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K.S.R.C ResearchReport FileNo.200105

いろは歌に隠された秘密とは?


2001/11/10 報告
報告者:KS

 日本人なら誰もが知っている「いろは歌」。
実はこの歌にはある秘密が隠されているという。

 まず、いろは歌をご覧頂こう。

いろはにほへと
ちりぬるをわが
よだれそつねな
らんうじのおく
やまけふこへて
あさきゆめみし
えひもせす

 これは一般に以下のように言われている。

「色は匂えど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見し酔ひも
せず」

この意味は「色気というものもこの世の栄華もやがては例外無く枯れ行く全て物の儚き事よ」と言う意味である。

 ではこのいろは歌に、一体どんな秘密が隠されているというのであろうか。

 いろは歌は通常7文字ずつに区切られて記されている。7文字ずつに区切られたこのいろは歌に目を移していただきたい。
各行の最後の文字を縦に続けて読んでみていただこう。

「とがなくてしす」と読むことができる。
これは「咎無くて死す」と読め、つまり「罪が無くて死んだ」という意味に読める。

 次に、四隅の文字を左上、左下、右下という順番に読んでみよう。
なんと「いえす」=「イエズ」となるではないか。

 言うまでもなく、イエス・キリストはローマ軍に無実の罪をきせられてゴルゴダの丘で処刑されている。

 さらに今度は各行の先頭の文字を続けて読んでみよう。
「いちよらやあえ」となる。これは、ヘブライ後の「イーシ・エル・ヤーウェ」に似ている。
どういう意味かというと「ヤーウェ(神)の人」、すなわちイエス・キリストのことなのである。

 これらが、いろは歌に隠された秘密である。

 しかし、ここで疑問が残る。
一体誰が何の目的でいろは歌を書いたのかということである。

 いろは歌が最初に出てくる文献は1079年に書き写されたという仏教書「金光明最勝王経音義(こんこうみょうさいしょうおうきょうおんぎ)」である。
この巻頭に万葉がなで書かれているのだ。これが現存する最古の文献なのだが、作者に関しては一行も触れられていない。

 しかし、弘法大師こと空海が作者だという俗説が昔から伝えられてきているのだ。

 空海は、真言宗の開祖である。
804年、空海は最澄(さいちょう)らと一緒に遣唐船に乗り、留学僧として唐に渡った。サンスクリット語を学んだ後、青竜寺に入る。そこで密教第7祖の恵果(けいか)から密教の正当な継承者とみなされ、密教の全てを伝授されたという。

 空海が唐に滞在していた時、唐では「景教」が盛んであった。
景教とは、ネストリウス派キリスト教の中国での呼び名である。ネストリウス派の教えは、中近東やアラブ諸国で広がり、シルクロードを東に渡ってきた。6世紀から14世紀までのシルクロードの主要都市には必ずネストリウス派の教会があったほどだ。
 中国にはペルシャを通じて入ってきたのである。635年に唐の皇帝、太宗(たいそう)から正式な保護を得たネストリウス派キリスト教は、最初、弥施訶教(メシア教)と呼ばれていたが、後に「大いなる光」を意味する「景」の文字を付け「景教」と呼ばれるようになったのである。

 唐に留学中の空海が、そんな景教に興味を抱いたことは十分に考えられることだ。
帰国後、いたずら心を起こした空海が「いろは歌」にキリスト教のメッセージを暗号文にしてはめ込んだとしたとしても不思議ではない。

 どうやら、我々は空海のいたずらにまんまとしてやられたようである。


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