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K.S.R.C ResearchReport FileNo.200030
(Client:ナワナワナイス様)
 
正しいパソコンの選び方


2000/6/4 報告  報告者:シルビー

 Windows95の登場あたりから急激に増え始めたパソコン人口。しかし、それはパソコン初心者を増やしただけであった。そんな彼らの一番の悩みは「パソコンを買いたいのだが、どういう基準で選んだらよいのかわからない。」ということだろう。

 今回のリサーチでは、そんなパソコン初心者に捧げる『KenSugiリサーチ的パソコン選択術』を伝授することとしよう。

まずは、基礎知識。

一口にパソコンといっても、現在では2種類のパソコンが存在している。すなわち、DOS/V機とマックである。

 DOS/V機は、マイクロソフト社のOSであるWindowsが搭載されることからWindows機とも呼ばれることもある。
しかし、本来はIBM社のパソコンPC-ATがDOS/V機のルーツである。
 当時のパソコンメーカーはそれぞれに異なったハードウェアでパソコンを販売していた。当然、そのハードウェア上のOSやソフトウェアもメーカー毎に異なっていたのである。
 しかし、IBMは他のメーカーとは異なった販売戦略を取っていたのである。それは、IBMで開発販売していたPC-ATというパソコンのアーキテクチャを公開したのである。これにより、IBMパソコンと同じ機能をもった他社パソコンが誕生したのだ。PC-AT互換機の誕生であった。

 このPC-AT互換機こそが今のDOS/V機の祖先なのである。

 当時のIBMPC-ATに搭載されていたOSはPC−DOSというOSであった。このOSこそ、マイクロソフトが開発したMS−DOSそのものだったのであった。
一時は、マイクロソフトとIBMは共同でOSを開発していた時期もあったのだが、物別れに終わり両社は現在に至っている。この時開発していたOSはIBMがすでに開発していたOS/2の後継OSであり、これこそがWindowsNTだったのである。WindowsNTがいきなり3.1というバージョンで登場したのはこのためだ。

 海外でこのようにPC-AT互換機が勢力を広げていく中、日本では独自アーキテクチャのNECのPC−9800シリーズいわゆる98が日本標準機として君臨していた。しかし、この98の独壇場もある事件により一変する。

 いわゆるコンパックショックである。

 アメリカのコンピュータメーカー・コンパックが当時の日本としては考えられないほどの低価格でパソコンを販売しだしたのである。この時コンパックが販売したパソコンはPC-AT互換機であった。しかし、コンパックショックの裏にあったのは、日本では必須の漢字表示をハードウェアの追加無しに実現したOS、マイクロソフトのMS-DOS/Vであった。このMS−DOS/VはPC-AT互換機上で動作していたのである。

 ここからMS-DOS/Vが動くパソコンのことをDOS/V機と呼ぶようになったのである。

 その後も、DOS/V機で動くOSは進化を続け、それまでのコマンドラインではなくGUIでのオペレーションを実現するMS-DOSにアドオンする形のWindows3.1、MS-DOSを表面上隠したWindows95、Windows98、そしてサーバ用途に使用できるより堅牢なWindowsNTを経て、Windows2000、WindowsMEへと進化していくのである。

 これによりDOS/V機はWindows機になったのである。

 一方、マックはアップル社のマッキントッシュというパソコンの略称である。

 アップルはIBMがPC-ATを発売した当時、ApplleUというパソコンで一世を風靡していた。このApplleUの上位機種として企画されたのがマッキントッシュだったのである。だが、マッキントッシュは当時のパソコン市場においても高価格だったため、販売面では非常に苦労したのだ。
 しかし、マッキントッシュが目指していたものは、今でこそ当たり前になったGUIであったのだ。この先進性やスタイリッシュさからデザイナーやアーティストに熱狂的支持者を増やしていった。マックは、その価格にも関わらず、そうした人たちからの熱狂的指示を受けその後も進化を続けていったのである。マックのGUIスタイルはマイクロソフトOSの5年先を進んでいるとも言われていた。しかし、マイクロソフトもWindowsによりGUIを手にし、マックとの差は徐々に縮んできたのだ。

 そんな中登場したのが、iマックであった。

 iマックはスケルトンボディで登場し、それまでのパソコンのイメージを一新した。このiマックの登場により、スケルトンブームが巻き起こされたのだった。この流れはパソコンのみならず、他のあらゆる業界に広がっていった。

 このような流れで現在のパソコン市場はWindows機とマックの2つに分けられているのだ。

さて、予備知識が長くなったが、本題であるパソコン選択術に入ることにしよう。

 まず最初に考えなければいけない点は、「Windows機」か「マック」かという点である。
今まで言ってきたように、現在のパソコン業界はWindowsかマックかに分かれている。ここを決めなくては先に進むことが出来ない。
 が、この選択ポイントは非常に重要だ。初心者の場合は特に重要である。なぜならば、この選択は今後のパソコンライフに大きく関わってくるからだ。
 反面、この選択は非常に簡単でもある。

 「自分のまわりではどちらを使っている人が多いか」だけで決めて良いのである。

 もし、操作がわからない場合、同じ種類のパソコンを使っている人がまわりにいれば、その人に聞くことが出来るが、まわりに誰も同じ種類のパソコンを使っている人がいない場合、自分で解決しなければならないのだ。これは、初心者の場合、非常にネックである。
 ちなみに、現在のパソコン市場シェアの9割はWindows機が占めている。

 要するに、どうしてもマックが欲しいという人以外は、Windows機を購入すべきなのである。

 次に考える点は、高性能を追求するのかという点だ。
もし、自分が高性能なものを所有していなければ気が済まない人だったら迷わず高性能タイプを選ぶべきである。逆に、性能はそこそこでいいという場合は平均的なモデルを購入すべきである。
 では、平均的なモデルとはどんなモデルかというと、これも簡単である。

 15万円から20万円のパソコンを購入すればよいのだ。

 この価格帯の製品はいつの時代でも常に平均モデルの価格帯なのである。
ちなみに高性能モデルは30万円、低価格モデルは10万円前後である。ここで注意しなければいけない点は、低価格モデルを選んではいけないという点である。なぜならば、パソコン業界の技術進歩は非常に速い。そのためどんな高性能モデルを購入しても半年後に必ず時代遅れになってしまうのである。逆に言えば、低価格モデルの場合は半年後には持っているのも恥ずかしいような化石のようなモデルになってしまうのである。

 次に考えなければいけない点は、ノートかデスクトップかという点だ。
自分の使用形態を考え、あるいはパソコン自体のデザインを考え、どちらかを選択することになる。
ただし、注意しなければいけない点は、ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて割高だという点である。これはひとえに、ノートパソコンの液晶ディスプレイの価格によるものだ。

 したがって、同じお金を出すならちょっとでも性能の良いものがいいと考える人は、デスクトップを購入すべきである。

 次に機能面であるが、これは自分が何をしたいかを基準に考えるしかない。
たとえば、ビデオ編集を行いたいのであればその機能を搭載しているものを、また、オリジナルCDを作成したいのであればCD-Rを搭載したものを選べばよいのである。
 逆に、特にこれといって目的がなく、とりあえずパソコンが欲しいという場合や、インターネットが出来ればいいというような場合は、どのパソコンを選んでもかまわない。強いて言うならば、好きなメーカーや好きなデザインのパソコンを選べばよいのである。

 このように選択していけば良いのであるが、それ以前に気になっているメーカーのパソコンがある場合はそちらを購入すべきである。VAIOが好きな人はVAIOを、iマックが好きな人はiマックを購入すべきである。
好きなパソコンを選ばない場合は、その後のパソコンライフで後悔する事になる場合が多いのだ。

 しかしながら、こういった選択肢もよくわからないという方もいることと思う。
そこで、KenSugiリサーチ的パソコン選択の結論として、現在のおすすめパソコンを紹介することで今回のリサーチを終了することとしよう。

    対象:初心者、とりあえずパソコンが欲しい人
    ソーテックPC STATION M260
             http://www.sotec.co.jp/

    対象:中級者以上、CD-Rが欲しい人
    GATEWAY 
Performance 700
            http://www.gw2k.co.jp/

    対象:ファッション性重視、ノートが欲しい人
    ソニーバイオノートSR
            http://www.vaio.sony.co.jp/

    対象:ビデオ編集、高機能モデルが欲しい人
    ソニーバイオR
            http://www.vaio.sony.co.jp/

    対象:上級者、とにかく最高の性能を求める人
    自分で作りましょう。

    対象:けんすぎ
    ソニーバイオMX


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