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K.S.R.C ResearchReport FileNo.010020
 
日本から四季が消える日


1999/11/3 報告  報告者:KS
1999/11/16 追加報告  報告者:KS

 1999年10月30日、東京の最高気温が25℃を越えた。1999年の10月は軒並み、最高気温が20℃を越えていた。

それだけではない。大雨が降ることが多くなったとは思わないだろうか。
台風が来るたび、低気圧が来るたびに河川が氾濫し、被害が出ている。

これは一体どういう事か。

 ここ50年で、世界の平均気温は約0.5℃上昇した。
日本に限ると、約0.8℃、東京に限っては約1.2℃上昇している。
今の関東の気候は昔の関西の気候だ。今の東北の気候は昔の関東の気候となっている。

 東京の気温の上昇は、ヒートアイランド現象によってもたらされたものだ。
昼間、人が生活していく上で発生した熱(エアコン等によるもの)は、本来ならば夜になれば冷めるものである。しかし、この熱が冷めずに留まってしまい、更なる熱の発生を促し、気温が上昇する現象がヒートアイランド現象だ。
 熱が冷めないのは、コンクリート、アスファルト等で固められた都会ではそれ自体が熱を吸収し、冷めにくいためである。土の地面が多くあり、植物も多くあるような場所ではこのような現象は発生しない。
都市部での熱量の高い部分がまるで、海に浮かぶ島のように見えることから、熱の島・ヒートアイランド現象と呼ばれている。

 このまま気温の上昇が進むと、日本から四季が無くなってしまうだろう。
日本に残るのは、夏と冬の2つの季節だけになってしまうかもしれない。
もしかしたら、乾季と雨季の2つになるかもしれない。
12月に台風が上陸することもあるかもしれないのだ。


<追加報告>

危惧していた事が現実になる日は近いようだ。

 気象庁は11月14日、フィリピンの東の太平洋上にあった弱い熱帯低気圧が台風22号に変わった、と発表した。 同庁の観測によると、中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、中心から半径280キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いている。台風は、時速約20キロのスピードで北へ進んでいるという。

11月中旬での台風発生の事実は、12月台風上陸の日がそう遠くない日に起こりうることの証明ではないだろうか。

 

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