薬石の話

以前より、石の神秘的なパワーには興味があった。といっても、水晶などのパワーストーンを用いたヒーリングのことではない。具体的に、薬効を示す石、すなわち薬石についてである。石そのもの有効成分が人間の肉体に作用して、体質改善や慢性病の治療に著しい効果をもたらすとされている。

顕著な例は、放射性物質を含有した鉱石類である。ラジウム温泉という言葉を耳にしたことがあるだろう。これはまさに、ラジウムという放射性物質が、人間の肉体にプラスに作用して、さまざまな効能を示す。
これもよいが、やはり放射性物質というと、強弱はあるにせよ素人が生半可に使えるものではなさそうだ。
むしろ、放射性物質ではなく、入手しやすい石で、肉体的に(精神的ではない)効能を示す例はないのであろうか。もちろん、怪しげなるものは排除だ。

そこで、文献をあさってみた。
こういうときにWEBの世界は役に立つ。まずAMAZONで検索、そしてスーパー源氏、日本の古本屋と続けた。キーワードは「薬石」である。
健康商品のパブリシティー的なものは除いて以下の2冊が見つかり、早速購入してみた。

 1.薬石の研究 長島乙吉著  昭和37年2月3日  ミネラル総合研究所 発行
 
                       

2.奇跡の薬石 中山道冶著  昭和55年12月1日 主婦の友社 発行

                         

双方とも古書であるが、定価よりずいぶん高価であり、マニア的な感触を持った。石ヲタクという分野があるのかもしれない。

さて本の中身であるが、双方とも驚愕の内容であった。
面白いことに、「薬石の研究」の著者である長島乙吉について、「奇跡の薬石」で、わざわざ1章分を割いて、説明が加えられていたことである(第2章 薬石の先駆者、長島乙吉博士の生涯)。この世界では第一人者らしい。

1.薬石の研究
 長島博士が長野県山口村(現在は岐阜県中津川市に越県合併された)で採取した「山口石」と名づけられたペグマタイトについての研究が記載されている。その中で、その石を使用して病状が改善した人からの礼状が、前半の相当ページを割いて紹介されているので、効く人には効いたのであろう。後半は山口村で採取された石のさまざまな研究論文である。

2.奇跡の薬石
 この本は一般向けの新書版である。昭和55年当時、日本全国で話題になっていた、さまざまな薬石類について、産地と成分、効能と症例が紹介されている。
 例に挙げられた石は
  ・周昌院
  ・星の石
  ・日光石
  ・以来の石
  ・太陽石
 それぞれ、個性的な名前がついているが、この中で現在でもサイトで検索でき、石も入手できるのは「周昌院」だけである。
 私が気になったのは、2番目の「星の石」である。採取された場所が岐阜県東濃地区であり、長島博士の「山口石」と近隣であり、成分的にもペグマタイトと同類であると記載されている。また風化したものが、有名な麦飯石である。想像ではあるが「山口石」と「星の石」はイコールではないかと考える。

  先日、当サイトをごらんになった方より、連絡があり「山口石」の見本を送っていただいた。
下の写真が、それである。実際に効能を試して、また当ページで報告する。

              

 
 さて、薬石の使用方法であるが、
  ・粉砕して、水と一緒に飲用する。
  ・風呂に入れる。
  ・適当な大きさに砕いて、患部に直接あてる。
などの方法がある。

次に巨征が一ヶ月使ってみた実験結果を報告する。
 使い方は、直接体に当てる方法を主に用いた。風呂にも入れてみた。
 最初は効果が実感できなかったが、2週間ほど経ってから、からだの変化を観じてきた。
 実は、長年便秘に悩まされてきたのだが、それが目に見えて解消されてきたのである。
 お通じが3日に1回、調子の悪いときは5日に1回だったものが、毎日あるようになった。
 それに伴う万年頭痛持ちも順次改善されてきた。
ということで、今後も続けてみようと思う。

入手方法であるが、自分で岐阜に行って採取するか、頒布元に譲ってもらうより他に方法がない。
いわゆる薬石を商売にしている業者の場合は非常に高いので、送っていただいた方に尋ねたら、
自分で採取されているとのこと。いまご自宅に数十個あるとのことなので、興味のある方は
以下のアドレスに問い合わせてみて欲しい。
価格は
   3個入り4,000円、4個入り6,000円、5個入り8,000円 (送料別) とのことである。
 
 メールアドレス hiromasahayashi@mbe.nifty.com   岐阜在住の方である。

 さて薬品ではないので、効能を謳うことができないし、使ってみて効果が出ないこともある。
頒布の方に文句を言うのは筋違いだ。