| ビジネス書のコーナー | 林巨征がジャンルを問わず、読んで気になった本を紹介します。 巨征自身は、ビジネス関連の新刊書を月5冊程度読むことをノルマとしていますが、その中から、売れている本を紹介します。購入すべきか否かは、巨征の個人的意見として掲載いたします。 |
| 佐藤六龍先生の「江戸秘伝 職養道のすすめ」です。 最初に本書を店頭で見かけたときは、なぜこの先生が、このような教養書を???? と思いましたが、内容を読んでみると昭和のころの有名占い師のエピソードが盛りだくさんでした。それだけでも読む価値があります。 タイトルの職養道とは、会社員でないフリーランサー(九流術士という渋い表現がしてある) が、うまく仕事を進める上での処世術のことです。 たとえば、「同業者の悪口を言わない」ということが挙げられています。とにかくライバルをほめておいて、最後に弱点をひとつだけチクリと言うそうです。 著者はここで面白い例を挙げています。 「細木数子」先生のことを、職養道をしっかり認識していると褒めちぎっているのです。ところが、ほめる中でのエピソードで、著書の印税をゴーストライターに途中からすべて渡した旨の話があります。だから彼女は偉いと言う趣旨ですが、実は、「彼女の或る著書はゴーストライターが書いた」と暴露しているようなものです。佐藤先生なりの「最後のチクリ」かもしれませんね。 |
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| 「もっと効率的に勉強する技術」です。 最近よく出ている勉強法の本では最も内容がまとまっています。 精神論よりも、具体的な方法が圧倒的に多いのです。 しかも、一般人がとてもまねできないような大それた方法ではなく、ちょっとしたHacksばかりです。 たとえば、重要事項を記入するカードの使い方や基本書の選び方など、点数の取り方、マーキングなど 勉強初心者が知るべき内容が多く紹介されています。 ひさしぶりに人に進められる勉強法本です。 |
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| 勝間和代先生の「年収10倍アップ勉強法」です。 面白い題名ですが、勉強して専門的な知識を得ただけでは年収は10倍にはなりません。 ビジネスパーソンの勉強すべき分野を、金融、英語、ITに絞るという著者の提案は、ユニークです。 もちろん、決算書は読めるのが当たり前、英語は標準語、ITを知らないと馬鹿にされるのが、いまの 世の中ですが、それだけに絞るというのは大胆な意見です。 ある程度前提知識を持っている人が、その分野の専門書を読んで中身を習得するのは簡単ですが、 そうでない人のほうが圧倒的に多いのも事実です。 このサイトに来る人にとっては、たとえば四柱推命や紫微斗数の新刊を購入し、精読して中身を 習得するのはたやすいのと同様です。 公認会計士の資格を持つ著者にとっては、財務関連の専門書など拾い読みで理解できるでしょうが、 そのような人にはヒントとなる内容だと思います。 PCやIpodなどの道具に投資することは賛成です。 |
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| 「なぜ占い師は信用されるのか」です。 占い師という題名につられて購入してしまいました。 発売された当時はベストセラーになり、書店でも平積みになっていたので、ご存知の方も多いと思います。 われわれ、占いを研究している者にとって、悪書の代表です。 この本に書かれていることは、「人をだます方法」でしかありません。 占い師というものは、コールドリーディングという技法(詐欺のテクニック)を用いて、人から金を巻き上げる人種だと言いたいのでしょうか。 私は一読して、価値なしと判断し、即Bookoffへ売却しました。 また、この出版社は、著者の宣伝本を安価に出しておき、高価な通信教育や教材の販売に誘導するビジネスモデルを採用しているようです。 |
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| 本田直之先生の「レバレッジリーディング」です。 書物の読み方についての指南です。 私も、コンサルタントという立場から、ビジネス書は大量に読みますが、玉石混合です。著者は大量に目を通すことにより、よい書を見つけることを提案しております。 専門書の場合、非常に重要な部分は、PCに入力しておくことが紹介されておりますが、これは私も実践しております。 また、本の余白部分に、3色ボールペンでメモ書きを行うことなど、示唆に富んでいますが、専門書では、本を汚したくないという気もあります。私は付箋紙を利用しております。 大変読みやすい本ですので一読をお勧めいたします。 |
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| 古市幸雄先生の「1日30分」を続けなさい、です。 ベストセラーらしく、どこの書店にも平積みしてあります。 内容は、目新しい内容はまったくなく、常識が書いてあるだけです。 ただその常識が、実現できていない人が多いので、この手の本がはやると思います。 私は読む意義を感じませんでした。 この書で得られた情報は、ピップ社製の「耳栓」が他の商品よりも優れているということ だけです。 この内容で、情報商材としてかなりの高額でネット販売されていたのか不思議です。 |
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| 「なぜ社長のベンツは4ドアなのか」です。 題名につられて購入しましたが、内容は非常に初心者向きの内容でした。 中小企業の経理について記載されており、初心者にはわかりやすいのですが、少しでも 会計学を学んだ人にとっては、入門書以下の読み物にすぎません。 題名ですが、企業における経費というものをベンツを通じて説明したことです。 同じ著者から、同じような題名の本が連続して出ておりますが、内容はほとんど同じです。 私は読む意義を感じませんでした。 |
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| 佐藤勝著「国家情報戦略」です。 巨征はこの手の書籍は非常に好きで、国家のあり方について考えることがよくあるのですが、 同著は入門書として、非常に読みやすくできています。情報量はさすがに少ないですが、この手 の新書版に、多くを求めるのは間違いでしょう。著者は、同志社大学神学部を出て、ノンキャリアと して外務省に採用された異色の経歴の持ち主です。神学部といえば、ヘブライ語を学ぶはずです ので、著者の外務省における任務が想像できます。現在はある事件に巻き込まれ、休職中とのこ とですが、この時間を活用して多くの著書を出版することは、流石だと思います。 ほかの著書も是非読んでみたくなりました。 |
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| 山口真弘著 「3分LifeHacking」です。 最近ライフハックに関する書籍が多く出版されておりますが、この本は、最も実戦的です。 内容は、さまざまな仕事のヒント集ですが、どれも実行しやすいものです。WindowsPCを 使用していることを前提としており、Mac使いの巨征としては不満ですが。 もともとサイト(ITmedia.Biz)に発表されたヒントを本にしたものであり、そのサイトも、 非常に参考になります。 |