、
がっかりしていたら、また違う噂も流れてきた。
それを総合すると、こんな具合だ。
まず、地下は食料品の紀ノ国屋が入る。
地上1階から3階までは三越が入って、その上に大塚家具が入るというのだ。
ほんとにそうだったらいいんだけど、
新宿の狭い南館を捨てた三越が、
わざわざ吉祥寺の1階から3階なんて半端なとこを借りるかなあ。
ぼくは、心配して見守っているのだ。

そういえば、今回もなにを着るか、ぜんぜん決めてない。
弱ったなあ。新しい服もないし。
そのへんから適当に引っ張り出して着ることになりそうだが、
アイロンかけてなくてシワシワだったり、
ちょっと問題はありそうだ。
春ものにはまだ早いのかなあ。
そのへんの判断がちょっとむつかしいが、うーん、まあ冬かな。

[2.27]
ふと気づいたら、今日は月曜日だ。
いつもだったら、「マンガ夜話」本番で、最後の追い込みでバタバタしてる。
でも、今日は初の録画だ。
ということは、生まれて初めて、一般視聴者といっしょに、
リアルタイムで「マンガ夜話」が見られる。
うーん、楽しみだなあ。
でも、なんかちょっと変な感じ。
さて、「うしおととら」の続きでも読もう。

毎日ひたすら漫画を読んでいる。
今回の「マンガ夜話」は、みんな一度ざっとは読んでいるので、
多少は楽だけど、
それでも、細かいとこは忘れてるから、ひと通りは読んでおきたい。
準備に膨大な時間のかかる、時給の低い仕事だよなー。
面白くなかったら、絶対に降りてるな。
読み返してると、これとこれは絶対に話そうと思うことがどんどん浮かんでくる。
それでも本番になると、すべては話せないで終わることが多い。

話そうと思っていたのに忘れてたりすることもあるし、
タイミングを計ってるうちに時間がなくなったりすることもある。
それが生放送なんだよな。
ひとりで話せば、準備したことはすべて話せるけど、
ほかの出演者に引きずられて、思いがけないことが出てくることもあるし、
これはいわずもがな、と思っていたのについぽろりとこぼれてしまうこともある。
なにを話しても編集してくれると思いながら話すのと、
一発勝負の生放送とでは、緊張感が違う。
その緊張感が、きっとやるほうにも見るほうにも面白いんだろうなあ。

最近は暖かい。
ここ数日は、暖房もいれない日が続いてたけど、
今日は雨が降ったせいもあって、少し肌寒く、デロンギを半分入れた。
今年は、スキーにもスノボにもいけなかった。
まだ冬は多少残ってるが、スケジュールを考えても、もういけないだろう。
非常に残念だ。
冬は短いからなあ。
来シーズンは、ちょっとスケジュールを早め早めに組んで、絶対にいくぞ。

どうもW杯の申しこみかたが、さっぱりわからない。
重複申しこみはいけないらしいが、同行もダブってちゃいけないのか。
同じ試合じゃなければ、ダブっててもいいのか、。
誰か知ってる?
だいたい、どうしてこんなに早くから申しこまなくちゃいけないんだろうなあ。
とにかく、とりあえず日本戦を狙って、駄目でもほかのなにかが見たい。
でも、申しこみ方法がなあ……。
これって、むつかしくして申しこみを減らそうって魂胆じゃないのか

あっ、しまった。
ついうっかり、悪気なく、マックエキスポのプレスパスを持って帰ってしまった。
今から返してもしょうがないので、サイン入りでプレゼントします。

こんなの。
こちらも希望者はメールで応募してください。
26日月曜いっぱい締め切り。

マンガ夜話の打ち合わせがあった。
毎回、番組の前にディレクターがやってきて、
今回取り上げる漫画と漫画家について、いろいろと話を聞いていくのだ。
正直いって、番組の進行の役に立っているのかどうかわからないが、
ディレクターたちに対する啓蒙活動だと思って話している。
担当になるのはやっぱり漫画が好きなディレクターが多いんだけど、
それでも、作る側とはだいぶ受け取りかたが違うからね。

今回のゲストは、初顔も3人いる。
面識があるのはひとりだけだが、あとふたりは、どんな人かな。
一人は男で、二人は女。
でも、やや年増。
男のゲストは、初めての業界だ。
こういうとこから呼ぶとは思わなかったなあ。
マックエキスポにいってきた。
今年は、なんだか寂しかったなあ。
幕張に着いても、ひと気があんまりない。
まあOS]はあるけど、目玉というほどのものもあんまりないしなあ。
パワーブックがあったか。
あれはさすがに、ちょっといい質感で、欲しかった。
でも、ウィンドウズマシンみたいだよな。

入り口で、イヌちゃん帽をかぶった加藤けんそーに呼び止められる。
なにしてんのと聞いたら、
自分の新刊の宣伝に、自分でビラを撒きにきたんだそうだ。
頭が下がるなあ。

会場には、コンパニのお姉ちゃんも少なくて、
華やかさにはまるで欠ける。
おまけに、会場自体が狭い。
どうもなあ、寂しくなっちゃうよ。
ジョブスの基調講演は聞かなかったけど、
盛り上がったのかなあ。
やっぱり、キューブの失敗は大きかったのかな。


今日はずっとメールが使えない。
昼過ぎに、メールのチェックをしようと思ったら、
ユーザー名とパスワードを入れろといわれた。
なぜ、と思いつつ、OKをクリックしたけど、入れない。
何度やっても同じだ。
キャンセルすると、エラーの詳細が出るんだけど、
ユーザー名を拒否されてるようだ。
なにも設定はいじってないのに、なぜだ。
とりあえず、今日は考えてる余裕がないので、仕事にかかる。
しかし、メールの読み書きができないと
かなり困るんだがなあ。
とりあえず、ノートで受けられるんだけど、
まったくコンピュータなんてやつはもう。

「ほんパラ」の撮影がやってきた。
志賀にも、既にロケにいってきたらしい。
うちには1時にくるという話だったのだが、すっかり寝坊して、
1時5分にチャイムが鳴った時には、まだ寝ていた。
慌てて起きてドアを開けた。
まず、外の撮影をしているというので、着替えて軽く食事をする。
郵便屋が裁判所からの封書を郵便受けに入れるシーンを撮るのだ。
郵便屋は、ディレクター自ら演じている。


2時前に撮影隊が入ってきて、それから撮影。
まず仕事風景を撮って、インタビューに入る。
カメラの向こうにいるディレクターに、
「鉄槌!」を書いた動機や、意図を話す。
裁判関係の資料を出したり、面白い部分を抜き出したりする。
当時の模様は、衣装を着替えて撮る。
アロハを着てFAXが届いたシーンを撮って、
スーツを着て裁判所にいくシーンを撮った。
でも、もちろん全部現在の仕事場を背景に撮ったんだけどね。

カット数は、かなり多かった。
なかなか大変だった。
放映は、3月3日夜8時から、テレ朝系だ。
どんな風に編集されるのかわからないけど、お楽しみに。

[2.26]
コアミックスを覗いてきた。
ご存じだろうか、元少年ジャンプ系の編集者が中心となって、
数名の漫画家と声優が出資に加わり、
編集の会社を立ち上げ、
販売チャンネルを担当する新潮社と組んで、
5月に新しい週刊漫画誌を出すことになった。
その会社が、コアミックスだ。
雑誌の名前は、「バンチ」だ。

これは、かなり新しい形態だ。
あるいは、珍しい方法だ。
コアミックス側はコンテンツ作りに専念でき、
いろいろと制約の多い販売営業系のことは新潮社にまかせられる。
成功すれば、新しい出版の形として流れを作ることができるだろう。
でも、問題は多いと思う。
ざっと見ても、最終的責任はどこが取るのかとか、
新潮社とコアミックスの役割分担は完全にできているのかとか、
そもそも新潮社はなにがしたいのかとか、
いくらでも思いつく。
それでも、今までとは違うものを始めた勇気は評価したいし、
ぜひ成功してほしいと思う。

この第三セクター方式は、講談社を辞めた内田さんという
かつての少年マガジン名編集者と徳間書店が組んで、
少年誌を創刊したのにもちょっと似ている。
あちらは失敗したが、こちらはどうだろう。
後発誌が参入するには、漫画界にはとてつもなく高い壁がある。
それを知らない人たちではないので、
成算はあるんだと思う。

覗いた会社内は、上階には編集部や版権関係営業関係の部位があり、
下の階には、漫画家の個室がいくつかとアシスタントの大部屋があって、
どうやらアシスタントは共用ということになるらしい。
こういうやり方は、いいとこも悪いとこもあると思うが、
複数の漫画家につくことは、
いろんな描き方を見られるということではある。
まあなんにしろ、独立して成功できるかどうかは
アシスタント本人次第なんだから、
関係ないっていえばいえるけどね。
ぼくはひとりじゃないとできないほうなんで、
こういうのは苦手だけど、
普段からアシスタントを大勢使ってる漫画家は平気かもしれないな。

ところで、コアミックスに出資した漫画家は、
原哲夫、北条司、次原隆二、
声優は、神谷明だ。

甘栗をもらったので、仕事をしながら剥いてたら、
正ちゃんが自分の食べ物と間違えて、ニャーニャーとうるさい。
どうも正ちゃんは最近、腹一杯食わせてないせいか、
ぼくがちょっと席を立つと、ご飯をもらえると思って、
急いで台所に走っていく。
腹一杯食わせてやってると、あっという間にもっとデブになってしまうので、
なるべく量を減らしているのだが、
どうもちょっと可哀相な気もする。

同情して、甘栗の匂いを嗅がせてやったら、
どうもいけるようだ。
ひとかけら割ってやったら、ぱくぱくと食べる。
そういえば正ちゃんは、南瓜の煮物も好きだ。
どうも魚じゃなくても、ほくほく系はいけるんだな。

手塚治虫文化賞の第一次選考をやってるんだけど、
毎年、なかなか苦しむ。
自分の一番好きなものというだけではなくて、
「手塚」という名前に相応しいものと考えると、
誰がいいのか、悩んでしまう。
でも、そのたびこの1年に読んだものを思い出して、
けっこう楽しい気分にはなれるんだけどね。

誕生日とバレンタインとオフ会で、いろんなものをもらった。
ちょっと整理してたんだけど、それぞれ嬉しい。
形のあるものは思い出になるしね。
食べ物は、和菓子類が嬉しかった。
羊羹ときんつばがうまかった。
チョコは、食べ過ぎると胃が痛くなるけど、
和菓子は平気だからなあ。
きんつばは、美味しかったので検索してみたら、
普通のヤマザキショップみたいな店だったんで驚いた。

スノウドームも、だいぶコレクションが増えた。
もらったものも自分で買った物もあるんだけど、
どれも見てるだけで楽しい。
まあ、正直いって、あんまり楽しくないものもあることはあるんだけど、
気持ちは嬉しい。
「ほんパラ!」の本番で、
ぼくの左前にある2メートルくらいのガラスケースが写ってたら、
それがドームケースだ。
コレクションの内容までは見えないかな。

[2.20]
夕食を食べに行くのが面倒だったので、
今夜は簡便に済ますことにした。
サイドディッシュを簡単に作って、
ご飯を焚いて、お歳暮にもらったカレーの缶詰を暖めようと思って開けた。
そしたら、正ちゃんがネコ缶と間違えて飛んできたのだ。
最近は、ダイエットのために、ネコ缶はやってない。
久し振りの缶詰を開ける音に、狂喜して走ってきたのだ。
小鍋にカレーを空けていると、
自分ももらおうと、飛びついてくる。

これはおまえの求めてるものじゃないぞと教えてやっても、
夢中で流しの上に上がろうとするのだ。
しょうがないから、缶のフタの匂いを嗅がせてやったら、
あんまり嬉しくて、味も確かめずに舐め始めた。
でも、さすがに途中で味がおかしいのに気づいたらしく、
しばらくまじまじと見つめてから、フタを残して去っていってしまった。
ダイエットが終わったら、またネコ缶をやる日もくるだろう。
もう少し待て。

価格破壊は、本当だったんだなあ。
うちには、ビデオデッキがたくさんある。
Hi-8が2台と8ミリが2台、S-VHSが1台とVHSが2台。
そのうち、S-VHSとVHSは、みんな故障している。
普段の録画はHi-8を使っているので不便はないし、
1台のVHSは画質は落ちるがなんとか見られるので、
困っているということもなかった。
ここんとこVHSを見てなにかする仕事が続くので、
この際修理に出すかとも思ったのだが、
それも戻ってくるのに時間がかかる。

じゃあまあ、再生用に1台安いのを買ってしまおうと思って、
吉祥寺Laoxにいった。
もう何年もVHSを買ったことがなかった。
S-VHSが出たばっかりの時に、10数万したので、
普通のVHSなら10万以下で買えるだろうと思っていったら、とんでもない。
なにもついてない普通のビデオなんて、1万とか2万で買えるのだ。
一番安いモノラルのビデオなんて、9000円台だったのだ。
いやー、驚いたなあ。
結局、一番小さかったので、1万3000円のフナイを買った。
こんなに安くなってるとは。
興味ないものでも、たまには値段を見てみないと、
世間から置いていかれるなあ。

「2.19」
原稿を書く参考に、「鳩よ!」を読んだ。
「爆笑問題」の特集だったんだけど、
つまらなくて驚いた。
もう少し笑いに対して敏感なライターはいなかったのか。
みんなやたらにヨイショを繰り返すだけで、
なんだか読んでて不快になってしまった。
取材協力をしてもらってるから仕方ないのかもしれないが、
あんな提灯記事を並べる編集部も編集部だ。
見損なったよ、まったく。

起きたら、50歳初日は上天気だった。
アシスタントが来て原稿取りがきて打ち合わせがあって、
夜になったんで近所の飯屋で餃子とサツマイモとリンゴのコロッケで晩飯。
帰ってきて、また仕事。
まあそんなもんだよ。

正ちゃんも2歳の誕生日だったわけだが、
本人にその自覚があったかどうかは疑わしい。
でも、いつものダイエット用ドライフードに、
ちりめん じゃこをトッピングしてやったので、
今日はなにか特別な日だということはわかったのではないかと思う。
たぶん、正ちゃんは現在、20代半ばくらいなのではないか。
一番若くて美しい頃だな。
正ちゃんの場合は、一日中うちにいて無駄にふとってるだけなんだけど。

受験生からメールが多くくる。
みんな失敗したり不安だったりして、
誰かになにかをいってほしいんだな。
助けてという直截的なメールがくることも時々あるが、
ぼくは助けてやることはできない。
自分でやるしかないのだ。
自分は自分で助けるしかないのだ。
俺は知らんから自分でなんとかしろという返事を出すと、
なんとかしますという返事がくる。
みんな、あともうちょっとだ。
頑張ってほしい。

ふと気づいたら、もう2月15日の0時を回っていた。
ということは、もう誕生日だ。
50歳だ。
まあぼくが産まれたのは明け方だったそうなので、
実際には、もう少しある。
あと、数時間だけ、49歳だ。

ぼくが産まれた日は、雪が降っていたそうだ。
今日の東京も、夕刻から雪になった。
大雪にはならなかったが、景色を白く染めた。
50年。
なんだかあっという間だなあ。
誕生日は、仕事と打ち合わせで終わってしまうだろう。

[2.16]
こないだタイタンライブを見にいったとき、パジャマを2着買った。
プランタン銀座で、なかなかいいのを見つけたんだけど、
いやー、パジャマって、ほんとにろくなものがない。
かなりあちこち探したんだけど、
さっぱりだった。
値段ではないのだ。
いわゆるブランドものでも安売り店のものでも、
とにかくみんな凄い色であり、凄い柄と素材だ。
デパートでもスーパーでも、
みんな選りすぐった物凄いものを売っている。
ほんとにみんな、あんなものを着て寝てるのかなあ。
とりあえず、これでしばらくパジャマの心配は要らないな。
でも、気に入ったものがあったら買っちゃうかな。
今回苦労したから、見つけた時に買っといたほうがよさそうだ。

ついに誕生日だ。
15日で、50歳になる。
うーん、50歳かあ。
20歳のころに50歳なんていうと、とんでもないジジイだったが、
自分がなってみれば、特になんてこともない。
というよりも、50歳なんて自覚が、ぜーんぜんない。
20代とはいわないが、せいぜい30代半ばくらいの気分だ。
同世代の連中を見ると、これが同い年!?と思うことがある。
時間は、誰の上にも等しく過ぎているわけじゃないんだなあ。

前MWというかUNO!というか文春のというか花田さんから、
案の定、原稿依頼がきた。
今度移籍した宣伝会議という会社から出ている「編集会議」という雑誌が、
今度月刊誌になる。
そこで、また「判決!」をやってくれというのだ。
UNO!でもMWでもやってた、ぼくの連載だ。
体裁もタイトルもおんなじだ。
まあいいんだけどね、花田さんだし。
原稿料も安いだろうが、仕方がない。
交通事故だと思って とことんつき合うことにしよう。

「2.15」
そろそろ受験シーズンだな。
ぼくが最初に受験したのは、69年。
いわゆる〈東大ショック〉の年だ。
発表の日の東京は10年振りの大雪だった。
12時からのテレビでその景色を見ていたら、電話が鳴った。
ぼくの浪人が決まった日だった。
同級生のほとんどが受験に失敗し、予備校にいった。
ぼくは同級生たちと同じ予備校にいくのはいやだったので、
ひとりだけちがう学校にいった。

受験は、大変だけど、それだけが人生じゃない。
過剰に考えないで頑張ってほしい。

↓イブライムとオマーラの出番は、逆だったかな。

「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」のコンサートは、ほんとによかった。
生きてれば、いくらでもいいことはあるなあと実感させる彼らの歌と演奏に、
2時間半があっという間だった。
東京国際フォーラムはいい会場なんだけど、
ちょっとフォーマル感が強くて、
こういうライブには向かないかもと思ったのだが、
杞憂に終わったようだ。
大入り数千人が、ずっと盛り上がりっぱなしで最後まで突っ走った。

「ブエナ」といっても、映画に出ていたメンバー総出演というわけではない。
オリジナルメンバーは、歌手が2人、
ミュージシャンは、気づいた限りでは、ピアノのルベーンとトランペットだけだ。
ベースもそうだったかもしれない。
幕が開くと、まずルベーン・ゴンサレスをフィーチャーした
インストの曲が続く。
ルベーンは体調が悪くて来日できないという噂もあったが、
なんとか体調を作ってきたようだ。
しかし、年齢的なこともあって、かなり弱っている。
目が見えにくいか音が聞こえにくいのかもしれない。
パンフレットに「ミュージカル・ディレクター」が、
ルベーン担当とイブライム・オマーラ担当と、ふたり名前があった。
どうしてだろうと思っていたのだが、
ルベーンが椅子に座ると、バンマス風の男が横に立って、
バンドとルベーンを仕切り始めた。
なるほどこれか、と理解できたのだ。

男はルベーンの顔の前に手を出して、カウントを刻み、
タイミングを出し、手を押さえる。
演奏中、一本指を立て、後一回テーマをやって終わるぞと合図し、
はいストップと腕を押さえ、一拍おいてと掌を見せ、
次のキーはこことルベーンの指を鍵盤に導き、
もう片方の手でバンドをまとめつつ、
エンディングを合わせて、ごくろうさんとルベーンの後頭部を撫でる。
ルベーンは、ほんとにかなり悪いようだ。
それでも、鍵盤に置かれた手からは、
音がひとつひとつ零れるように溢れてくる。

完全にルベーンのタイミングでインストを数曲やって、ここでルベーンは退場。
そして、イブライム・フェレールの登場だ。

「発掘」されてもうずいぶん経つのに、
まだ歌うことが嬉しくて仕方がないという気持ちに溢れている。
声は最初ちょっと 荒れていたが、すぐに湿ってくる。
「キューバのナット・キング・コール」といわれることもあるが、
それよりも「キューバの憂歌団の木村」と呼びたい。
木村も年食ったら靴磨きしてるかなあ。

最後は、オマーラ・ポルトゥオンドだ。
どうして3人でやらずにひとりずつでやるんだろうなあ。
ルベーンは、合わせられる体調じゃあないのかもしれないが、
前回と同じ構成だったらしいから、つまり前回もばらばらだったのだ。
オマーラは、ずっと現役だっただけあって、
声がよく出て美しい。
70歳にしては、体もよく動く。
自分でもそれを見せたいらしく、時々さっと足を上げたりするが、
さすがに90度くらいまでだ。

アンコールは、ルベーンとイブライムが一曲一緒にやって、
すぐルベーンは引っ込み、あとはイブライムとオマーラだ。
二人のデュエットは、映画でも歌っていたが、ほんとに美しい曲だ。
曲の合間に二人でチークを踊る。
70歳と73歳だ。
まだ充分に生臭い。

観客は、比較的おとなしかったが、それでも終盤は促されて立ち、
大きい拍手を贈った。
プレゼントや花を持った客が舞台に殺到し、
イブライムは女の子の手に、嬉しそうに次々キスをする。
時々腰に手をやってるので、なんだろうと思っていたら、
終わりころに、短い杖を出した。
これを腰に挿してしたのだ。
映画の中でも出てきた杖だ。
それで観客の手に触れるというか、観客が触りたがって手を出す。
舞台前の集まった客の手を叩くように、杖で祝福を与えるように、
次々に杖を振っていく。
そのうち、客に引っ張られて、杖の先が取れてしまったらしく、
バンマスのトロンボーンの男に見せて、
舞台の後ろにいって、本番中に床でトントンと 金具をはめていたのが可笑しかった。

3人はもちろん素晴らしかったのだが、バンドもまた素晴らしかった。
コンパイ・セグンドのバンドは、
そうひとりひとりが飛び抜けて優れているというよりも、
アンサンブルを重視していたようだが、この日のバンドは違った。
「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」の名を冠すだけあって、
思い切り腕利きを連れてきた。
どのメンバーもうまかったが、特に、第一トランペットとトロンボーンは、
とんでもなくうまかった。
年を食えば、年を食うだけ得られるものがあるんだなあ。

最後は、3人で観客の声に応えた。
ルベーンも、嬉しそうに手を振った。
いいコンサートだった。
うまくて心に残るライブだった。
9月にまたオマーラが単独でくるらしい。
ぜひまた見に行きたいなあ。

[2.14]
下で書いたYahoo!オークションのサインが、 消えた。
まだ期限には間があるはずなのに、
急に消えてしまった。
ひょっとして、ここを読んで引っこめたかな。
まあそれならそれでいいんだけどね。

銀座ソニービルで「タイタンライブ」を見た。
たぶん、爆笑問題の太田の女房がやってるタイタンって会社の
所属タレントか関係してる連中を集めてやってるんだと思うんだけど、
なかなか面白いライブだった。
10組くらいのお笑いが出演した。
「キリングセンス」なんて、もう懐かしくなってしまった。
熟成する前に枯れてしまって、退屈だった。
若手が、いくつか面白いことをやっていた。
「冷やし中華はじめました」というつまらない名前のグループの
中心でやってる引きこもり系の男が、半分はすごくよかった。
永井秀和の一人語りもよかった。
もう長いこと見てる二人組、「GO・JO」も、すごくよかった。
もっとも、知ってるのは、片っぽだけだ。
こいつは、小劇場に出てなかったかなあ。

一番つまらなかったのは、「爆笑問題」だった。
手を抜いてたのかもしれないが、
なんの新しいものもなく、いつものことをいつものように繰り返してるだけで、
退屈で寝ちゃいそうだった。
これが精一杯だったとしたら、これで終わりということだが、
いっくらなんでも、そんなことはないだろうなあ。
ただ、新聞から適当なネタを拾って適当に喋るというだけでは、
もう面白くはならないだろうな。

「2.11」
なんのことはない、
買おうとすると 「絶版又は重版未定商品」になってるみたい。
在庫がなくても、検索には反応するんだなあ。
失礼しました。
とっとと文庫化しろというメールがいくつもきた。
とんだ藪蛇でした。


「Yahoo!ブックスショッピング」 を見てたら、
「東京物語」をバラで1〜10まで全巻売っていて驚いた。
後半がどうしても見つからないというメールをよくもらうが、
案外、あるとこにはあるんだなあ。
早く文庫にでも入れてしまえばいいんだけど、
出す予定でまだ出してない本が山ほどあるんで、
もう少し待って。
やっぱり、順番ってもんがあるし、
ぜんぶ原稿もチェックしてからにしたいし、
なかなか本を一冊出すのって大変なんだよ。

今年の東京は、雪が多い。
昨日もみぞれから雪だったし。
ほんとは昨日は、幕張まで取材にいくことになってて、
辛いなあと思ってたんだ。
中止になってラッキー。
明日は、銀座に「タイタンライブ」を見にいく。
「爆笑問題」のとこの若い連中だ。
爆笑問題が若くて面白い才能を伸ばそうとしてるのか、
あるいは軍団を作って楽をしようと思っているのか、
その辺を見てくる。

Yahoo!オークションで、
ぼくのイラスト入りサインが売られているというメールがきた。
それも、日付が2月4日だという。
つまり、札幌ライブで書いたものだ。
見にいってみたら、覚えがあった。
オフ会スタッフを捜してロビーに出た時に、若い男につかまって、
女の子を描いてくれとリクエストされた。
隣にいた男も、ぼくも女の子を、というんで、
一人目には、つり目の女の子を、
二人目には下がり目の女の子を描いた。
Yahoo!で売られているのは、一人目のほうだ。

サインは、もちろん、タダで書いたものだ。
せっかくきてくれたんだからと思って、
いってみれば好意で書いたものだ。
それをすぐ売りに出すというのは、ずいぶん失礼だ。
最初からオークションで売るつもりで頼んだに違いない。
まったく、恥ずかしい行為だよなー。
絶対に買わないようにね。
ちなみに、値段は9000円。

Yahoo!オークションで、ぼくの本がずいぶん売られている。
古本はぼくに印税が入らないけど、
旧作は買えないものばっかりだからなあ、仕方がない。
けっこう珍しいものなんかもある。
そのうち、みんな文庫に入れたりして
買えるようにしようとは思ってるんだけどね。

「まんだらけ」というマニア向けの本屋がある。
ここの名古屋店で、ぼくの漫画の原稿がまるまる一本分売られているそうだ。
中野店でも、同じようにほかの原稿が一本売られているそうだ。
当然、出版社から盗み出された「盗品」だ。
それを堂々と売ってるってのも、ずいぶんだよな。

札幌ライブの感想メールが届き始めている。
みんな、楽しんでくれたようだ。
局長の前説は、評判が悪い。
長すぎたのと、言葉は丁寧なのに偉そうだったというあたりかな。
まあそれがエライ人というもんだな。
ところで、札幌ライブの入りは、西条秀樹以来の大入りだったそうだ。

W杯の申しこみって、どうするんだっけ。
郵便局で申しこみ用紙をもらうんだったかな。
インターネットでも申し込めるとかいってたなあ。
席が取れる可能性はかなり低いみたいだが、
なんとかいきたいもんだ。

パジャマって、みんなどこで買ってるんだろう。
冬物をひとつ買おうと思って、探してみたんだけど、
ろくなものがない。
デパートも覗いてみたが、論外だった。
週末にブエナビスタにいくんで、
ちょっと銀座を探してみよう。

さっき編集の女の子と打ち合わせしてたら、
結婚するんなら、5年以内にしないと若い子は嫁にきてくれなくなると忠告された。
そうかー、あと5年かー。

「2.9」
札幌から帰ってきた。
今回も、なかなかいい盛り上がりだった。

3日は、きっと猛吹雪だろうなあと怯えながらいったら、
なんと札幌はピーカンの上天気だった。
空港に迎えにきていた、オフ会幹事の浅松・霜越のふたりと、
電車で小樽に向かう。
今日は、こっちでオフ会があるのだ。
途中で海岸沿いを走るところがあるのだが、
これがもう波しぶきがかかりそうな、ぎりぎりの場所を走る。
凍りつきそうな風景だ。
電車の中で、名古屋からきた森岡夫妻と偶然ばったり会う。
彼らも、オフ会に特別参加するのだ。

いっしょに小樽のふたつ手前の築港で降りる。
ここには、巨大なマイカルがある。
巨大というか、超横長なのだ。
マラソンコースができるくらいだ。
そして、その横には、石原裕次郎記念館がある。
いかなかったけど。
小樽は、吹雪だった。
札幌と大して離れてないのに。
驚いたのは、小樽の女子高生だ。
パンツの見えそうなミニに、ナマ足なのだ。
下半身は、裸みたいなもんだ。
零下の吹雪なのに。
我慢強いというか体に悪いというか、なにか考えたほうがいいんじゃないか。

小樽名物の運河は、吹雪に煙っていた。
とにかく寒い。
運河の前で写真を撮る。
立ってるだけで、耳が痛くなってくる。
寒さには強いぼくがこれだけ寒いんだから、これはほんとに寒い。
港には、アメリカの軍艦が停泊していた。

小樽の街は、すごい観光地化している。
車で街を横切って、オフ会の会場「魚真」へ。
札幌と旭川から、ほかのメンバーもやってきた。
全員、去年の札幌オフ会参加メンバーだ。
会場の店は、和食魚介系だ。
鍋を中心に、料理が次々出てきて、
あっという間に腹一杯。
外は寒いけど、店の中は暖かい。
だいたい、北海道って、室内の暖房は過剰なほどなんだよなー。

店の外と運河の前で、写真を撮る。
マイカルにあるヒルトンの喫茶室に移動して、
なんだかんだと長い時間だらだらと過ごして、オフ会は終わった。
旭川組は、札幌に停まって4日の札幌ライブに備えるらしい。
電車で札幌に戻ると、雪は降っていなかった。
ホテルにチェックインして笹峰愛に電話したら、
ほかのメンバーみんなで夕食を食べにいっていたらしい。
札幌は、結局ずっといい天気だったようだ。
さて、明日はライブだ。
ちょっと本でも読んで寝ようと、本を拡げた途端寝てしまった。

早起きして雪祭りを見に行こうと思っていたのに、
目が覚めたら、既に集合時間30分前だった。
慌ててシャワーを浴びて、ロビーに降りた。
まだ誰もきていない。
大月・笹峰は、オープニングを撮るために、ぼくらよりも早起きして、
外で撮影していたらしい。
手塚治虫関係のグループが、夏目を待っていた。
そのうち、NHKの東京スタッフが迎えにくる。
でも、まだぼくしかいない。
15分くらい遅刻して、夏目と岡田が悠々と降りてくる。
スタッフに案内されてZeppSapporoに向かう。
実は、ホテルの真裏、歩いて10秒だった。
これなら別に迎えにきてくれなくてもよかったんだけどね。

控え室に入って、簡単な打ち合わせ。
今回はゲストなしなんで、手順自体はあっさりと済ませて、
あとは舞台での移動と位置取り等の打ち合わせ。
弁当を食べて、メイクを済ませる。
舞台を見にいってみると、セットの裏側で、美術スタッフが何人も寝ていた。
彼らは、結局本番中も、セットの裏で寝ていた。
本番をやりながら、この裏で人が寝てるなんて、
客は知らないだろうなあと、ちょっと可笑しかった。

会場は、ライブハウスだ。
一階にパイプ椅子をセットして、テレビカメラが3台と、
OHP係の席を作ってある。
二階には客は入れないとかいってたが、結局入れることになったようだ。
入場時間のかなり前から、客は並び始めていた。
少し前に開場して中にいれたらしいが、あとで回収したアンケートでは、
寒い中並ばせるとはなんだと怒ってる人も多かった。
スタッフは、人数限定だし並ばなくても入れるのにねといってたが、
やっぱりいい席を取ろうとしたら、並んじゃうよな。

さて、まず第一部、マンガ夜話オンエア編だ。
まずディレクターが出て、前説開始。
これが地味で、ぐっと盛り下がる。
その後、局長が出ていってあいさつ。
これがつまらいないのに長くて、ちっとも終わらない。
やっと終わったかと思ったら、 また前説が始まる。
仕方ないので、岡田とぼくで、舞台袖からちょっと顔を出して、
巻きのサインを送る。
どっと客にうける。

やっと本番開始だ。
呼びこみを受けて、ぼく-岡田-夏目の順で、上手から登場。
今日のネタは、「カスミ伝S]唐沢なをきだ。
唐沢兄弟は、地元札幌出身、道庁前の唐沢薬局の息子だ。
ここから先は、月末の本番を見るように。

10分の休憩時間を挟んで、第二部突入。
ここからは、オンエアなしかと思ったら、まだだった。
質疑応答をやって、その一部がオンエアされるんだった。
ところが、札幌の客はおとなしくて、去年に続いて質問がなかなか出ない。
せっかくの機会なのに、もったいない。
時間前から並ぶとこを見ると、熱心ではあるんだけどね。
裏話編に入る。
面白かった回や、イマイチだった回、
よかったゲストやもう2度ときてほしくないゲスト等々、
ここでは書けないいろんなことを、
歯に衣着せずに語りまくったのだった。
番組をビデオ・DVD化しようという話も出たが、
このへんはNHKがどう反応するか不明。
萩尾望都がきた時に、ぼくが気圧されていたというようなことを
岡田夏目がいうので、
そんなことはないときちんと反論。
萩尾さんに気圧される理由は、なにもない。
そうつきあいのない先輩だから、面と向かって呼び捨てにしたりはしない。
それだけのことだ。

すべて終了して、客も帰り、ぼくらもメイクを落として一服し、
オフ会のメンバーはまだいるかなと入り口付近にいってみたら、
出演者の本を売っているあたりで客につかまって、
10人以上にサインをした。
その後、打ち上げ開場に向かうため愛ちゃんと裏口から出たら、
出待ちをしてる若い男が何人かいた。
サインをして握手をしたら、手は冷え切っていた。
外はきっと0度近いだろうに、1時間くらい待っていたわけだ。
偉いなあ、というか凄い。

打ち上げを急いで終えて、空港に向かう。
急いだおかげで、空港でソフトクリームを食べるくらいの時間はあった。
自分用に、愛ちゃん推薦の札幌ラーメンを買い、
飛行機に乗りこむ。
なんだか、ばたばたと忙しい遠征だった。
せっかく札幌にいたのに、ラーメンも食べてないし、
雪祭りの雪像も見ていない。
また、違う季節にきてみよう。
真夜中に吉祥寺に到着。
メールをチェックし、HPをちょっと更新して、
正ちゃんとぐっすり寝たのであった。

「2.8」
100万人突破記念オフ会をやったばっかりなのに、
もう125万人突破だ。
50万人でオフ会をやって100万人でもやったけど、
この次は、150万じゃなくて200万かなあ。
では、とりあえず札幌ライブで会おう。
なにを話そうかなあ。

土曜から、札幌だ。
初日は空港から小樽に直行して、実はオフ会をやる。
というと、そんな話は聞いてないという人もいそうだけど、
内緒にしてたんだ。
先週東京オフ会でくたびれたばっかりなんで、
今回は、ささやかにやる。
前回の札幌オフ会参加者の中で、札幌周辺在住者だけ。
10人程度のオフ会だ。
でも、ほんとはオフ会って、そのくらいのものなんだよな。
ちょっと東京オフ会は、「オフ会」じゃないかも。

ジンジャーがらみで、ドクター中松がまた売名に走っているなあ。
驚くべきことに、中松が本物の発明家で、
本当にフロッピーディスクを発明したと思っている人が、すごくたくさんいる。
朝日新聞が、東京都知事選で、立候補した中松を、
正しく泡沫候補扱いしなかったこともよくなかったなあ。
中松の正体は、このへんを読めばわかる。
http://page.freett.com/turumaki/erai.html
http://www.icsd2.tj.chiba-u.ac.jp/mame/doc/nakamatsu/mokuji.html

「2.4」
札幌は、雪らしい。
おまけに、強風らしい。
それって、つまり吹雪か?
辛いなあ。

よ〜か〜っ〜た〜〜〜〜!!!
「ワンピース」のアフレコは、ボツになった。
ジャンゴの役は、もともとやってた人がいて、
その人が現在、声を出せない状態なんでピンチヒッターだったんだけど、
声をあててみたら声質がかなり違ってて違和感ありすぎで、
急遽、声質の似た人を捜すことになった。
もうほんとにホッとした。
ちょっと声優は、ぼくには向かないということがわかった。
やっぱり、普通の演技がいいや。
声優は、特殊技能だと思う。

というのは、さっき電話がかかってきて告げられたんだけど、
すっかり背中に背負った重いものが取れて、
気が楽になった。
さみんな「ワンピース」を見ようね。
わっはっはー。

アフレコにいってきた。
アニメ「ワンピース」の声優をやってきたのだ。
とりあえず結論であるが、
あれは、見にいかなくてよろしい。
いやー、さっぱりだったなあ。
アフレコは、むつかしいや。

大久保駅前にあるスタジオに、ぼくはでかけた。
初めての場所だ。
というよりも、アフレコ自体が初めてなのだ。
映画は多少出たし、
舞台は、2か月近い長時間長期間の稽古をして、
渋谷シードホールでマチネ・ソワレの15ステージやったこともある。
決して演技がうまいわけではないが、
多少の経験はある。
でも、アフレコはまるで勝手が違ったのだ。

まず、アニメは、尺が決まっている。
すでに演技に当たる部分の長さは決まっていて、
それに声の演技を合わせなくてはいけない。
これがなんだかもう、すごくむつかしい。
演技がむつかしいというよりも、
タイミングや長さを合わせるのが、慣れないとほんとにむつかしいのだ。
アニメも完成したものではなく、描きかけのフィルムを使っているので、
きっかけを見つけるのも、演技の種類を考えるのも、
なんにしろむつかしい。

それと、アニメのアフレコは、普通の演技ではいけないのだ。
絵の動きに限界があるので、足りない部分を補う意味もあって、
演技はかなりオーバーになる。
テンションが非常に高くなるのだ。
これが、ぼくにはさっぱりできなかったのだ。
尺やきっかけを気にしていると棒読みになってしまうし、
きちんと演技しようと思っていると、まるで尺が合わない。
アレをしようと思えばこっちができず、
こっちに気を取られていればあちらを忘れ、
もうなんだか生まれて初めて演技した人のように、
頭の中でいろんなものがぐるぐるしてる間に、
いつの間にかアフレコは終わっていた。

何度もテストを繰り返し、
ぼくだけ置いていかれていることがわかったので、
ひとりで取れるところは別録りしたのだが、
いやほんとにもう、予想以上にむつかしくて、
ぜんぜん納得のいくものではなかった。
かなり恥ずかしいできになってしまったと思う。
ひとりでやっているわけではないので、
延々とぼくの部分だけやっているわけにもいかなかったのだが、
もう少し時間がほしかったなあ。

というわけで、あれは見ないほうがいいんじゃないかな。
ぐっすん。

オフ会にも参加した、漫画家の佐藤ゆうこ一家がやってきた。
旦那のかすやかずのりと、息子のたけちゃんもいっしょ。
たけちゃんは、奈良美智の描く子供そっくり。
特に、機嫌の悪い時。

佐藤ゆうこは、女の子のキャラクターが可愛い。
旦那も絵を描くんだけど、なかなかいいセンスをしてる。

もう紹介してるけど、こんな絵。

かすや一家は、お土産を持ってきた。
彼らは名古屋在住なのだが、別に名古屋土産ではない。
シナボンなのだ。
吉祥寺とお台場にしかないというシナボンだ。
実は、名古屋人なら誰でも知ってる「寿がきや」 がやっている。
いつも大行列なので、空いたら一度食べてみようと思っていたのだ。
なんだか、アメリカの味だった。
たぶん日本風にしてはあるだろうが、
かなり甘い。
一度は珍しがって食べても、2度はどうなのかなあ。

「マンガ夜話」の前アシスタント堤マリコが、
週刊宝島で経済コラムの新連載を始めるんだけど、
それのタイトルとイラストを描くことになった。
毎回同じのを使うんだけどね。

癒し系の取材にいってきた。
サラリーマンの街、新橋で2軒。
一軒目は、昼寝するスペースを貸している。
二軒目は、足裏マッサージと酸素バーだ。
バーといったって、胸の開いたお姉さんが出てきて
あらお兄さん酸素でもどう、というわけではない。
足にオイルを塗ってマッサージしてる間、
管から酸素を吸ってるだけだ。
足裏マッサージは東洋式の痛いやつではなく、もみほぐし系だ。
非常に気持ちよくて、ついうとうとしてしまう。
30分揉んでもらったら、さっぱりしたが、
帰りの電車で、靴下の中が ぬるぬるして気持ち悪かったことだけは
ちょっといっておかねばならない。

しかし、新橋は、ほんとにコンパクトに
サラリーマン向けの街が作られてるなあ。
飯が食えて喫茶店もあって一杯飲み屋があって鍋も囲めて、
ちょっとムラムラしたら、そっちの癒し系も充実している。
表通りには大きいビルが並んでいるが、
路地を入ると昔ながらの家があり、今時珍しい時間のつぶせる喫茶店があり、
潰れたバーがあり、それを居抜きで借りた零細会社の事務所がある。
なんとなく、しみじみしてしまった取材だった。

オフ会でもらったスノウドームのひとつを、机の上に飾って置いたんだけど、
さっき取材から帰ってきたら、破壊されていた。
犯人は、正ちゃんだ。
これで、ふたつ目。
まったくもう。
とりあえず一発ぶん殴っておいたが、
早くケースにしまっておけばよかったなあ。

買い物に出た帰りに、オフ会会場の前を通ってきた。
なんだかずっと先のことだと思っていたのに、もう終わってしまって、
それも、3日前ではなくて、もっとずっと昔の出来事だったような気がする。
テーブルを回ったなあとか、ケーキを切ったなあとか、
記憶の奥に仕舞われた古い思い出を思い出すような気分だ。
なんだか不思議。

「だサル」8巻目は、4月刊行予定。
そのほかにも、
プロレス本、漫画の時間続編、漫画100年の歴史、秘密の手帖、
等々、いろいろ出す予定の本はある。
問題は、いつ作るかだ。
作らないと出ないんだよなー。
それにしても、「だサル」の単行本は売れない。
ほかの出版社の2分の1から10分の1くらいしか売れない。
ま、置いてないという説もあるんだけどね。

「1.31」
今日は昨日の疲れが出たのか、ずっと頭が痛い。
どうも薬は最後の手段という意識があるんで、
ずっと、頭が痛いなあと思いついつ仕事をしている。

昨日プレゼントをくれた人たち、どうもありがとう。
羊羹もきんつばも、美味しくいただいてます。
スノウドームも、さっそく殿堂入り。
思い返してみると、なかなか楽しかったなあ。
大雪も、滅多にないことではあるし、かえって思い出になった。
またそのうちやりましょう。
今回参加できなかった人も、次回はきてください。
実家に帰るついでに名古屋でやってくれという要望もあるんで、
そっちもまた考えます。

昨日は、さすがにくたびれて、仕事もろくにしないで寝た。
午前中、寝てたら何度も玄関のチャイムが鳴り、
出ても特に返事がない。
外を窓から覗いてみたら、近所の人たちが雪かきをしてたので、
いっしょにやろうということだったのかもしれない。
申し訳ないが、午前中は、ぼくには深夜なんだよな。
真夜中に起こされて雪かきは、ちょっとできない。
世間と共に暮らすのはむつかしい。


いやー、凄い雪だ。
久々の大雪だ。
朝9時ごろ、心配になってちょっと外を覗いたら、凄く明るかったので、
なんだ晴れたんだな、と思ったら、それは雪明かり。
豪雪地帯のような雪が、しんしんと降り積もっていた。
こりゃまいったなあ、と思いつつ、もう一度寝る。
11時に起きたけど、やっぱり大雪。
みんな無事に到着できるだろうかと危ぶみつつ、
スペシャルゲストの笹峰愛を迎えにいく。
今日の内緒のゲストは、笹峰だったのだ。

会場に、1時ちょうどくらいに入ったら、もうほとんどの人がきていた。
詳しくは、上の写真参照。
この雪で井の頭公園延長戦は中止にしたけど、
2時間けっこう盛り上がったと思う。
メロネットのメロンを始め、プレゼントも充実してたしね。
ぼくが持っていった、寝ながら描いてボツにした原稿の切れ端が、
意外な人気を集めた。
おそらく日本で持ってる人はほとんどいないであろう
韓国版「漫画の時間」も評判が良かった。

前回は座敷だったので、移動がしにくくて全員とは話せなかったが、
今回は会場も広かったので、
各テーブルを巡回して、ほぼ全員と話したと思う。
ちょっと話し疲れたが、写真もたくさん撮られたし、サインもたくさんしたし、
おまけにスタッフがこっそりと誕生日のケーキも特注してくれて、
なかなか楽しかった。
ちなみに、ケーキはウッキーくんのイラストつきだった。

いろいろプレゼントももらって、3時過ぎに解散。
天気さえよければ、もう少し公園でもみんなで散策しようかと思っていたのだが、
この雪では、池に落ちて死ぬ参加者がいそうだ。
スタッフと、デニーズに入って、今日の反省と打ち上げ。
まあ、なかなかいいオフ会だったと思う。
メロネットのメロンが当たった人は、
メロネットの竹内さんに感想を書いて送るようにね。
6時過ぎに家に帰ったら、
くる途中に雪で転んで捻挫して、参加できなかった人からメールがきていた。
また次回、雪のない季節に会おう。

「1.27」

うわああああ〜〜〜〜っ!!!!
1.27東京は大雪だーっ!!!!

みんな無事にこられるのかーーーっ!!!!


雪かなあ。
雨かなあ。
なんにしろ、天気は悪そうだ。
心がけが悪かったのは誰だ。
東京オフ会は、天候には嫌われたみたいだ。
富山から秋田から徳島から、みんなはるばるくるのになあ。
回復を祈りつつ眠ろう。

週アスの取材で、新しい携帯電話を見てきたんだけど、
iモードはどんどん進んでるなあ。
でも、そう特にほしいとも思えないんだよなー。
あればたまには便利だと思うこともあるかもしれないが、
なくても全然困らない。
まあサービスってのはそういうもんなのかもしれない。
とりあえず、ほかのメーカーの機種が出そろってから考えよう。
新担当の南條が携帯マニアだから、どうも携帯ネタが増えそうな気がする。
いいのか悪いのか。


今日は雨が降り出したせいもあって、家から一歩も出なかった。
膝もまだ少し痛くてシップ薬を貼ってるし、
土曜に備えて鋭気を養っている。
いろいろやらなくてはいけないことが山積みで、
かえってなにもできない。
以前、「ミスターバイク」で担当だったポチ落合が、
今は「チャンプU」という、バイクの中古車情報誌の編集をしている。
久し振りにコラムを書いてくれと頼まれたので、
なにか書くことにしたんだけど、
バイクのことじゃなくてもいいといわれると、
これがまたかえって書きにくかったりして、
今日は悩んだだけで書けなかった。

明日は、 新宿で週アスの取材。
携帯の新製品が出るんで、それをちょっと見物。
今度の担当の南條は、コンピュータには弱いが携帯には強い。
そのうち、新しい携帯を買わされそうだ。
今ので、なんの不自由もないんだがなあ。
いや、機能がありすぎて不自由なくらいだ。
これ以上、みんななにを望むんだ。
しかし、雨はやまないなあ。
土曜の東京オフ会には、週アスの新旧担当、
こーのスと南條もくるそうだ。
ゲストは、それだけじゃないんだけどね。
ふっふっふっふっふっふっ
ふっふっふっふっふ。

「1.26」
しかし、どうして正ちゃんはやせないんだろうなあ。
玉を抜くとふとるとかいうけど、
玉があろうがなかろうが、カロリーを取らなきゃふとるはずはないと思うのだが、
カロリーの低いドライフードのライトを
分量を量ってやってるのに、やせないのだ。
女の子がよくいう、水を飲んでも太るというやつなのかなあ。
栄養効率がすごくいいわけだ。
まあ運動不足もあるかもしれない。
家の中にいて、1階と2階を移動してるだけだからな。
もう一匹猫を飼って、2匹で遊ばせたら、ちっとはやせるだろうか。
2匹飼うと相性がどうとかいうけど、
飼ってしまえばなんとかなるし。
でも、2匹の世話も面倒だしなあ。

夕刊にドリキャス生産中止の記事が出ていた。
驚いたなあ。
売れてないのは知ってたが、生産中止までいくとは思わなかったよ。
アスキーは大丈夫か。

武蔵野市は、ゴミの分別に厳しい。
名古屋も厳しいが、負けずに厳しい。
去年の7月から、その分け方がすごく細かくなって、
なにがなんだか、いまだによくわからない。
最初は、ネコ缶を持っていってくれなかった。
中身を洗ってビニール袋に入れて、カンの収拾の日に出したら、
ほかのものはみんな持っていったのに、そのネコ缶だけ、置いていかれてしまった。
なにがまずかったのか、いろいろ考えたのだが、
なにも問題点が見出せない。
仕方なく、次の週ももう一度出したのだが、また置いて行かれてしまった。
さっぱりわからないのだ。どこに問題があるのか。
もう一度だけ、と次の週にまた出したら、
今度は持っていって、それ以来、なんの問題もなく持っていってくれる。
なぜ最初の2週だけ持っていってくれなかったのかは、
今も謎のままだ。

牛乳の紙パックは、資源ゴミだ。
市役所からきたパンフレットにそう書いてあるので、
ぼくはせっせとため込んでは、乾かしてハサミで切り開いて、
数十枚の束にした。
ついに昨日、それをヒモでくくって資源ゴミに出したのだが、
夕方見たら、回収されずに残してあった。
どうもこれは、「ビン・カン・古紙」の日ではなかったらしい。
では、いったいいつ出せばいいのだ。
市役所からのパンフには、牛乳パックは切り開いて資源にしようとは書いてあるが、
どの日に出せばいいのかについては書いてない。

いったい、どうすればいいのだ。
出す日が違うのか。
それとも、また3週続けて出せば持っていってくれるのか。
謎は増えるばかりで、悩みも増えるばかりで、
ぼくは仕事どころではないのだ。
家事担当者がいる家はいいなあ。

以前、内側側副靱帯を切ったせいか、時々膝が痛む。
傷むというか、熱を持って腫れてくる。
明らかに関節炎になっているのだ。
そう特に激しい運動をしたわけではなく、
普通に日常生活を送っているのに、
ある日いきなり激痛とともに腫れてくるのだ。
いったい、原因はなんなんだろうなあ。
実は、今も痛い。
一昨日あたりから、ちょっと痛くなり、ゆうべはかなり腫れて、
今日の昼間は多少ましだったけど、
夜になったらまた激痛とともに腫れ始めた。
医者にいくのも面倒だし、座ってても痛いから集中力がなくなって、
仕事も進まないし、困ったもんだ。
ちなみに、靱帯は、ウィスラーの3000 メートル級の山の上で切った。

靱帯が切れても腹は減る’92


以前取材にきた「新潮45」が出た。
弁護士被害のルポの後編だ。
かなりぼくのインタビューが長く引用され、「鉄槌!」の名前も出ている。
もうひと売れしてくれないとなあ。

声優をやることがほんとに決まった。
「ワンピース」劇場版の併映になる5分ほどの短編なんだけど、
結局、主役の〈ジャンゴ〉の声をやることになった。
ミュージックビデオ風のものなだけど、
なんだかノリノリっぽい感じなんだよなー。
俺には合わないんじゃないかという気もしないでもないんだけど、
いいのかなあ。
監督とも、電話で一回話しただけだし。
まあ今までたいていのことはなんとかなってきたから、
今回も大丈夫ということにしておこう。
しかし、みんなどうしてやったこともないものを平気で依頼してくるんだろう。
それが昔っから不思議なんだよな。
コラムも小説も舞台も映画も、やったことないからっていってるのに、
ぜんぜん平気なんだよなー。
みんな、いい度胸してるよ。

[1.25]
土曜日は、東京オフ会だ。
さっき週間予報を見たら、土曜日は「曇り時々雨」だった。
前回は上天気だったからなあ。
今回も、なんとか保ってほしい。
せめて、雨は勘弁してほしい。
雨が降ってしまうと、60人を引き連れて、いくところがなくなってしまう。
前回は井の頭公園で楽しい時間を過ごしたが、
はたして今回はどうだろう。
みんな、晴れるように祈ってて。

さっき、初めて正ちゃんを見た編集者にいきなり
「ふとってますねー」
といわれてしまった。
ダイエットに励まなくては。

Z会の教材に、「漫画の時間」の一部を使いたいという依頼がきた。
Z会なんて、懐かしいなあ。

今出ているMONOマガジンで、夏目・岡田と3人で
漫画について対談している。
でも、漫画についてというよりも、「マンガ夜話」についてになってるかな。

「ワンピース」の劇場公開用アニメに、声優として出るという話は、
なんだか本当の話になってきて、
コンテは送られてくるは、
監督から電話はくるは、
おいおいほんとにいいのか、というようなことになってきている。
前にも書いたけど、本編の音入れの日には、ぼくは札幌でライブをやっている。
それで、併映の短編に出ることになった。
まだ決定ではないが、「ジャンゴ」か「大佐」か、どちらかになりそうだ。
舞台と映画には出てるが、声優は初めてだし、
こんな適当に決めていいのかなあ。

「1,23」
仕事をしながらCDを聴いてたんだけど、
ふと思いついて、レッド・ガーランドをターンテーブルに載せてみた。
「When there are grey skies」
ぼくがサラリーマンをやっていたころに、よく聴いたアルバムだ。
仕事が終わると駅前のジャズ喫茶にいってカウンターに座り、
決してうまくはないコーヒーを飲みながら、
常連やマスターと話をするのが日課だった時期がある。
ここで、いろんなミュージシャンや曲を覚えた。

このアルバムは、ジャケットが好きだった。
上3分の1に暗い紫色のタイトルスペースがあり、
演者とタイトルがある。
その下には、なんだかよくわからない地面があり、
端のほうに帽子をかぶった小柄な黒人の上半身がいる。
カウンターに座って、コーヒーを飲みながら、
そのジャケットが壁に掛けられるのを見るのが好きだった。

ジャズ聴き始めの20代のぼくにもよくわかる、色のあるタッチ。
ふくよかな音。
悲しみや孤独や喜び。
そういうものを、丁寧に見せてくれるレッド・ガーランドが、
ぼくはあのころ凄く好きだった。
今でも、もちろん好きだ。
今かかってるのは、「セント・ジェームス院」だ。
歌詞が聞こえてくるような彼の指遣いが、雪の夜には似合うなあ。

なんだか寒いと思ったら、今日は夕方から雪になった。
それも、かなりの降りだ。
歩いて5分ほどのスーパーに買い出しにいくだけで、
あやうく遭難しそうになるほどの降りだったのだが、
見るだけなら、なかなか美しい。
今年はやっぱり寒いんだなあ。

ブッシュの就任式を見てたんだけど、
就任演説は、どうやって読んでたんだろう。
プロンプターマシンを見てる
にしては視線が遠いし、
時々視線を手許に落としていたが、
暗記してるにしては長いし、
全部読んでるようでもなかった。
なんにしろ、人生の最も輝ける一日を迎えた男の喜びが、
ストレートに伝わる演説だった。
内容じゃなくて、表情が。

その後、室内に戻ってなにかにサインをしてたんだけど、
ちょっと不思議なことがあった。
やたらたくさんの書類に、次々とサインをするのに、
書類一枚につき万年筆一本を使っているのだ。
一枚書いては、使った万年筆を書類の上に乗せて渡し、
また次の書類に新しい万年筆でサインしては、また万年筆を乗せて渡す。
たぶん、10本くらいの万年筆が並んでたと思う。
あれは、ワープロにやられてる万年筆メーカーのプロパガンダなんじゃないのか。

フィリピンが大変なことになっている。
エラップは、どうやら辞任したらしい。
これから、辞任だけで済むのか、不正蓄財その他の弾劾を受けるのか、
どっちにしろ、当分フィリピンは大騒ぎだろう。
でも、申し訳ないが、あんまり同情はできない。
あんなもの、大統領に選ぶほうが悪い。
直接選挙じゃないおかげで、
森をいまだに最高権力の座に置いておくしかない日本ならともかく、
自分たちで選べるのに、
あんな貧乏臭くてインチキ詐欺師みたいな顔した役者を大統領にしてしまうなんて、
そりゃきみたちが間違ってるよ、とぼくは思うのだ。
まあ、ツケが回ってきたってやつだな。

「新宿プロレス」を見てきた。
電撃ネットワークのリーダーの南部が電話をしてきて、
見に来てくれというのだ。
それはいかないわけにはいかない。
場所は、新宿の東京大飯店8F大広間。
ここでやるのも今回で最後。
次回からは、コマの傍にある、昔ながらのグランドキャバレーでやるそうだ。

会場は、ほぼ満員。
南部に今日の進行表をもらったら、なんと第二試合に、
DDTのエース、高木三四郎が出ることになっている。
それは楽しみだ。
前座に、女の子が3人出てきて歌う。
顔を黒く塗って、黒人風に作っている。
グループ名も、「スリービックリーズ」というから、
まあ「スリーディグリーズ」なわけだな。
この3人のうちのひとりが、コメディアンの小野栄一 の娘らしい。
ということは、ひょっとして唐沢兄弟の従姉妹というわけか?
後で話してみたら、ほんとにそうだった。
世間は狭いなあ。

G・サスケと南部とアレキサンダー大塚が、
リング上でトーク。
サスケは、当たり前だが喋りはうまくないなあ。
かつて力道山を刺したヤクザには娘がいて、
その子が今度、新宿プロレスでデビューすると紹介された。
現在は、バトラーツでトレーニングを積んでいる。
スクワットは何回できると聞いたら、
100回がちょっと苦しいといってたが、まだ先は長いかな。

紅子さんのストリップがあって、やっと本番だ。
第一試合は、タノムサク鳥羽×ランバーM16。
やったー、ここでランバーが見られるとは思わなかった。
エキシビションマッチだったけど、ふたりともノーガードで打ち合って、
かなりハードは試合になった。
それにしても、タノムサクは、いつも受けすぎだ。
試合が終わってから、ちょっと受けすぎて、見てて怖いよといったら、
ぼくも怖いですといっていた。
冗談で済んでいるうちはいいんだけどね。

第二試合は、藤沢一生×高木三四郎。
力の入った好勝負だった。
藤沢は、健介のギミックをやる必要は、もうないんじゃないのかなあ。
高木三四郎は、うちのオフ会にくるとかいってたんだけど、
結局こられなくなってしまった。
まあ、ここで会えてよかった。

休憩で、南部が女王様とM男を呼びこんだ。
女王様は鞭とローソクを持って、M男は四つん這いで登場。
場内を一周してからリングに上がる。
そこにツボ原人が現れて、
M男の代わりに鞭で打たれ、
サスケも女王様に踏みつけられてギブアップ。
まあお約束なんだけど、くだらなくて結構である。


休憩明けは、太刀光&junji.com×モハメド・ヨネ&アーバン・ケン。
太刀光は、デカイ。
正面から当たったら、かなうものはいない強さだ。
ボディスラムをやるだけで、説得力がある。
なぜ、PRIDEで秒殺されるんだ。

第四試合は、臼田勝美&日高郁人×タイガーマスク&スーパーライダー。
タイガーは、相変わらず細いけど、ちょっと体ができてきたかなあ。
AV女優の夢野まりあがきた。
タジマジックというマジシャンがきた。
物まねをやってるらしい、ジェニーいとうという人にも紹介された。
FC東京の内藤就行にも紹介された。
今日は、レスラー以外にもいろんな人がきていたなあ。
ドラッグクイーンのヴィヴィアン佐藤とは、熱烈歓迎写真も撮った。
夢野まりあとも、かなり危ない写真を撮ったが、
それは門外不出だ。
Hカップだったとだけいっておこう。

アレクは、オフだったので、ひげ面だった。
似合わないですかと聞くので、ハードゲイみたいだよというと、
やっぱりそっちでいこうかなあと首を捻っていた。
アレクゲイ疑惑は、最近聞かなくなったな。
女の子に声をかけられたが、誰だかわからなかった。
名前を聞いたら、青山ちはるだった。
物凄く久し振りだ。
ラッキー池田の女房だった子だ。
ずっと昔、ハゼ釣りにいっしょにいったことがある。

いやー、なかなか濃い一夜だった。
中華料理を食べながら観戦するという趣向だったのだが、
次回からはどうなるんだろう。
面白い形式だっただけに、終わるのはちょっと残念。
南部とレスラーたちに挨拶をして外に出る。
今夜はそんなに寒くないし、いいプロレス日和だったなあ。

ずっと昔、「ZIPANG」という映画にちょい役で出た時に、
役は小さかったんだけど、パンフレットには大役で出た。
スチール写真とエッセイが、1ページまるまる使って掲載されたのだ。
写真は、こんなの。

人生初のちょんまげ。
似顔絵師の役だ。